goo blog サービス終了のお知らせ 

心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

圓徳院編

2014年11月11日 | 名所めぐり(京都)

高台寺の拝観を終えてねねの道まで戻ると

直ぐ前に圓徳院があります。


圓徳院は、

「ねね」が19年間の余生を過ごした所で

今は、高台寺と圓徳院の間にねねの道が通っているので

それぞれ別の敷地に建てられているかのようですが、

元々は、高台寺と圓徳院は一つの敷地だったそうで、

職員の方がその広さ、何万坪だったか何万平米だったか

話してくれましたが、その数字が大き過ぎて

私には想像が全く出来ません。



圓徳院 唐門




圓徳院 方丈

方丈には、見事な襖絵と旗印と馬印が飾られていましたが、

職員の方が言うには、どちらも実際に使われていたものだそうです。

そして、いつものことながら写真撮影は禁止。




方丈の南庭

銀閣寺と同じで、この砂は月明かりを良く反射するようになっていて

当時は、その反射した月明かりで本を読んでいたそうです。




圓徳院 渡り廊下を通って北書院へ向かいます。




圓徳院 北書院の前の北庭

これも、ねねが当時見ていたままの庭だそうです。

高台寺の時雨亭と同じように

ここでもお茶を飲むことが出来、

お茶を飲みながら庭を見るのも乙なものですが、

私達は、お茶を飲まずに縁側に座って

のんびりと庭を眺めてすごすことに。



その昔、歴史上の人物の「ねね」が見ていたのと同じ庭を

私達が見ていると思うと何だか不思議な感じになります。

しかし、「ねね」が愛したこの庭を後世、

観光客が見るようになるとは「ねね」も夢にも思っていなかったのではないかと。

なんか、そっとしておいてあげて欲しい気持ちと

是非とも見せてもらいたいと言う気持ちが私の中で葛藤します。



のんびりとさせてもらった圓徳院を後にして、

次の目的地の花見小路通りへと

テクテクと歩いて向かう途中に

遅めの変な昼食をしたり、

美人でとても笑顔が素敵な女性に道を尋ねたりしながら

祇園、花見小路通りに見事に到着です。



以前、外国の方がアップした花見小路通の動画を見て以来、

一度は歩いてみたいと思っていた情景が目の前に。(白の車が邪魔だー。)




祇園、弥栄会館

舞妓さんによる京舞等、7つの伝統芸能を観賞できるようです。




有名な通りなので観光客が溢れて

原宿の竹下通りのような混雑をしているのではと心配していたのですが

写真のように良い塩梅加減の人通りでした。




この建物は、祇園の中でもっとも由緒あるお茶屋の一つの「一力亭」で

あの大石内蔵助が豪遊したとか、西郷隆盛、新撰組の近藤勇も

通っていたと言われています。


当然のことながら、このようなお茶屋は一見さんお断りで

どんなに経済的なゆとりがあることを証明したとしても

入れてもらえないんですよね。



壁の下に造られている京町屋特有の

確か犬・猫の尿から壁を守るためのもので

犬矢来と言われるものだったように思います。

名称については、うろ覚えなので確かではありません。




祇園 花見小路通りが醸し出す京情緒を身に溶け込ませるように

ゆっくりとゆっくりと歩きました。

花見小路は、かなりゆっくりと歩いても直ぐに歩き終えてしまう一キロ程度のものです。



夜になると柔らかな明かりの中で本物の芸妓さんや舞妓さんが行き交う

昼間とはまた違った情緒を味わえるようになるのだと思います。



私達が歩いてきたのは、向こう側からで

その向こう側には、風神雷神の建仁寺があり、

花見小路通りは、その建仁寺に伸びる参道であるかのようです。

今回は時間の都合で建仁寺拝観は、又の機会の楽しみということに。



そして、次の目的地、白川南通りに向かいます。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン