
「鰯の頭も信心から」は、
何であろうと自分が尊いと思えば尊いものと化すということですが、
これは、ポディティブ・シンキングのことではなくて、
物事をかたくなに信じる人を揶揄した言葉ですが、
それはさておいて、まあ、現状は何も変わらないけれども、
想いが、現状を決めると言うことですね。

「為せば成る。為さねば成らぬ
何事も成らぬは人の為さぬなりけり。」は、
行動を起こしても何かを成し遂げれるとは限らないけれども、
行動を起こさない限り、何かを成し遂げることはない。
まあ、これは現状を変えるためには、
変えるための行動を起こさなくてはならない。
と言うような意味のことで、より現実路線です。

「一念岩をも通す」は、
とんでもなく強い想いがあれば、奇跡と思えるようなことを起こすことがある。
と言うような意味で、これは、最初から無理だと思うなと、
もしかすると、ひょっとすると、まれに、とんでもないことが、
自分にだって起きることがあると、
夢を持たせてくれたり、その気にさせてくれる言葉です。
本当は、それをしたいのに、尚且つ、実は、その能力があるにも関わらず、
無理だと決めつけて何もしないのはどうかと思いますが、
本当に無理なものは無理であって、ならんものはならんのですね。
まあ、転んでも何かを拾って立ち上がって来ることは出来ますが。。。
誰かの言葉や高尚な文句に踊らされて、
無理だと思うものにチャレンジするよりも、
もしかすると、自分にも出来そうな気がすることにチャレンジした方が、
成功する確率は上がるように思います。
成功者に共通しているところは、
もちろん行動を起こしたし、強い信念も持っていたと思われますが、
それ以上に、それが自分には出来るというような、
理屈を超えた感覚を持っていたことが重要で、
これは能力に長けていたということ以上に、ダウジングの如く、
自分が、その感覚が持てる何かを発見した人ではないかと考えています。
現実逃避する前に、そうしたくもないことを始める前に、
奇跡にすがる前に、少しアンテナを張り巡らせてみても良いかもしれません。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計