KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夜更けの地震

2021年10月08日 | 料理
天気 晴 
今朝の空は、すっかり秋だった。寒露だという・・が、昼間はまた気温が上がってしまった。秋は遠い。

昨夜の話。そろそろ寝ようか、着替え終わってもう少しyou tubeでも見てから、とベッドに座ってスマホを手にしたら、警報が鳴った。と同時に揺れがきた。結構強いので、仏壇の色々が落ちるのでは、と心配しながら毛布を被って揺れの終わるのを待った。揺れ始めの強さ以上の揺れは来なかったので、震源地は近いな、と思ったらやはり房総半島の付け根のあたりだった
箪笥の上の仏壇の位牌も花瓶も落ちなかったので、震度4弱くらいかな・・と思ったが、ここの建物は頑丈なのでどうかな、とも。テレビを付けると最大震度5強、とあった。震源に近いところに住む姪は大丈夫だったかな・・と思ったが、ここより頑丈な集合住宅の2階なので心配ないだろう。

あまりにも静かなので、廊下を覗いてみる。どの部屋も静まりかえっているようだった。ついさっき廊下に足音のした夜勤の介護士さんの姿ももうないし、皆さん何と冷静なこと。多分殆どの人は寝ていたと思うので、私だったら、睡眠中の地震はとても怖い。寝ぼけてベッドから転がり落ちるかもしれない。真夜中でなくて良かった~
都心は震度5強で、このあたりは震度5弱というテレビの報道。体感的には多分震度4くらいだったろう。東日本のときを考えれば短時間だったし・・と思いつつ、余震もなくてぐっすり眠れた。でも、数日間はまだ同じくらいのものが起きるかも・・と。
東日本のときは本震のあともあちこちで地震が続いて、毎日揺れていたように思う。

子供の頃から地震多発地帯に住んできたのに、地震にはどうしても慣れることがない。でも、東日本大震災以後は、少しは冷静に揺れを「分析」出来るようになった。
ちなみに夫は、震度3弱くらいの地震は、気づかずに眠っていた。朝になってニュースを見て「昨夜地震があったのか」
今朝確認したら、仏壇の夫の位牌だけ少し斜めにずれていた。
都心に近い震源地だったので電車が止まったり、色々と大変だったようだ。10年経つと、大震災の記憶もだんだん薄れてしまう。それこそ「いつでも何処でも震災の覚悟」は必要だ。もっとも、何処へも行かない私には必要ない。

目の保養に、白いホトトギスとヨメナの花(通称野菊)



繊月や遠富士の影暮れ残り  KUMI 

コメント (2)
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