KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

嗅覚が良いばかりに・・悩む

2021年04月02日 | 料理
天気 曇がち
 
桜が散り始めると街にツツジの咲くのは当たり前のこと。でも、今年は3月からちらほらツツジを見かけている。今日、ちょっと外へ出る用があり通った市の施設の前で。
こちらは、一年中咲いているような感じのする、アプチロン?

 
さて、ここに住んで、嗅覚が良いことに悩まされて、どうにも解決方法のないことがある。嗅覚、というと「嗅ぐ」ものの中には良い匂いもあるから、「臭覚」といった方がいいかもしれない。とにかく、私はイヤな臭いにはとっても敏感で、ガス漏れや火事の発見などには役立つかもしれないが、普段はその敏感さが邪魔になる。
悩みの元は、高齢男性の発するニオイでございます。
高齢者の施設に入ってそれに悩まされるのは仕方ないでしょ、と言えばそれまで。でも、敏感な私は、ニオイの持ち主の二人の姿がなくても「さっきまでここに居た」ということまではっきり解ってしまう。一人は同じ階の人。ニオイは中程度。もう一人は別の階の人。ニオイは強、に属する。ちょっと強烈なので、彼がエレベーターに乗ったあとすぐには乗りたくない。でも途中で乗り込んできたら・・息を止める。
 
実は、夫も還暦過ぎくらいから少し気になるようになっていた。その夫が、同じ階に住むWさんの強烈なニオイを嫌い「一緒にエレベーターに乗りたくない」などと言っていた。「奥さんに何か言われないのかねえ」とも。なので
「あなたもちょっと気になるのよ」とは言いそびれた。何しろ人にどう思われるかを凄く気にする性格だったから。そんなことを言おうものなら、引きこもり老人になりかねなかった。
プールで肌荒れして困る、と言うので「臭いを消せる」という高価な石鹸を買って「肌荒れが治るわよ」と言い使わせていた。そのおかげか「微弱」で終わっていた。
夫にすら言えなかったこと。ましてや、他人様になぞ言えません。
同じ階のそのジイサマは90歳近いがとっても元気。運動不足解消、と言い、外出しない日には散歩代わりに廊下を行ったり来たり。部屋と廊下との間はスライド式のドアになっていて、ドアの下部に指1本くらいの隙間がある。何度も往復すると、その隙間から、ジイサマのニオイが部屋へ入ってくる。あ、今外を歩いているな、と解るのだ。
マスクしていても、さっきまでラウンジに居たのが解る。仕方ないから少し窓を開けて換気して・・

とにかく、何で嗅覚、いや、臭覚ばかり優れているのだろう。
というのが、私の悩みのひとつ。

 休業と貼られし蕎麦屋花曇  KUMI 
コメント (4)
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