
天気 晴のち曇
一昨日、通院の車から見た満開の桜が今年の唯一の花見・・情けないけれど、毎日部屋からは街の桜が遠くに数本見えているので、ま、いいか。
中断しているがん治療の免疫療法を再開するかどうか・・の検査。検査の詳細については、省略します。
がんと心不全については、前回と変わらず。治療再開になったらどうしよう・・とかなり悩んでいたのでほっとした。今の体力では点滴治療の副作用はとてもきつい。さて、問題はナトリウムの異常値だ。もしかしたら、動悸息切れや体調悪化は、心不全が悪くなったのではなく、ナトリウム不足の影響もありそう・・というドクターの話。異常値が前回よりも悪化しているのだそう。
「塩分余計めに摂るようように」と去年の秋から言われていて、でも異常値が小さいので梅干しを少し増やしていた。そのくらいで解決するかと思ったのだ。とにかく老人施設の食事は減塩食なので、自分で意識して塩分のあるものを足さねばならない。が、私の頭の中は「塩分は摂り過ぎないように」という20年前からの内科医の口癖が染みついている。
私は、更年期障害のあとに父親似の高血圧となってしまった。10年前には心臓もぶっ壊れた。だから内科受診のたびに言われる「減塩減塩」ということばに「洗脳」されていた。自分で作るものも、結構塩分は控えていたので、来客の中には料理に醤油をぶっかける人も居たくらいで。夫は、健康診断でいわゆる「成人病」の再検査、は一度もなかった。亡くなる原因となった胃腸関連だけは引っかかっていたけれど。
という暮らしが、ひっくりかえったような「増塩」の話。今まで、ナトリウム不足に関連する病気について、あまり考えたことはなかった。心臓の薬の副作用でナトリウム不足になることがある、とは聞いていた。利尿作用の強い薬を一年ほど飲み、辟易としたので、それは半年前に他の薬に変えてもらった。
他の、ナトリウム関連の病気に関する検査数値はとくに異常がない、という。
ということは、減塩「洗脳」で私自身が過剰減塩過ぎる?煮汁とかは絶対飲まない主義だし・・漬物はここではほぼメニューにないし、塩せんべいなんて、もう何年も食べていないし。
塩分=敵、という思いが染みつきすぎていたようだ。
という苦労をしております。梅干しも飽きてきて、ご飯や味噌汁に塩振りかけております。塩せんべいは、折角の自前の歯に悪そうで・・遠慮。

一昨日は、膠原病の外来もあった。検査データは同じものをつかうので、科が重複しても別に検査しなくて済むのがありがたい。
急激に悪化することはない私の膠原病、でも、血流の悪さからの末端(指)のレイノー現象は、毎冬ごとに症状は悪くなるので、対処方法を考えておかねば・・とドクター。呼吸器科の診察前だったので
「私、今度の冬まで生きていられるとは思えませんけど」と言ってしまった。
毎日、何かの症状と闘うのに疲れている・・でも、ドクターはそれに余計なことは言わなかった。少なくとも、膠原病は緩やかな進行なので次の冬までは持ちそうな・・ということかも。
心臓が持ちそうなら、まだまだ生きられるのかあ。同行のあーちゃんをびっくりさせたかもしれないけれど、まだまだ頑張るよ。
飛花しきり今年も母の忌の過ぎて KUMI
書かれている記事をしっかり読ませていただきましたが、「塩分余計めに摂るようように」ってあるのですね。
私は血液検査をするたびに「塩分を控えめに」と言われて、減塩食は物足りないといつも思って来たところでした。食生活って本当に難しいものなんですね。
>心臓が持ちそうなら、まだまだ生きられるのかあ。同行のあーちゃんをびっくりさせたかもしれないけれど、まだまだ頑張るよ。
それは良かったです。
KUMIさんのブログを拝見しているかぎり元気そのものとしか思えませんけど・・・。
呉々もご自愛下さいますよう心から思っています。
有難うございました。
私も同じことを言われ続けていた訳で。
自分で作る食事なら塩分増やすのは楽なkと、
でも元々減塩している料理に塩をプラス、は結構面倒です。
塩ふりかけています、本物のふりかけなども、最近は「減塩」が多くて(苦)
桜は八重桜の時期がこれからですね。
花にこだわりがなければ、桜は日本ではイヤでも目に入ります。
毎年、今年が最後かも・・と思いながらまだ生きている、という感じで。
こんなに病気のの数と故障だらけの体でも、人間は生きていられる・・と自分でもびっくり。