季節も暖かくなり毎年恒例のお花見の時期になりました。○○組合では□月▽日にお花見を致します。最近は女性の参加が少なくなっておりますので積極的に参加されますようお願いいたします。また会費制に致しますので・・・・・(中略)・・・尚出席されない方は出不足金1,000円徴収します。んっ?出不足金って何よ!?。
この話は勤め先で今話題になっている。数年前とか過去の話ではなく今年3月(まさに今月)の回覧板情報である。
そもそも出不足金とは共同作業等が有る場合に都合上どうしても参加できない人が払う”ごめんさない料”みたいなモノ。しかしお花見は娯楽であって花を楽しむ人、花より団子の人、そうでない人と自由参加であっていい筈。それなのに出不足金徴収と言うのは・・・・お花見って共同作業なの?。ここは中国やロシアなどの共産主義地域なのだろうか????。
また女性の参加が少なくなっており積極的に参加をお願いしますなどと謳って置きながら出不足金徴収と言うのは強制参加を促しているのと同じである。
これは毎年の事らしいがこの様な形でなぜ継続されて来たのか?。察するに戦後貧しい時代は娯楽が無い為、花見などを隣組で企画し楽しんでいた。しかし時代も変わり昨今はレジャーも多様化しているし楽しみ方も人それぞれ、家族それぞれ。特に春先は花粉症などの疾患を抱えて居る人もおり外に出るのは控えた方が良い人も居る。現在なら娯楽の選択権は各個人が判断すれば良いと思うし隣組に強制される必要はないと思う。
宴会をしたい側の人々からすると「参加者が少ないから毎年会費が値上がりしている。だから少しでも多くの参加を・・・」要は少しでも頭数増やして会費を薄めたいと思われる。
すなわち「参加する人の立場」ではなく「呑みたい人の立場」を最優先し酔っ払いの思考に強制的に合わせろ!と言う解釈ができるのである。付け加えて言うなら「女性参加者はお給仕の手伝いをしろ!」と見えない文章で訴えているようなものだ。
再三繰り返すがココで問題なのはレクレーションなのに出不足金徴収の意思表示をしている事だ。もちろん自治会組織の作業(地域の清掃等)などで出不足金徴収するなら理解できる。しかしこれでは「呑みたいだけの酔っ払い爺」の言いなりで組合組織を動かしているという事を露呈したようなものである。
こんな事をしているから若者が都市部に出たまま戻って来ない。よって老人だけが残る。老人ルールでこの様な理不尽な娯楽ルールを作ってしまう。そして若者が出て行く・・・悪循環の繰り返し。
その裏腹で「少子高齢化を無くす為に地域一丸で努力します」って聞いて呆れるよ。いい加減KYな事やめろよ爺!。そんなに強制召集宴会したければさっさと棺桶入ってあの世でやってくれwww。
最後にこの話で職場のパートさん数人がエキサイトしてしまい仕事が滞り気味です。地域が理不尽なルール作ると小さいですが企業活動にも影響出ます。管理する側としては困りますのでこういう老人ルールで地域を狂わせるのは止めて頂きたいものです。