CM明け、トーク
ゲスト:島倉千代子
ひばり&鶴田の想い出を語るお千代さん。
映画で酔っ払って鶴田に介抱されるシーンを思い出してニンマリする千代子。
他はひばり誕生会に呼ばれた時に、色紙を持っていってサインをしてもらった話など。
VTR
鶴田浩二「悲しい酒」(50年6月4日放送・心で歌う50年)
美空ひばり「日陰者」(50年6月4日放送・心で歌う50年)
鶴田浩二「赤と黒のブルース」(50年6月4日放送・心で歌う50年)
美空ひばり「あの丘越えて」(50年6月4日放送・心で歌う50年)
「悲しい酒」「日陰者」それぞれ、台詞は鶴田・ひばり本人が担当。
ナレーションは高橋圭三。
CM明け、いきなりお嬢。
VTR
美空ひばり「川の流れのように」(平成元年1月15日放送「演歌の花道」)
CM明け、トーク。
ゲスト:岡本敦郎、菅原都々子
当時の思い出を語る。
菅原は「月がとっても青いから」の秘話を披露。
父(陸奥明)がエレジー(悲歌)モノが多いので、陰気臭い娘に思われるのは心外だと思ったらしく、友人・清水みのるに頼んだそうである。
清水は「ツヅちゃんの顔なら子供の頃から良く知ってるから、すぐできる」と快諾。
最初は「遠回りして帰ろう」というタイトルだったそうだ。
トップ「遠回りして帰ろうって何か悪いことしたみたいだな」
VTR
岡本敦郎「白い花の咲く頃」(49年2月17日放送・なつかしの歌声)
織井茂子「君の名は」(48年2月24日放送・なつかしの歌声)
菅原都々子「月がとっても青いから」(47年10月22日放送・なつかしの歌声)
織井さん、怖い(笑)
菅原センセ、可愛い(-^〇^-)
歌謡界の元祖アイドルとしてこれからも頑張って欲しいんですけど・・・。
CM明け、トーク。
ゲスト:大津美子、三浦洸一、青木光一
昭和32年時の思い出。
ゴルフブーム元年ということで盛り上げる男性陣。
青木「(トップに)ステテコ履いて(ゴルフ場に)行ってたでしょ」
他にもよろめきブームがあった年があったそうである。
VTR
三浦洸一「踊子」(47年10月29日放送・なつかしの歌声)
若山彰「喜びも悲しみも幾年月」(49年1月13日放送・なつかしの歌声)
青木光一「柿の木坂の家」(48年3月17日放送・なつかしの歌声)
若山は追悼の意味もある(98年12月没、71歳)。
青木の映像ではみんな「若い、若い」と盛り上がる。
・・・大して変わってないんですけどねf(^_^;
CM明け、いよいよラスト曲。
VTR
大津美子「ここに幸あり」(昭和49年1月13日放送「なつかしの歌声」)
やっぱり当時を良く知るコロムビア・トップ師匠がいると場が盛り上がるし、話にも幅が出ます。
ゲストも最低限に絞ってある分、トークもブツギリになり過ぎない。
旅コーナーのような無駄な部分が無い。
…選曲はオーソドックスでしたが、しっかり作ってあるように思います。
まだ7年前はこういう番組が出来たのかと思うと何だか複雑な心境です。
もう少し早くこの番組の存在を知ることが出来れば、そう思えてなりません。
しかし、今の酷い状態を見ると少しでも間に合ってよかったとも…。
この99年・夏放送の「昭和歌謡大全集」が我が家最古の「昭和歌謡~」であります。
今回改めて見直してみて感じるのは、もう7年も前なのかということ。
出演者も若い、CMも懐かしいものだらけ…。
そんな私の思いを多々に交えながら、ご紹介したいと思います。
OP
玉置さん、顔にツヤがあります。しゃべりによどみがありません。
昭和九年会だから、当時65歳。どおりでまだ若いはずです。
チータも今よりは声がすれてません。
玉置「さあそれじゃあ懐かしの歌声の名調子で幕を開けたいです」
トップ「老いたる者には過ぎにし青春の郷愁を、若人には呼べど逝にて再び帰り来たらぬ古の幻を、さらば参りましょう昭和歌謡大全集」
「なつかしの歌声」に触れてる(驚)
今とは段違いの濃さ…。
VTR
岡晴夫「憧れのハワイ航路」(44年9月30日放送・なつかしの歌声)
何と驚愕のフルコーラス!
1コーラス続出の現在では100%考えられません。
7年前、この曲を聴いて、えらく感動したのを思い出します。
病気でやつれて、別人のように衰えてるオカッパルですが、声は出てるんですよね。
声質はまるで変わってますが…
CM明け、司会者3人のトーク。
「昭和は63年間。前半・後半に分けるとするとチータが生まれた年(20年)に線引きするのが一番しっくりくると思う」と玉置。
さらに、今回は戦後に絞って、2時間…としないと収まりきらないと、今回は戦後がメインの特集であることを示唆。
VTR
並木路子「リンゴの唄」(47年大晦日放送・年忘れ大行進)
田端義夫「かえり船」(48年1月27日放送・なつかしの歌声)
菊池章子「星の流れに」(45年大晦日放送・年忘れ大行進)
まさに戦後流行歌の王道中の王道と言える3曲。
「かえり船」ではトップが復員時の想い出を語ってます。これが泣かせます。
CM明け、トーク。
ゲスト:田端義夫、二葉あき子、菊池章子、並木路子
この年、二葉あき子65周年・並木路子叙勲であったそうです。
VTRを見ての感想。
並木「自分で言うのも何なんですが…あんなに可愛かったかなあって(笑)」
菊池「良い声だなァって(笑)」
VTR
二葉あき子「さよならルンバ」(45年10月13日放送・なつかしの歌声)
近江俊郎「湯の町エレジー」(49年大晦日放送・年忘れ大行進)
二葉あき子のVTR紹介では、11月18日には記念リサイタルが催されると紹介。
この頃はまだまだ現役であったんですね…。
CM明け、幼少時に聴いた歌は忘れられないというチータのMC
VTR
伊藤久男「イヨマンテの夜」(48年10月14日放送・なつかしの歌声)
市丸「三味線ブギウギ」(45年大晦日放送・年忘れ大行進)
林伊佐緒「ダンスパーティーの夜」(45年10月6日放送・なつかしの歌声)
このVTRの「イヨマンテ~」が私の手持ちの映像の中では一番好み。
伊藤久男の♪ア~ホ~ヤイヤ~ という声が一番良く出てる。
市丸姐さん、これ以降VTRが「昭和歌謡~」で流れていません(泣)。
とにかく粋な姐さん、素晴らしい。若々しいです(^▽^)
林はキャバレーのセットでの歌唱。下には東海林太郎や渡辺はま子が。
CM明け
13回忌ということで、昭和62年没のスタァ:石原裕次郎・鶴田浩二を偲ぶコーナーを設けてあると紹介。
しばし、当時の日活映画の話をした後、裕次郎特集へ。
VTR
石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」(32年・日活映画「嵐を呼ぶ男」)
石原裕次郎「夜霧よ今夜も有難う」(42年・日活映画「夜霧よ今夜も有難う」)
勝新太郎「夜霧よ今夜も有難う」(63年7月19日放送・にっぽんの歌)
勝新太郎「港町・涙町・別れ町」(63年7月19日放送・にっぽんの歌)
勝新太郎は世良譲カルテットの演奏での歌唱。
美声です、さすがは長唄の芸人の息子だけあります。
CM明け
「古賀メロディーは今の歌謡曲の素となっている」とトップのMC
VTR
藤山一郎「影を慕いて」(57年11月15日放送・にっぽんの歌)
田谷力三「恋はやさし野辺の花よ」(48年1月6日放送・なつかしの歌声)
藤山のVTRでは木村義夫がギター担当。
田谷力三は年齢を感じさせない若々しさ(当時73歳)!
トーク
ゲスト:塩まさる・島倉千代子
東海林太郎生誕百年ということ東海林太郎にまつわるトーク。
塩まさるはこの年(99年)の「夏祭りにっぽんの歌」で「名月赤城山」を歌った話が。
塩さんクラスもこの頃はまだテレビで歌ってたのね(泣)
島倉千代子は東海林太郎にファンレターを送った話。
東海林・島倉の映像は、デュエットなのに目線があってないと玉置がツッコム。
参考
VTR
東海林太郎・島倉千代子「すみだ川」(46年7月22日放送・なつかしの歌声)
塩まさる「九段の母」(46年大晦日放送・年忘れ大行進)
トーク
ゲスト:塩まさる
トップ中心による映画主題歌の思い出。
トップは戦前、塩まさるの実演を客席で見てるそうだ。
VTR
霧島昇「旅の夜風」(48年2月17日放送・なつかしの歌声)
小畑実「湯島の白梅」(47年8月26年放送・なつかしの歌声)
灰田勝彦「新雪」(48年2月24日放送・なつかしの歌声)
霧島のナレーション、トップ思いっきり噛んでます(笑)
トーク
ゲスト:塩まさる
追悼・水島道太郎(99年3月23日没、87歳)。
俳優引退後も、歌い手としてチョクチョク「年忘れ~」「夏祭り~」に出演していたそうであるが、私は当然見たことがありません(泣)
…申し訳ない、といいますかまったく知りませんこの方m(_ _)m
最期のステージが、塩まさるとだったそうである。
塩「またあの人の時代を作ろうとせっかやったのに・・・本当に惜しい」
…塩さん、ホントにアナタは心身共にお元気でしたのね、この頃は。
VTR
水島道太郎、ディック・ミネ「夜霧のブルース」
(61年大晦日放送・年忘れにっぽんの歌)
「夜霧の~」は、水島主演「地獄の顔」主題歌。
ミネはそれ以来亡くなるまで親交があったそうである。
椅子に座ってるのはミネの足が悪くなっているためと思われる。