はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

ライブドア強制捜査・雑感

2006年01月21日 | 経済
ホリエモンの存在をどう評価するのか。
メディアは国内と海外では大きく分かれています。
FTなどはホリエモンを好評化。自由主義経済の国々は日本人としては珍しいと見ています。
一方の日本は徹底的に叩く、叩く。どうしても勧善懲悪が好きな傾向があり、正義はメディアで悪はホリエモンです。
ここで書きたいのは善し悪しの結論ではなく、そういう存在もあるのだということを社会が受け入れることの大切さです。
もちろん法というルールを超えてしまったらペナルティーを受けます。今回は株式市場、要は株主(圧倒的にネットトレーダー)にツケが回ってしまったことで、いろいろな感情が渦巻いてしまっています。
しかし個人主義・自由主義のルールから見れば、株の売買をするのですから自己責任です。ホリエモンだけの存在で株を買っていく危険は常につきまとっていたはずです。
良くも悪くもカリスマ性を持った人の意見に乗りたがる「勝ち馬」探しはもうそろそろ卒業したいところです。
残念ながら民主党は、この問題も政局に利用しようとしています。そんなことより市場経済の怖さ、そして何かあっても個々の人たちが責任をとれる精神を教育していける施策を考えていくことが大切です。

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懐かしい一言。「よくぞ痛みに耐えてがんばった。感動した!」

2006年01月21日 | 政治
小泉チルドレンに拍手“指南書”、指示通り起立は数人 (読売新聞) - goo ニュース
誰が企画立案したのでしょうか、曲がりなりにも代議士です。
言われたからと簡単に実行に移す訳がありません。
立ち上がった一人に「やる気、元気、井脇」がいましたが、これはご愛敬。
今回の任期で精一杯の一人ですから。“夢よいつまでも”という感じで、二階さんの指示があればどこまでも突き進むでしょう。
こうした記事が出ることで、小泉首相への攻め口を与野党問わず提供するのがマスコミの現状。
まぁコメントするのは古参自民党議員や亀ちゃんたちでしょう。
ワイドショーの切り取り映像にはぴったりです。
しかしもう5年も首相をしてきているのに、秘書官たちがまだこうしたミスを犯すことの方がよっぽど幼稚な子供。まさにチルドレンです。

演説の内容に関しては、及第点を差し上げていいのではないでしょうか。
最後の通常国会です。感慨深いものがあって当然です。

ふと思い出したのが、大相撲でけがを押して優勝した貴乃花へのコメント。
「よくぞ痛みに耐えてがんばった。感動した!」
そうとう痛めつけられたこともあったでしょう。
就任直後は小泉ブームの風がありましたが、その後は首根っこを押さえつけながらの厳しい時期もありました。
郵政民営化を突破口に、ここまで不動の地位を築きあげてしまうとは、誰も予想できませんでした。
そっくりこの言葉を誰かに言ってあげてもらいたいと思いました。
誰に言ってもらうと一番絵になりますか。
ちなみに個人的には、退任後初のサンプロ出演で「田原総一郎」が言ったくれると予想してます。
みなさんはどう考えます。

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