あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

銭湯に木彫りの仏様 国立市・鳩の湯(番外編)

2017-06-17 | 銭湯お遍路
銭湯お遍路番外編

国立市唯一の銭湯「鳩の湯」の塀から顔を出す、
木彫りの仏様があるという情報に見に行ってきました

かつては国立市内に7件ほどあった銭湯も次々と廃業。
今は鳩の湯1軒のみ。
銭湯お遍路を始めた頃は2軒あり入湯していました。
その頃あった煙突も老朽化でヒビが入り解体されていました。

鳩の湯には1950年代の創業時から立っている木があり、
オーナーから木が朽ち始めているので、
除去したいと考えているということを、
近くに住む彫刻家が聞き、
それなら、生きている木を彫らせてほしいと願い出られたそうです。

そこで今年2月から足場を組み作業が始まり、
如来像をベースに彫り進めてきたそうです。
そして5月下旬にほぼ完成したと思えるまでに。
そのことが5/31の新聞に載り興味がわき見に行ってきた次第。

仏様のお顔は穏やかそうにほほ笑み、
出入りするお客様を優しげに見守っているようだと。
そして今はなくなった煙突の変わりに、
新たなシンボルになりいつまでも、
親しまれる銭湯であり続けてほしいと、
製作者は願っておられるそうです。
内容は新聞記事より一部引用させていただきました。

銭湯が老朽化や後継者がいないなどにより、
どんどん少なくなっていく事はさびしい事です。
日本の文化のひとつでもある銭湯、
今は外国人が銭湯に興味を持ち、
観光のスケジュールに組まれていることも多いそうです。
広い湯船から富士山などの背景画を楽しみ、
ゆっくりと疲れた体を癒す銭湯はいいものです。

キリの木に彫られた仏様

塀の中からにょっきりと顔を出す

UPしてみました

鳩の湯