あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

滝乃川学園見学・天使のピアノ

2016-04-15 | 散策
矢川緑地から矢川の流れ、おんだしを経て滝乃川学園を見学してきました。

「滝乃川学園は、1891(明治24)年、石井亮一によって創立された、
日本最初の知的障害児のための教育・福祉施設です。
現在、幼児から高齢者まで各ライフステージにわたり、
要覧各部に掲げているサービスを提供しています。
これらの活動の根底には、
知的障害児・者福祉に先駆的に取り組んだ創立者の精神が連綿と受け継がれています。」
滝乃川学園要覧より転載させていただきました。

始めに学園の創立からのビデオをみて、
滝乃川学園の方のガイドにより学園の文化財、
石井享一・筆子記念館~聖三一礼拝堂の見学をしました。
礼拝堂では天使のピアノがあり、
美智子皇后が3回も訪れお弾きになられたそうです。

矢川駅から近い静かな森の中に佇む滝乃川学園の存在を今回のツアーで、
学園創立者石井亮一のキリスト教主義に基づき、
知的障害児・者教育の福祉の父と仰がれて、
生涯を知的障害児の教育実践にささげられたことを知り感銘しました。

石井亮一・筆子記念館

礼拝堂



ステンドグラス

天使のピアノ
2003年 国立市登録文化財指定 日本最古級のもの
ピアノの正面中央に、ガラスに焼き付けられた2人の
小さな幼子を抱いた天使がはめ込まれていることから、
「天使のピアノ」と呼ばれ、
現在も礼拝・コンサートなどに活躍中です。
美智子皇后は3回訪れお弾きになられたそうです。



ピアノの説明

森の中で鐘が鳴ります