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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

福島原発もワルダのワイファイもネズミには弱い

2013年03月21日 | Weblog
福島原発の廃炉までの間の燃料冷却用電源が故障して冷却が止まったのは、ネズミによると思われるという。
ここ、ワルダの大学ワイファイはしばしば、ケーブルがネズミ喰われて、ネットが出来なくなる。それが、やはりインドのことだと思っていたら、原発燃料冷却用電源もネズミによって壊れることが分かり、可笑しかった。
しかし、ワイファイが故障するのは、ネットが出来ないだけだが、原発燃料冷却用電源が切れたら、いまだに空中と海に放射能を垂れ流しているだけでなく、原発の爆発にいたる、多くの日本人の命に関わる。
原発はまだ安定にもいたらない。
福島に残って子供を産む女性に奨励金を出しているというが、これなど、被爆を奨励している話だ。

TPP 交渉に熟慮の上参加表明の安倍首相のインチキ

2013年03月20日 | Weblog
TPPという貿易交渉に、日本も参加すると、米国参りのお土産で、安倍首相が表明し、日経新聞が、ネットニュースでこれによって、日本の経済が良くなると煽っている。
ところが、米国の市民団体が、これは、「世界の1%の銀行と企業が、参加国の政府を支配下に置いて、国民を搾取する法案」であると、米国が進める秘密裏の交渉を公表するように迫った。以下にその団体の主張を見られるサイトを載せます。
米国市民団体パブリック・シチズン

明日からいよいよ最後の試験

2013年03月19日 | Weblog
昨日、引っ越しの準備を始めたが、荷物が増えていて、本などで大きな段ボール箱2個とミカン箱大のが三個たちまち一杯になった。その他に衣服などがあるから、宅急便で送るだけで相当な費用かもしれない。今日からディプロマなどの試験が始まるので、空いている時間に、今日か明日、宅急便屋を呼んで、料金を聞いてみる。2年前に荷物は着の身着のまま程度であったが、生活するとこうなるものなのだ。
昨日、ディプロマの受験者の登録がまだ出来ていないと、試験課から言われ、語学部の事務所に急かせたが、勤務時間終了になっても出来ていない。私は、試験問題を2月初めに渡し、試験日を明日にすることも、2月に申し込んでいたのだ。急に始めた訳でないが、ここの仕事ぶりは、なぜ遅れるのか理解できない。

ビール・パール・シン教授に別れの晩餐に招ばれる

2013年03月18日 | Weblog
昨日、ビール・パール・シン教授が来て、瀬戸内寂聴『風景』の『デスマスク』ヒンディー語訳の校正を一緒にした。全ページの半分近くまで進められた。
彼が、今後のことを聞くので、正直に、IIITDM-JABALPURに行くことを話した。まだ、正式に決まった訳ではなく、一応、客員教授で、給与は6万ルピーとの学長からの申し出であるが、先ずその契約をしに行かなければならないことを話した。
ビール・パール・シン教授によるとジャバルプルは、ここよりも緑が多いし、高原で、ここほどには暑くないという。
夜、予定がなければ、食事を一緒にしたいというので、希望は、鶏肉であると言い、20時に彼の家に行き、鶏肉の手料理をご馳走になった。私は、家族より1時間ほど先に行って、瀬戸内寂聴『風景』の『デスマスク』ヒンディー語訳の校正を2ページほどした。あと、10数ページである。
食事は、バスマティー米のチキンカレーにローティーを美味しくいただいた。食後にハルワーと赤かぶのデザートが出た。トマト・スープが特ににうまかった。
彼には、日本のお菓子と扇子を上げた。

学生より、職員優先のこの大学の仕組み

2013年03月17日 | Weblog
先日、ここのワイファイが不通になったとき、タイからの修士課程の留学生、キティポーンさんが、「ここは繋がりが良いです」と言って、わざわざ自分の部屋からかなり離れた部屋の窓口に立って、パソコンを操っていた。その部屋の窓の外には、ワイファイの大きなアンテナが立っている。その部屋の住人は、学生ではない。この大学の庶務課の部長である。学生より、職員優先のこの大学の仕組みを良く表している。
ちなみに、この庶務課の部長は、先日、バイクの職員を轢き殺したバスの運行を管理し、食堂やこの宿舎を管理している。初めて来た頃、この庶務課部長に何を頼んでも、後回しにされたので、ラーイ学長に「困ったことはこの庶務課の部長になんでも頼めば何でも解決してくれると紹介された時、「いや、学長の要望は満たすかもしれないが、この人は、私にとっては、役立たずで、信頼できない』とその面前で話した人だ。この庶務課部長は、博士号をもっていて、ここの掃除人達は、彼が近づいただけで、立ち上がり、直立不動の姿勢になり、ハイ、ドクターと呼びかける。要するに学長の言うことは直ぐ聞くが、下々には、威張っているだけの、良くありがちな人物なのだ。であるから、私は、学長にもここの仕組みを変えなければならない、と言い、部長達に、私が入ってもいいから、仕組みを変える会議を開こうとと何度も言って来たが、食堂の冷蔵庫が大爆発して火事になったり、白人留学生が大勢来て乗っていたバスが、運行ミスで人を轢き殺したりしてしまっては、もう何をか言わんやである。こんな危ないところは、あと1週間の我慢でおさらばだからである。

インディカ米とジャポニカ米

2013年03月16日 | Weblog
昨日、雷雨の中、学バスでバーザールに行った。一つには、米が足りなくなったので、あと十日分、三キロを90ルピー(約160円)で買うのと、これまで撮った写真をそれぞれの人に上げるため、伸ばすのとである。前回伸ばしたときは、1枚5ルピーだったが、倍の10ルピー(約17円)に値上がりしていた。理由は、ディジタルの紙に変わったからだと言う。
米は、弘前大学の留学生Eさんが先日、デリーに行って来たとき、お土産にアルナーチャル産の粘りのある米を5キロ貰っていたが、学生に貰っては悪いので、運び賃も含め、500ルピー渡した。それもなくなった。ジャポニカ米のように粘りがあるのは良いが、炊飯器にべっとりと付いて、かなり捨てることになる。それと、この粘りのある米は、腹がもたれる。インディカ米は、ぱらついていて、腹がもたれない。だんだん、インドの米に慣れて来ているのかもしれない。

変な天気

2013年03月15日 | Weblog
ビールパールシン教授から電話があり、どこかに行っていたとかで、しばらく、瀬戸内寂聴『風景』の『デスマスク』は翻訳校正を出来なかったという。その上、風邪を引いて帰って来たから、治ってからということである。後、10日ばかりしかなく、まだ半分も行っていないから、若干心配である。『登米物語』のほうも、シッディーキー博士は、ラージャスターンに行っているというが、一旦、校正が終わっているから、帰って来てから、またすることになっていて、これは終らせられそうだ。
以前から余裕を持った準備をしていたのに、いざとなると、こうもばたばたするものらしい。
数日前に、急に暑くなったが、昨日から、雷雨が降り始め、今度は涼しくなった。変な天気だ。

ここを去るにあたり、挨拶回りを始める

2013年03月14日 | Weblog
昨日、子供の学校への送迎をしている軽自動車の運転手に、子供が明日をもって、学校に行かなくなるから、学校の教師にこれを渡して、同級生たちに配ってくれるように頼んだ。すると直ぐに、自分にはないのかと聞くので、明日、渡すといった。一般に、インドでは、このように、誰かに何かをくれると、直ぐに、自分にはないのかと聞くことが多い。率直とも言えるが、物欲しそうに見えないこともない。その点は、子供と変わらないかもしれない。
運転手には、お世話になったのだから、来月分の車代を払わない替わりに、その分をお礼にしようと思う。
いよいよ、あと十日ほどで、この地を去るので、お世話になった人達に、お礼参りをしなければならず、昨夜は、その一人、マスコミ科の学部長アニル・ラーイ教授宅に行った。試験課でcertificate の試験について、課長と話し合っている時に、たまたまそばにいて、私のここを去ることを知ったから、日本語を受講している奥さんにそのことを話し、昨日、今年になって初めて彼女が授業に出てきたのだ。この一家には、良くお茶に招かれていたが、奥さんの体調が悪いために、このところご無沙汰していたが、体調も少し回復したというので、夕方お邪魔したら、玄関前で夫婦でお茶を飲んでいた。中に請じ入れられると、お子さん達に家庭教師が来ていて、静かに教えているから、外で静かにお茶を飲んでいたのだと分かった。 この奥さんは、非常に頑張り屋で、昨年、夫のマスコミ科とは別の、バナーラスに近い大学で、マスコミ学の博士号を取った。その上に、日本語の試験もクラスで一番である。頑張り過ぎで、過労から体調を崩したのであろう。一夕、食時に誘われた。

Certificate の試験をさせられることに

2013年03月13日 | Weblog
昨日も試験科に呼ばれ、今日も試験科に呼ばれ、試験問題を作って行ってくれれば、4月に試験をして、その結果は、後任者に見てもらうというので、やむを得ず、試験問題を作ることにした。しかし、英語科の教師が来ない大学で、日本語科に後任の教師が来る訳がない。結局採点者がいないであろうから、学生達は、単位を貰えないまま、また、半年を過ごすであろう。試験問題を明日作り、21日に受験させ、すぐに私がその採点をすることにした。
ここから出かける直前になって、こんな忙しい思いをするのもはた迷惑だ。結局、この大学の無責任な体制の尻拭いをすることになった。
今、試験問題を作ったが、学生達を皆、試験に合格させるために、実に簡単な問題を作った。

学生課に返却したはずのサーティフィケートの試験申込書が事務所にある

2013年03月11日 | Weblog
昨日、語学部の事務所に授業が終わってから行くと、学生課に返却したはずのサーティフィケートの試験申込書があり、それに英語科から来た学生が数名受験するという署名をしている。1ヶ月で5ヶ月分のサーティフィケートの授業をできるわけがないのだから、試験も出来ない。
それなのに、しつこく、試験をしろと言わんばかりに、一旦返却した申込書を突きつけて来るのはどういう了見であろうか。事務方の女性に説明すると理解はするが、それを彼女がどうすることもできない。学部長は来客中であるから、あらためて後日、説明しようと思い、宿舎に戻った。