JC(ジャパンカップ)に続いて、有馬記念の予想です。
今年のJCは、ほぼ人気順にゴールしたという、なかなかに珍しい結果となったが、これが引退レースとなったアーモンドアイの強さがひと際目立ったレースでもあった。
昨年の有馬記念は、そのアーモンドアイがバリバリの1番人気だったものの、9着と沈んだことで、2~4番人気で決着したにもかかわらず、予想外の高配当となり、個人的にも久々に楽しい年末を迎えることができた!?
さて、今年の有馬記念は出走頭数が16頭。
このうち、GⅠ馬が何と8頭!というのが、いつものメディアの煽り方であるが、この8頭のGⅠの内訳は以下の通り。
②ブラストワンピース:有馬記念(2018)
④ラヴズオンリーユー:オークス(2019)
⑤ワールドプレミア:菊花賞(2019)
⑥キセキ:菊花賞(2017)
⑦ラッキーライラック:エリザベス女王杯(2019.2020)大阪杯(2020)
⑧ペルシアンナイト:マイルCS(2017)
⑨クロノジェネシス:秋華賞(2019)宝塚記念(2020)
⑬フィエールマン:菊花賞(2018)天皇賞春(2019.2020)
この一覧だけでは、あまりわからないが、少なくとも⑧ペルシアンナイトは、マイルGⅠを勝っただけで、しかも2000m以上のレースで勝ったことがないので、真っ先に消すことができる。
あと「GⅠ勝利は3歳時のものだけ」という馬も、その後あまり走っていないという馬が多いので、簡単に信用するわけにはいかない。
特に、競馬評論家の中には「3歳時の〇〇(レース名)では、強い勝ち方をした」などといって本命に推す人が結構いるが、それこそ「昔は強かった」の部類なので、あまり意味がない。
ただし、その年の3歳GⅠに勝っているのであれば、2kg減の恩恵を受けることもできるので、逆に買い時でもある。
残念ながら、今年は牡馬・牝馬ともに1頭が3冠すべて取っている(コントレイル、デアリングタクト)上に、有馬記念は出走しないので、該当馬はいない。
今回は④ラヴズオンリーユー、⑤ワールドプレミア、⑥キセキがこれに該当する。
④ラヴズオンリーユーは、オークス後は牝馬同士のレースでも結果が出ていない。
いくら最近は牝馬が強いと言っても、その強い牝馬は牡牝混合レースに出ているので、牝馬同士のレースは、出涸らし馬同士と言えなくもない。
⑤ワールドプレミアは、昨年の菊花賞勝ち馬であるが、その後脚部不安などで1年近くも休養していたのは、やはりマイナス材料だろう。
また⑥キセキは、GⅠでもたまに上位にくるが、どうにも脚質が不安定で、ゲートの出がトンデモなく悪いかと思えば、スムーズにスタートしたら、そのまま掛かってしまって、最後失速する、というレースが続いている。
次に、有馬記念は、結構人気薄の馬が穴をあけることが多く、「有馬記念しか勝っていないGⅠ馬」というのも、ちょっと危険だ。
これに該当するのが②ブラストワンピースだ。
この馬は、今年に入ってAJCCを勝った以降は、2桁着順の惨敗続きであるので、どう考えても来るとは思えない。
となると、ここで5頭が消え、残ったのは⑦ラッキーライラック、⑨クロノジェネシス、⑬フィエールマンの3頭。
この3頭は、いずれも今年に入ってGⅠを勝っているし、距離適性も十分。
おそらくこの3頭の中から勝ち馬が出てくるだろうと思う。
ただ、GⅠ勝ちはないものの、GⅠでも好走していて、私も個人的に期待しているのが、⑩カレンブーケドールだ。
前走のJCでは、アーモンドアイには完敗したものの、2着コントレイル、3着デアリングタクトとは差のない競馬をしており、しかもこの3頭はこのレースには出ない。
となると、当然勝てる可能性は十分持っていると考えられる。
つまり、上記GⅠ馬3頭に、このカレンブーケドールを加えた4頭を馬券の対象になると思っているわけだ。
軸は、⑨クロノジェネシスか⑬フィエールマンにしようか迷った。
特に⑬フィエールマンは、3200mである春の天皇賞を連覇しているが、3000m以下ではそこそこの結果なので、ステイヤーかと思っていたのに、前走秋の天皇賞では2着に入っており、しかも最後の直線では勝ったアーモンドアイに迫る勢いだった。
しかも、鞍上は名手ルメール。
当然消すわけにはいかないが、かと言って、どうも信用できない部分もある。
その点で言うと、⑨クロノジェネシスの方が、相手が誰であろうと関係なく好走している。
となると、軸としては⑨クロノジェネシスの方がよさそうだ。
もちろん、⑬フィエールマンも勝つ可能性はもちろんある。
一方、⑦ラッキーライラックは、宝塚記念でこのクロノジェネシスに完敗しているので、勝負付けは済んでいると考えられるので、2番手以下にせざるを得ない。
ここに⑩カレンブーケドールを加えた2頭を2・3着に固定したい。
穴人気になりそうな馬として、⑫オーソリティがいるが、この馬は弥生賞で3着に入ったにもかかわらず皐月賞に出ていないし、青葉賞を勝ったにもかかわらず、ダービーに出ていない。
その後6か月の休み明けで、なぜか菊花賞にも出ることなく、アルゼンチン共和国杯に出て、これに勝っている。
よくわからない馬だけど、ここは躊躇なく消す。
あと、一旦消した馬の中では、どうも⑥キセキが気になる。
この馬は、前走・前々走と逃げて惨敗したが、その前の2走(宝塚記念、京都大賞典)は、出遅れたにもかかわらず2着に食い込んでいる。
もしかしたら、後ろから行った方がいいのかも知れない。
勝つ可能性は低いと思われるが、2・3着はあるかも知れないので、いちおう抑えておく。
ということで結論。
⑨クロノジェネシスと⑬フィエールマンを1着に固定して、2・3着をこの2頭に、⑥キセキ、⑦ラッキーライラック、⑩カレンブーケドールを加えた3連単で勝負だ!
今日は、3歳GⅠであるホープフルSをゲットして気分がいいので、このままいい気分で年を越したいものです。
今年のJCは、ほぼ人気順にゴールしたという、なかなかに珍しい結果となったが、これが引退レースとなったアーモンドアイの強さがひと際目立ったレースでもあった。
昨年の有馬記念は、そのアーモンドアイがバリバリの1番人気だったものの、9着と沈んだことで、2~4番人気で決着したにもかかわらず、予想外の高配当となり、個人的にも久々に楽しい年末を迎えることができた!?
さて、今年の有馬記念は出走頭数が16頭。
このうち、GⅠ馬が何と8頭!というのが、いつものメディアの煽り方であるが、この8頭のGⅠの内訳は以下の通り。
②ブラストワンピース:有馬記念(2018)
④ラヴズオンリーユー:オークス(2019)
⑤ワールドプレミア:菊花賞(2019)
⑥キセキ:菊花賞(2017)
⑦ラッキーライラック:エリザベス女王杯(2019.2020)大阪杯(2020)
⑧ペルシアンナイト:マイルCS(2017)
⑨クロノジェネシス:秋華賞(2019)宝塚記念(2020)
⑬フィエールマン:菊花賞(2018)天皇賞春(2019.2020)
この一覧だけでは、あまりわからないが、少なくとも⑧ペルシアンナイトは、マイルGⅠを勝っただけで、しかも2000m以上のレースで勝ったことがないので、真っ先に消すことができる。
あと「GⅠ勝利は3歳時のものだけ」という馬も、その後あまり走っていないという馬が多いので、簡単に信用するわけにはいかない。
特に、競馬評論家の中には「3歳時の〇〇(レース名)では、強い勝ち方をした」などといって本命に推す人が結構いるが、それこそ「昔は強かった」の部類なので、あまり意味がない。
ただし、その年の3歳GⅠに勝っているのであれば、2kg減の恩恵を受けることもできるので、逆に買い時でもある。
残念ながら、今年は牡馬・牝馬ともに1頭が3冠すべて取っている(コントレイル、デアリングタクト)上に、有馬記念は出走しないので、該当馬はいない。
今回は④ラヴズオンリーユー、⑤ワールドプレミア、⑥キセキがこれに該当する。
④ラヴズオンリーユーは、オークス後は牝馬同士のレースでも結果が出ていない。
いくら最近は牝馬が強いと言っても、その強い牝馬は牡牝混合レースに出ているので、牝馬同士のレースは、出涸らし馬同士と言えなくもない。
⑤ワールドプレミアは、昨年の菊花賞勝ち馬であるが、その後脚部不安などで1年近くも休養していたのは、やはりマイナス材料だろう。
また⑥キセキは、GⅠでもたまに上位にくるが、どうにも脚質が不安定で、ゲートの出がトンデモなく悪いかと思えば、スムーズにスタートしたら、そのまま掛かってしまって、最後失速する、というレースが続いている。
次に、有馬記念は、結構人気薄の馬が穴をあけることが多く、「有馬記念しか勝っていないGⅠ馬」というのも、ちょっと危険だ。
これに該当するのが②ブラストワンピースだ。
この馬は、今年に入ってAJCCを勝った以降は、2桁着順の惨敗続きであるので、どう考えても来るとは思えない。
となると、ここで5頭が消え、残ったのは⑦ラッキーライラック、⑨クロノジェネシス、⑬フィエールマンの3頭。
この3頭は、いずれも今年に入ってGⅠを勝っているし、距離適性も十分。
おそらくこの3頭の中から勝ち馬が出てくるだろうと思う。
ただ、GⅠ勝ちはないものの、GⅠでも好走していて、私も個人的に期待しているのが、⑩カレンブーケドールだ。
前走のJCでは、アーモンドアイには完敗したものの、2着コントレイル、3着デアリングタクトとは差のない競馬をしており、しかもこの3頭はこのレースには出ない。
となると、当然勝てる可能性は十分持っていると考えられる。
つまり、上記GⅠ馬3頭に、このカレンブーケドールを加えた4頭を馬券の対象になると思っているわけだ。
軸は、⑨クロノジェネシスか⑬フィエールマンにしようか迷った。
特に⑬フィエールマンは、3200mである春の天皇賞を連覇しているが、3000m以下ではそこそこの結果なので、ステイヤーかと思っていたのに、前走秋の天皇賞では2着に入っており、しかも最後の直線では勝ったアーモンドアイに迫る勢いだった。
しかも、鞍上は名手ルメール。
当然消すわけにはいかないが、かと言って、どうも信用できない部分もある。
その点で言うと、⑨クロノジェネシスの方が、相手が誰であろうと関係なく好走している。
となると、軸としては⑨クロノジェネシスの方がよさそうだ。
もちろん、⑬フィエールマンも勝つ可能性はもちろんある。
一方、⑦ラッキーライラックは、宝塚記念でこのクロノジェネシスに完敗しているので、勝負付けは済んでいると考えられるので、2番手以下にせざるを得ない。
ここに⑩カレンブーケドールを加えた2頭を2・3着に固定したい。
穴人気になりそうな馬として、⑫オーソリティがいるが、この馬は弥生賞で3着に入ったにもかかわらず皐月賞に出ていないし、青葉賞を勝ったにもかかわらず、ダービーに出ていない。
その後6か月の休み明けで、なぜか菊花賞にも出ることなく、アルゼンチン共和国杯に出て、これに勝っている。
よくわからない馬だけど、ここは躊躇なく消す。
あと、一旦消した馬の中では、どうも⑥キセキが気になる。
この馬は、前走・前々走と逃げて惨敗したが、その前の2走(宝塚記念、京都大賞典)は、出遅れたにもかかわらず2着に食い込んでいる。
もしかしたら、後ろから行った方がいいのかも知れない。
勝つ可能性は低いと思われるが、2・3着はあるかも知れないので、いちおう抑えておく。
ということで結論。
⑨クロノジェネシスと⑬フィエールマンを1着に固定して、2・3着をこの2頭に、⑥キセキ、⑦ラッキーライラック、⑩カレンブーケドールを加えた3連単で勝負だ!
今日は、3歳GⅠであるホープフルSをゲットして気分がいいので、このままいい気分で年を越したいものです。