はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

こんなもの、いらない!?

2013-03-18 | 日記
ネクタイというものがある。

人の首を締め付けるだけのもので、「いったい何の意味があるんだろうか」とず~っと思っているヤツだ。

そして、「早く消えてなくなれ!」と思っているものうちの一つである。


17世紀の頃のフランスで流行った「クラバット」というものが原型で、それがイギリスに伝わり、19世紀後半頃から正装になったらしい。

まったく「紳士の国」は余計なことをする。

これが、単なる「紳士だけの正装」であればいいものを、なぜか一般的な正装には欠かせないものとなってしまった。

だから、「正式な場」に出ていく時には、普通しなければならない。

もともと工場勤務だったのが、職場が変わって、一時「慣れてしまった」という時期もあったけれど、何せ毎日同じネクタイをしていくわけにもいかないので、余計な出費もかさむ。


何がイヤって・・・

首が絞まって、ただ苦しいだけだし!

いちいち結ばなければならないのも面倒臭い。

冬場だと、首のまわりの隙間がなくなるので「寒くなくていいじゃん」という人もいるが、そんなのマフラーでもしておけばいいだけの話。


しかしこんなわけのわからないものは、いずれ必ず「廃れる」と思う。

そう信じたい。

いや、ゼッタイそうなる!

・・・はず。


実は、一昨年3月11日の大震災以来、私は普段ネクタイをしていなかった。

電力料金が値上げとなり、「省エネのため」とか何とかの理由で、例年より「クールビズ」の期間が長くなった(早く始まり、遅く終わる)ので、その流れで、冬場もずっとしないでいた。

いい流れだった。
そして、このままフェイドアウト、と思っていたのだが・・・

先日、上司から「お前は何でネクタイをしないんだ?」と言われた。

「へ?」と曖昧にしていると、さらに「我々は営業をやっているのだから、ネクタイをしていないと、相手に対して上から目線だと思われる」と言われた。

ん???

意味がまったくわからなかった。

私が社会人になった頃の30年前ならいざ知らず、今時ネクタイをしていない人に対して「お前は失礼だ」と思う人はほとんどいないだろう、と思っていたのだが・・・

意外にも、身近にいた。

しかも、「上から目線」って何だろう。

だらしのない格好をしていたのならともかく、ワイシャツにベストにスーツ上下だ。

ただネクタイをしていないだけ、である。

自分としては、現時点での「正装」のつもりだった。

でもまあ、いまだにそう思う人がいるのは仕方がない。

自分がどう思おうと、相手が失礼だと思うのなら。


でも・・・

いつかなくなる日が来る。

そして、ネクタイしている人を見て「あら、アンタまだそんなものしてるの?」って言ってやりたい。

そういう日が来るまで、私は生きていたい!?


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