今日が二度目でした。でも前回は口から、今回は鼻から。
そう胃カメラを食しました。
先日の人間ドックの結果が届いて、「胃の再検査」という診断でした。
診断結果が会社に届いたその日の帰宅途中で、いつも通る叔父がやっている
加藤医院の前で、
「そうだ、ちょうどいいので、相談していこう」
と急きょ立ち寄りました。受付で用件を伝えたところ、いつもの叔父でなく
いとこの忠君の方に案内され、その場で今日の胃カメラの日程を予約できました。
もう10年以上前でしょうか、その時は口からカメラを飲んだのですが、今回は
鼻からとなりました。
朝一番で出かけると、2階の内視鏡室へ案内され、胃の中の泡を消すドリンク
(?)、鼻の中にいろんな薬を何度かいれて、いよいよ準備OK。直径4.9mmの
ファイバースコープが鼻の中へ。
目の前にモニターがあるので、様子がよ~く見えます。
喉を通る時、ちょっと苦しかったけど、以前口から飲んだ時と比べると、はる
かに楽です。
モニターにいろんな景色(?)が映し出されると、自分のおなかの中という
ことを忘れてしまって、思わずその画面に見入ってしまいます。
自分で言うのも変だけど、結構きれいなおなかの中でした。
胃の一番下まで行って、そこから十二指腸へも潜入です。
時々、胃液で見通しが悪くなると、カメラの先端から胃液を吸引するので
しょうか? 吸引するような音と共に、視界が急に開けます。
また空気を送り込んで、胃を膨らませて、撮影したりもしますが、急におなか
がパンパンに膨らみ、このまま破裂するんじゃないかと思うほどです。
そんなことをしてたら、急に胃の粘膜がヒダヒダというか、ビロビロというか、
とにかくウジャウジャ(?)の画像が飛び込んできました。
「え、これなんかやばいんじゃない?」
と内心思っていたら、忠君(先生ですよ)が、
「結構ひだの多い胃ですね。だからバリュウムを飲むと、これが変な
風に写るんでしょうね。特に問題ありませんから」
と。あ~、よかった。
その後の画面では、胃の内面に小さな赤い斑点のようなものがたくさん見え
ましたが、これは「慢性の胃炎」とのこと。しかしこれも問題ではないとの
こと。
こうして最後はズルズルとカメラを引き抜いて、検査は15分くらいで終了
しました。
「ひょっとするとピロリ菌が多いのかも知れないので、検査しましょうか?」
ということで、便の検査をすることにしました。
カメラがおなかの中に入っている時より、むしろカメラが出てからの方が、
喉やおなかに棒が残っているような感触がかなり長く続き、夜になっても
何か気になります。
でもこんな風に自分のおなかの中が見えちゃうなんて、本当にすごいですね。
何はともあれ、異常無しで検査終了。
めでたし、めでたし。
忠君、看護婦さん、ありがとうございました。
熱いコメントありがとうございます。
確かに医療ですね。
そのためにもまずは河村さんに、立候補してもらわねば
なりません。期待しているんです。
人々を苦痛から解放する技術は、本当に素晴らしいと思います。
今、世界的に大不況の渦中にありますが、この不況を脱するためには、財政出動は不可避です。但し、財政出動はバラマキではなく、戦略分野へ集中的に行われるべきです。
1の支出に対し、2倍、3倍以上の経済効果や雇用創出を産み出さなくては意味がありません。
戦略的分野というと、誰もが「環境」を思い浮かべますが、それ以上に大切だと思うのが、医療技術に対する投資です。
日本は高齢化社会の先進国なので、医療技術の分野でトップに立てば、国民も幸せになれるし、やがて来る世界的な高齢化現象の中で(例えば、中国は一人っ子政策をとったが故に将来的には大変な高齢化社会を迎えます。)確たるステイタスを得て、経済的にも大きな恩寵を受けることが可能になると思います。
それにつけても、政治の停滞。
河村さんにメッセージ届けて下さい。