
世界で1番美しい王妃と呼ばれているのはヨルダンのラーニア・アル=アブドゥッラーで、現ヨルダン国王・アブドゥッラー2世の王妃だ。
一夫多妻制にも関わらず1人しかめとらなかったらしい。
クウェートのパレスチナ人医師の娘(1970年)として生まれ、カイロ・アメリカン大学で経営学を学び、1991年にはシティバンクに勤務する。
知人のパーティーで現王と知り合い、半年で成婚した。
現在は、フセイン王子、イマン王女、サルマ王女、ハシェム王子がいる。
しかし、海外ではその美貌と知性が相まって絶大な人気を誇るのに国内では薄い。
ヨルダンが、西にイスラエル、東にイラクと接しているという地理と、例のアラブの春の影響だ。
この国はトランスヨルダン系とパレスチナ系に別れている。
圧倒的に多いパレスチナ系の王妃に不満を持っているヨルダンの保守層がいる。
王制を長らく指示してきたベドウィン有力部族長らが王妃が政治に介入したり、浪費をすると批判しているが、基本的に…というか絶対的に王族に対する批判はタブーとされている。
けれど、そんな状態だ。
ラーニア王妃は国内に女性のための職業訓練学校を作ったり、児童虐待防止計画推進をしたりと社会弱者のために動いている。
またユニセフ親善大使でもある。
そういうことも気にいらないと言うか…私的流用しているというような批判になる。
どうも民族問題の最中に放り込まれてしまった形のようだ。

美しすぎる王妃もいろいろ問題は抱えている。