今日の東京は、突然曇りで涼しかったんですよ。
午前中までは。
それが、14時過ぎくらいから突然「お空さん。そろそろ、夕方なんですけど」って時間帯を狙って、暑くなり始めた。
ある駅で電車が止まった。
「お客様が急病で…」
とかアナウンスが流れたんだけど全貌が聞きとれない。
とにかく、誰か倒れたんだ。
昨日まであんなもわぁ~~と暑くて「気が狂ってもいいですか?」って状態だから、しょがないと思ったんだけど、ご年配かなと思った。
この突然の曇り日だと、なんか身体がついていけない。
止まった駅が今、駅のホームの長さを伸ばしてるらしく、3号車まではドアが開かないのね。
みんな前の方見てる。
私のいる2号車には病人がいないから、前の両車かと見たら、人が一か所に集まってる。
あそこだ。
その内、駅員さんがバタバタと後ろから走って来た。
ちょっと待って。
しまいにはタンカ持ってきたわよ。
そうなのよ。
3号車からしかドアが開かないのよ。
1号車で倒れたってことは、2号車3号車の最初の扉まで人に見られながら、運ばれて行くしかないのよ。
運の悪い両車に乗っちゃったね。倒れた駅が悪かったね。
しばらくしてタンカに乗せられてきた人を見た。
男の人ばかりだから病人に上から毛布を着せる等の気が効かない。むき出しのまま乗せられてきた。
若い男の子だった。中学生くらいじゃないかな。
ちょっと意外な気がしたけど、年齢関係ないんだよ。元々体調が悪かったのかもしれないし、若いから油断して熱中症になったかもしれないし。
止まっていたのは5分くらいだったらしい。
しかしこのあとのことを考えると、実に皮肉ではある。
この路線は以前私が通っていた学校がある場所だ。私はその学校が大嫌いだった。だからできるだけ、この路線は使わない。
でもそろそろ乗り越えてもいいんじゃないかと使ってる。
そしたら、これなのよ。
病気の方は可哀想だと思う。
でも私もなんだか因縁づいてる。ちょうどその隣りの駅がそこなのだ。そこの前で止まるんだから、何か私の気持ちも、もう1つ先の駅へ進みたくなかったんだろうかと思ってしまう。
単なる偶然にしては、意味がある気がする。
午前中までは。
それが、14時過ぎくらいから突然「お空さん。そろそろ、夕方なんですけど」って時間帯を狙って、暑くなり始めた。
ある駅で電車が止まった。
「お客様が急病で…」
とかアナウンスが流れたんだけど全貌が聞きとれない。
とにかく、誰か倒れたんだ。
昨日まであんなもわぁ~~と暑くて「気が狂ってもいいですか?」って状態だから、しょがないと思ったんだけど、ご年配かなと思った。
この突然の曇り日だと、なんか身体がついていけない。
止まった駅が今、駅のホームの長さを伸ばしてるらしく、3号車まではドアが開かないのね。
みんな前の方見てる。
私のいる2号車には病人がいないから、前の両車かと見たら、人が一か所に集まってる。
あそこだ。
その内、駅員さんがバタバタと後ろから走って来た。
ちょっと待って。
しまいにはタンカ持ってきたわよ。
そうなのよ。
3号車からしかドアが開かないのよ。
1号車で倒れたってことは、2号車3号車の最初の扉まで人に見られながら、運ばれて行くしかないのよ。
運の悪い両車に乗っちゃったね。倒れた駅が悪かったね。
しばらくしてタンカに乗せられてきた人を見た。
男の人ばかりだから病人に上から毛布を着せる等の気が効かない。むき出しのまま乗せられてきた。
若い男の子だった。中学生くらいじゃないかな。
ちょっと意外な気がしたけど、年齢関係ないんだよ。元々体調が悪かったのかもしれないし、若いから油断して熱中症になったかもしれないし。
止まっていたのは5分くらいだったらしい。
しかしこのあとのことを考えると、実に皮肉ではある。
この路線は以前私が通っていた学校がある場所だ。私はその学校が大嫌いだった。だからできるだけ、この路線は使わない。
でもそろそろ乗り越えてもいいんじゃないかと使ってる。
そしたら、これなのよ。
病気の方は可哀想だと思う。
でも私もなんだか因縁づいてる。ちょうどその隣りの駅がそこなのだ。そこの前で止まるんだから、何か私の気持ちも、もう1つ先の駅へ進みたくなかったんだろうかと思ってしまう。
単なる偶然にしては、意味がある気がする。