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BONES(ボーンズ)6 コンクリートに消えた骨  

2015-04-16 07:20:48 | BONES
 

 まだオープン2週間前のコースに入って青年がスケードボードをやりだした。

 順調に滑っていたが何かに引っかかり転ぶ。何だろうと見ると、コンクリートの中に埋まった骸骨が見えた。青年は急いで逃げた。

 ブースがハンナといちゃいちゃしたいが、ハンナは仕事へ出かける。



 ハンナがアナコスティアは詳しいかと聞いてくる。ブースはここから1.6キロ先だが、あそこは売春やギャングだらけのヤバい地区だという。

 ハンナは警官が買収されてる話を知っているかと言う。ハンナの取材の管轄外だが、調べるらしい。



 ブースは「愛してる」と言ってハンナを送りだした。



Bones theme


 いつものダイナーで食事をしていて、話を聞いたスイーツは危ない所だというが、ブースはカブールと比べればましだという。ブレナンは金星と比べてもねという。男たちは金星の話をされても…。





 スイーツが話を変えようと、仕事に燃えられるものがあってよかったですねというが、ブレナンが、知的な人にとって夢中になれないのは苦痛だという。



 ブースは俺が刺激的じゃないというのか、今夜だってワイン付きのディナーを作るといい出す。

 そこへ、事件の電話が鳴った。

 例の現場へブースとブレナンが向かう。



 20代後半の男性だという。

 ブレナンはグローブという装置を使って、空いた口の間にチューブを差し込み中を見る。骨は頭蓋骨しかここにはないという。しかし頭蓋骨の後頭部もない。

 後頭部のあとは残っているから、コンクリートが流し込まれた時点で何故か他の骨が消えたんだとブレナンは結論づけた。

 ブースはこのコンクリートごとラボへ運べと言うのかというが、ブレナンは2×3×4メートルでいいという。それでも1トン弱だ。

 ホッジンズが骨を調べている。

 今回の実習生を務めるバジリは1年ぶりだ。文化人類学に変えていたらしいが、また戻って来たのだ。

 バジリはMRIと同じ状態で調べてみるという。

 画面に後頭部が欠けた全身の骸骨の状態が浮かび上がってきた。

 軟部組織(肉)が無くなった後埋められたんだとサローヤンがいう。

 衣類がない。

 ホッジンズは木綿なんかの天然素材なら4か月もあれば簡単に分解するという。

 ブレナンは後頭部のない原因が判れば、死んだときの状態が判るかもしれないという。



 ブレナンとサローヤンが話している。

 この遺体は仰向けにされていたという。襲われてすぐ気絶したか、即死だった。

 バジリが歯にタトゥーをしていたことを見つける。
 
 またバジリがヘッドスピンの絵柄だという。典型的なブレイクダンスのわざだという。

 
 ブースは本当にろうそくをともし、ディナーの用意をしていた。

 そこへ帰って来たハンナは、それを見て、「嘘、プロポーズするの?」と困り顔でいう。

 そして何故か、歯ブラシも用意してある。

 ハンナはブレナンがなんか言ったんだと察しをつける。



 ブースはワインで乾杯して今日1日の疲れを取ろうという。

 ハンナは汚職警官の取材をボスから止めるように言われたらしい。それで慰めてくれてるのかと今度は思ったようだ。

 ブースは知らない。

 ハンナは、官邸付き記者は毒々しい犯罪を追うなと言われたようだ。

 毒々しいというのは、笑えるとブースはいう。止められたって君は止めないと判ってるという。

 ブースは自分が止めろと言ったら止めるかというが、止めないだろうなと言い、ディナーのはずがベッドへ直行する。

 
 アンジェラは朝まで考えていたようだ。ブレナンが出勤してきて気付いた。お腹の赤ちゃんに影響はないかと言うのに、この子が気付かなければ大丈夫だという。

 そして考古学部門から借りてきた光造形装置で残りの骸骨の複製を作ろうとしていた。

 ブレナンはアンジェラの独創的な発想に関心する。

 しかし、アンジェラは少し寝かせてほしいというところだ。

 頭蓋骨を作っている、レーザーの様子を見て、出勤してきたバジルは未来の世界に来たようだという。



 全身の骨のレプリカができていく。バジルが作った物が基になっている。

 そこへやって来たサローヤンは、驚きながら、193センチ37歳の男性をお願いという。高収入でマザコンじゃない人がいいという。

 被害者のデーターとは関係ない、サローヤンの花婿候補らしい。

 でき上った全身の骨のレプリカを見て、バジルは足は甲高だし、肩の筋肉も発達している、被害者はバレエダンサーじゃないかという。

 
 裏側に細かい傷もある。

 アンジェラは簡単にひっくり返して確かめたらどうかという。

 本物の遺体じゃなくてレプリカだからと、3人かかりでひっくり返す。

 背中のあたりに刺されたか、勝手に工事現場に入って鉄筋に刺さった跡があった。

 
 ブースとブレナンはダンススタジオを訪ねていた。

 歯にタトゥーをしたロバート・ピアソンがここにいたらしい。

 家族も職もない。失踪して1年になる謎の人物だ。

 松葉つえをついた教師があるダンサーの踊りに悲鳴交じりに、ダメよ、あなた、新人?と言っていた。



 ブレナンはバレエは厳しい世界だと言うが、男性のリフト(女性を持ち上げるわざ)になんで爪を立てるの?痛いでしょ、とまた金きり声を上げていた。

 ブースはあの教師なら、人殺しもしそうだと正直な感想を述べる。

 教師は小柄だが、男性の代わりにお手本のリフトを見せる当たり力はかなりある。

 ブースはBFIのバッチを見せて教師に話を気候とするが、ロバートの名前を聞いた途端、あの子死んでくれたの?という。



 ブースは今日は付いてますねと皮肉を言うが、教師はあの子にこの足首を折られ3年もムダにしたという。

 さっき見たのと同じような事故が起きた。後半年で完治する。

 歩き方と足首のラインから複雑骨折をしたとブレナンが指摘する。

 2度とフェッテはできないでしょうねとブレナンはいう。

 ブースは引退かというが、医者はいろいろ言うけど当たるとは限らないと教師はいう。

 教師の実家は建設会社だ。

 ブースができたばかりの施設にあったというが、私が人殺しなんてするわけがないという。



 ブレナンは骨折はロバートのせいと言えなんじゃないかという。しかし教師はパ・ドゥ・ドゥで私を落としたという。

 しかし、ブレナンはその身長で体重は重すぎるとダメ押しする。きちんとリフトはできないだろうという。

 太ってるといいたいの?という教師に、ブレナンは冷静に一般人としてはスリムだけど、ダンサーとしては…というと、教師が怒ってブレナンに飛びかかろうとした。それをブースが止める。

 教師は逮捕状がないなら帰ってくれという。


 ラボではレプリカの骨を見ていた。

 頭に微小な骨折の跡があるとバジルがいう。くるくる回転するもので殴られたのかもしれないとサローヤンがいう。

 バジルは道に敷いた薄い段ボールとかと言い、ビデオを見せる。

 ストリートダンサーの頭で回るスピンが映し出される。

 彼はバレエを辞めてヘッドスピンダンサーに転向したのかもしれない。

 ホッジンズは骨の粉を集め新しい情報を持ってきた。

 骨を食べる真菌が出てきたという。真菌はカビだ。

 死亡前に直接骨に入ったらしい。

 カビは凶器から骨に移ったようだ。

 最近の感染情報を調べると半年前にカロラマ公園で大量発生したという。

 ここはストリートパフォマーのメッカだ。

 そして手掛かりがもう1つ出た。ブロンズだの粒子だ。

 ブロンズ製の凶器がないかブースが調べることになった。


 
 カロラマ公園にブレナンと行くと、ブースは被害者は落ちぶれたという。バレエダンサーから大道芸人だ。かなりの転落だという。

 しかし、ブレナンは昔からあるものだし、最も純粋なエンターテイメントだという。

 ブレナンはなめらかな動きをするダンサーを見て、まるで骨がないみたいという。



 パフォーマーに話を聞こうとするが、FBIだというと、抵抗を見せる。

 歌っているビバリーと自称魔法使い(マジシャン)というジョニー、清掃員のデリックに話を聞く。


 そしてロバートの写真を見せる。

 死んだことを伝えると、だから急に消えたとビバリーはいう。

 変だと思ったが、失踪届は出さなかった。ただここを止めて他に行ったのかなと思ったという。ビバリーは仲間だったというだけだという。

 ロバートには敵はいなかったが、ラッセル…



 あの骨のないダンスをする男だ。場所取りで揉めたことがあるとデリックがいう。

 ビバリーはでも仲直りしたという。




 ブレナンはブロンズの像を見つけた。ホッジンズがブロンズが出たと言っていたからそのとがった部分で怪我をしたのかもしれないというと、突然、ブロンズ像が動いた。



 これもパフォーマンスだ。

 ブロンズ像のアーティスト、ミルフォードは事情聴取を受ける。スイーツの担当だ。



 スイーツが呼ばれたのは、捜査官の質問にシェイクスピアの引用で答えたからだという。

 スイーツは解離性障害を持っているという。

 だからシェイクスピアの引用でしか会話ができない。スイーツはシェイクスピアの引用で質問を始めた。

 まとめると、ロバートにも非があり、彼は盗み人でスリだった。そして仲間を裏切った。



 ブレナンとバジルはレプリカを見ていたが、傷があちこちにあるが、死因になるものではない。

 失血死かもしれないとバジルはいう。

 ホッジンズはブロンズ男は関係なかったと結論を出した。ブロンズの粒子が違う。

 他になにが?と聞くとパイプかもとホッジンズは答える。

 
 アンジェラはコンクリートが流される前の現場に落ちたか、誰かに突き落とされたという。そして鉄筋に刺さった。

 しかし、遺体は鉄筋が刺さった場所から動かされているとサローヤンはいう。

 犯人が動かしたとアンジェラがいう。

 白骨化するまでに4か月はかかる。その上にシートが敷かれ、被害者はコンクリートに埋まったと思われた。

 最初の建設会社は潰れたから、その間、工事が止まっていた時期があると判った。次の業者が工事を引き続き基礎工事を受け継いだ。

 頭は浮力でシートの上に出たが、あとは例の菌に分解されたようだ。

 シートが黒かったから誰も遺体があることに気付けなかった。

 1か所だけ、鉄筋でできた傷じゃないものがある。

 生前に負った傷かもしれない。

 

 ブースとブレナンはロバートが消えて得をする人物を考えた。



 ラッセル・レナードは場所取りが上手く行けば、収入も倍になるという。

 ブレナンはスリを追うんじゃないかという。あのマジシャンのジョニーも怪しいという。 


 
 ジョニーは犯罪歴がないという。

 しかし、ラッセルには2か月前にドライバーで人を脅して逮捕されている。

 ラッセルはドライバーを持っていたことから、仮釈放違反として逮捕された。



 しかし、そこへハンナが撃たれた連絡が、ブースに入る。

 ハンナは28口径で撃たれた。警官が麻薬の取引をしてるところだった。

 経験から、あれは偶然じゃないと思うと言う。

 

 ブレナンはハンナのレントゲンを見て、剥離骨折という。医師は骨のスリ傷と言っていたというが…。



 このまま放っておけば、知らない内に大腿動脈が大出血を起こして死ぬと言った。


 そして、ホッジンズとバジルのゴミあさりの結果、凶器となりうるものが特定されてきた――――。


 

 

 

 

 
 

 
 
 

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