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続・ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所   ある一線

2014-01-22 02:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー


 3つの事件が同時進行で起きていく。

 1つは米国で多い乱射による殺人事件で裁かれる青年、マシュー・ゲイルズだ。
 事件を起こしてすぐ、その模様を撮られているが、そこでマシューは「自分は正気だ。3人は殺されて当然だ」と言っていた。
 担当しているのはオリヴァ―とキャシーだ。

 しかし何故か、2人の間が上手く行かない、それをハリーは2人が男女関係にあり、そのいざこざ故と思う。

 アダムはかつての恋人・チュンホアと父が土地収用で持っている店が取り上げられる話に乗っていた。街がスラム化し、その影響と思われた。

 トミー・ジェファーソンはハリントンという女性の母の葬儀をしたノーマンの会社を訴えたいと持ちかけられていた。母娘はエコの生活を行っており、母の葬儀もエコを重視し行われた。

 彼女らは食べ物もエコを重視し、地球に優しい有機野菜を食べていたが、実はその食べていた野菜はノーマンが別会社で製造しているもので、彼の葬儀社で葬儀を上げた遺体を時が来ると肥料に使っていたと知ったからだ。
 ノーマンの会社は副業としてしているそれを隠していた。

 ジェファーソンはこの手のものは勝てないとノーマンに和解を申し入れる。

 愛する人が肥料にされていて、それを自分も食べていたとなったら勝ち目もないという。しかしノーマンはイエスと言わない。

 エコ葬儀は、棺にも入れない。防腐処理もしないと地球に優しいわけだだ。なにより、木材が使われない。墓地というのは作るだけでもその処理などに多くの毒物をバラまいている存在らしい。
 

 マシューの事件で、間違って弾が当たって負傷したジャニス・キャロンはそれが原因で子どもが産めなくなった。
 しかし、撃たれたあと、マシューから「すまなかった、僕が狙いたかったのは君じゃない」と言われたという。

 しかしマシューはそんなことを言った記憶がない。

 ジャニスが再び、証言者として立ったのはかかっているセラピストからもう1度犯人に会ってみてはどうかと勧められたからだ。

 マシューは統一性障害だった。それにうつ病が重なっている。

 うつ病が発症したのは、父母が亡くなったあと(事故で殺された)、兄のブライアンが父母がわりになって育てた。しかし兄のブライアンは大学の入学式の時、無理やり3人の学生により酒を飲まされ、それが原因で死んだ。殺された。

 それ以来、残されたマシューにはブライアンが彼の見本となった。
 統一性障害 うつ病が発生、父母が亡くなった時からだ。それ以来ブライアンが1つの彼の見本となっていた。
 ブライアンの声が聞こえる。殺せと言ってると思っている。フロリティーサイコテック(ちょっと言葉が違うか?)が始まった。

 マシューは事件後、なにが起きたか判っていない。
 学生が手に入れない銃を17歳でマシューは、違法な手段で入手した。
 そして、兄を殺した学生ら(今回の乱射事件の被害者)がどこに現れるかソーシャルネットを使って知り、その場所へ行き撃った。

 キャシーはオリヴァ―とのことが原因でないと話ていた。
 彼女は高1の時、学校にいると、男が銃を持ってランチの時間に現れ、乱射された経験を持つ。
 友だちのサラに隠れるように言われ隠れた。
 キャシーは助かったが、サラを含む8人が犠牲になった。
 彼女はコロンバイン・キッドだった。

 12年セラピーに通い、ムダな料金を使い、未だそのショックから立ち直れない。

 
 アダムはいなくなったジェナの代わりにチュンフホアを雇おうとしていた。父親は他のクリーニング店に就職が決まったが、チュンホアはまだだった。

 しかしハリーは反対だ。1度アダムと付き合っているチュンホアを雇うと、いろいろ問題が起きるからだ。

 しかし、喜ぶチュンホアを見ていると、ハリーもダメだと言えなくなる。



 ジャファーソンはハリントンの思いとは逆に葬儀社を運営しているノーマンの勝利を迎えていた。



 マシューの裁判では、キャシーが過去の自分の遭った事件をいい、今でも犯人を忘れない。犯人を許すことはできない。今でも学校に入ると身体が震える。
 でもマシューは病気だ。病院に入れてくれと訴えた。

 マシューはこのままだと死刑だ。
 

 マシューは何を言っても折れない。
 兄さんなら戦えと言うだろうと言うという。
 マシューはオハイオ州裁判において、有罪、加重殺人で、3件別々に扱ったとしても、それぞれ10年で30年という判決が出るだろうという。

 最悪な仕事…キャシーはいう。検事局を出なければ良かった…と仲間に話した―――。



 大体ない話がドラマになることはなく、米国の銃乱射事件は今でも報道されている。
 こういう現実が裏にあるということだろう。

 用語については、今回調べきれていませんが…。重い事件なのでね。でも何らかの病名だと検索しても出てこない。フロリティーは英訳できないので、若干の聞き違いがあるかもしれない。似た言葉…かもしれない。


 しかし、葬儀社が遺体を肥料にする…これも全くあり得ない事件ではなく、実際にそれに近いことがあったからドラマとなったのだろう。

 一言で言えば、鳥肌…だ。

 重すぎる…。

 マシューの件についてはまだ結論が出ていないと思ったけど…もう記憶が定かではない。

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