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幻の王女 チャミンゴ 第13回

2013-05-01 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 モ・ヤンエの処刑に日。
 民は弁当を携えてくるという。

 こういう娯楽の少ない時代、処刑も1つの見世物扱いになってしまう。


 ラヒは行きたくないという、伯父様が亡くなったのも見たでしょというジャシルにその話はしないでというが、暴君でも聖君でも血と慈悲がなければだめだ。恐れてはいけない。女だからと軽視されないようにと、既にラヒが跡取り扱いだ。
やんへ
 処刑場で泣く家臣に、泣くな、夫に会いに行くのだとヤンエはひるまない。そして最後まで世話をしたハソにジャシルには気をつけろと忠告をした。

 そうそうって、感じ。

 どうも、ワン・ゲンの弟、ホルはジャシルの実の弟らしい。幼い頃からワン・ゲンの元でヤンエを母として育った。チェ・リがどうしても助けたくばと入れ知恵したようだが、ワン・ホルは当主として、妻の刑の執行中止を嘆願した。

 馬鹿を言うなというが、ホルの言葉に泣いた。

 ジャシルはヤンへを殺す機会を失った。せめて国に返すな、都において監視するという。
 そして、チャミョンはチャチャンスの所にいる。掘るとの婚礼を開きその席へ技芸団を呼べとチソに言う。何としてもモハより早く見つけ出し、始末するつもりだ。

 チェ・リの助言を知らないモハはホルの態度に心を打たれたこちらは正反対の反応を見せている。
 そしてやはりチャミョンを探そうとしているが、チャチャンスの所にいることまではまだ気づいていない。

 チャチャンスは結婚式で技芸ができると大喜びだ。他国へ行くには手形がいるそうで、それは7日間有効だ。
 そして、プク(チャミョン)に拾われてきたとき来ていた服とかんざしを返す。今更いらないというが、返したからあんたの好きにしろとミチュから言われ、とりあえず受け取って来た。楽浪国にいる間、ヘンカイ(イルプム)は両親を探してみるという。

 海の夜、プクは服を薪にくめる。そしてかんざしを海に捨てる。後悔はないか?ヘンカイが聞いても、兄さんがいてくれるからそれでいいとプクの心はきまっていた。

 そこへ、めぐり合う運命は代えらえない、とホゴクが来る。

 例え、山や海を隔てていても会う者は会う。会わぬ者は気付かない。
 おじさん、頭いいね、字、教えてよとプクは言うが、こちらもそっち方面は苦手らしく頭痛がするという。
 その代わり、剣を教えてやろうという。弓や槍に人を殺す術もある。

 そんなの信じない。ヘンカイが言えば、プクも信じないし、殺したい人もいないという。
 しかしホゴクは殺したい相手も運命が決めるという。



 なんか哲学にとんだ言葉だわ。覚えておこっと。


 
 高句麗では、月経が止まったというメンルスを医官が診ていた。それを傍で睨みつけるスジリョン。
 そうだよなー。王后が産めなくなったと判れば自分がハッスルすれば、いいだけだもんなー。

 ヨランはホドンに義姉上と和解しなさいという。義姉上は恐ろしい方だけどこのまま老いていくのは可哀想だ、それにスジリョンのけん制になる。
 絶対いやだ、自業自得だとホドンはいう。

 
 そりゃ、殺されかければ、絶対どころか、このまま寂しく死にやがれという所だ。

 父王にホドンは楽浪に行くと報告をしていた、ピュリナ族の首長、メンルスの父、ソン・オックも間を取り持つために行く。かつてのホドンの師父、ウルドゥジも同行する。

 南部のウナルはの、ワン・ホルの婚礼に行く。

 王としてはなんとしてもこの話をまとめ、貧しい土地しかない高句麗に豊かな楽浪国の領土を手に入れ、食物を自由にしたい。悲願だ。


 楽浪国では、第1夫人、第2夫人、ラヒがチェ・リを挟んで話をしていた。高句麗から使者がくる。しかもラヒに求婚に来るというのだ。

 ジャシルはラヒはあと継ぎですと反対するが、ハソもまた、以前の王子の乱暴なふるまいを思い出し、ラヒは感情豊かな子です(どこが?)もっと優しい方とというが、チェ・リは肝心なラヒの気持ちを聞く。

 太ってて可愛くないと言った。剣を振り回す女は吐き気がすると言った。毒づく女はもっと嫌いだと言われた。
 ラヒの表情を見て、気があるようだなと見抜く父に、ラヒは、あんな人と結婚するなら死んだ方がましと飛び出していく。

 どうしようもない子…ジャシルはそうとしか言えない。

 しかし、剣を振り回す前、誰も知らないが、王子にそっと頬に口づけされたことを思い出す。ドキドキしちゃだめと言い聞かせながら、嬉しくてしょうがないのだ。

 こっちを殺しておくべきだったわね…。このあとホドンに狂っちゃうし。


 高句麗ではついにその日が来ていた。
 医官は正式に月経が止まったことをスジリョンにも話していた。女の身体は複雑だから1次的ということはないのか?あれだけうつ症状がたまれば…と医官は言った。
 この日は順番からいって、スジリョンの所へ行くはずが、王は王后との約束を果たすときが来たのだなと思い、踵を返し、王后の所へ向かった。

 王后は茶を酒(ここ、容れ物から、茶なのか酒なのかよく判らないけど、酒だそうだ)いつものように寂しい夜を過ごしていたが、突然来た王に言葉を失う。内心、やった!というところかもしれない。

 王は酒を飲み、静かに話し始めた。
 ホドンの母は美人でも強くもなかった。でも1度もプヨ(ブヨ?)という故国の名を口にしなかった。だから安心して眠れた。
 ピュリナ族から捨てられたお前も捨てられるか?それができるか?
 ホドンの真の母親になれるか?

 王后は涙を流して全ての言葉にうなずいた。(そのときが来れば、なんだってOKだろう)

 2人は熱い口づけを交わした。

 侍女はやっと王の心を掴んだのです。お喜びくださいというが、ここからは私は心を鬼にするわという。お前がこれ以上私の中にのこ手ている女の心を王に心を奪われないよう、監視してと王后が言った。

 王の女にはなれない。国母になる。息子を生む。何故そんなに執着されるのです?侍女に聞かれるのを、いつか、あなたは死んだようなものだと帯を切られ、殺す必要はないと言われたことから来るようだ。

 チャチャンス達は船で楽浪国についた。

 ジャシルは蝮の毒を渡し、これでチャミョンを殺せという。

 チソは子どもたちを風呂に入れ、胸の傷を確かめようとしたが、突然入ってくるから子どもたちにお湯をかけられ、傷が見られない。そして脱衣した衣装の中にかんざしを見つける。

 ラヒは4日も絶食して少しでも痩せた綺麗な姿を見せようと必死だ。
 しかし、ジャシルはラヒはワン・ホルと結婚させるという。将来は大将軍になる。生命を救うため、結婚したワン・ゲンの妻、ヤンへには担当を渡し、時期が着たら自害しろという。

 このときから、ホルの姉、ジャシルヤヘエの義理の姉だ。
 本当に王族の結婚というものは不思議だ。

 ホルとヤンエの婚礼が行われた。プクは今までやったことのない怪力ショーをやれと突然チャチャンスに言われた。その練習をしていて、作りものの鎖が切れた所へホドンが通りかかった。

 ホドン、プク(チャミョ)の初めての出会いだ。

 この国は面白い、ホドンは気にいっていた。

 チェ・リとソン・オックの間でも、政治的な約束が取り交わされた。

 全ては順調に言ってるかのように見えたが、夜中に子どもが1人死んだ。殺されたのだ。隣りに寝ていたプクが見ていた。私のせいだ…。ミュリがそう言ったという。この子はホゴクからプクが捨てたかんざしを託され、これが身の証明になるから持っていろとチャミョンに告げていたのをまだ渡していなかったのだ。

 国に帰ったプクは、剣も弓も槍も教えてくれとホゴクに頼んだ。自分を守るためだという。

 そして月日は経ち、少年少女たちは成長を果たしていた。そこへ、思いがけないニュースが高句麗を襲った――――。


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