妓夫(妓生=きーせんの情夫)になればいいのか。ミョンオルと関係を戻したいジョンハンはそういうが、謝ってミョンオルは足を滑らせ、小高い所から落ちてしまう。
宿っていた子は流産した。
ミョンオルの様子を見に親友のタンシムが都へ出かけた。どうしても離れないからと自分が産んだピョクケツの子を連れていった。
ミョンオルは子どもを連れてきていると知り、1度だけでも抱かせてくれないかという。
ジョンハンはわが子を自分の手で殺してしまったことにショックを受けていた。
そしてミョンオルと最後に会うが、ジョンハンが自分が殺してしまったと責めるのをこの子は優しい思慮深い子だったとミョンオルが言った。親がまた間違えないように自ら去ったのだと言い、2人の思い出の場所で子の魂をあの世に送りだした。
タンシムは都に来たからピョクケツの屋敷を訪ねてみたいという。ただ遠くから姿だけでもこの子に見せたいというが、屋敷の前でとうの本人にばったりあった。
ピョクケツは子どもの名前を聞くが、ただ坊やとだけ呼んでいるという。高貴な方の子だからどう名前をつけていいか判らないと。
ピョクケツが名前をつけてやるという、そしてよければ子どもを引き取ろうという。しかし、タンシムまで引き取ることはできないという。
自分を愛してくれる男と一緒になれという。
タンシムは子を残し屋敷を後にした。
プヨンは荒れていた。都にミョンオルが来たら、誰もが宴に呼ぶのはミョンオルばかり、プヨンに依頼はない。
見兼ねて他の妓生がメヒャンに言うが、この世界は頂点か奈落しかない。
名前を忘れられて淘汰されるのはしょうがないことだという。
ミョンオルは1人夜中に酒を飲んでいた。そこに居合わせたプヨンを誘って飲むが、ミョンオルは今日の宴のことを話す。
音を3つも飛ばしたのに褒められた。みんな聞く耳がないと言われるのを恐れるようだという。演奏なんて聞いてないんじゃないか。素人に褒められてもね…。
プヨンからすれば、この上ない傲慢な話だ。
どんな形でも褒められる。そんな経験のない子はいっぱいいる。
彼女自身もその1人だ。
立場が違えば悩みも違う。
それはしょうがないことなのだが…。
ジョンハンは恵民署の教授に左遷されていた。自分で進んでなったとう。患者を見て回るような仕事だ。亡くし子の代わりにこうして出直したいという。
メヒャンは、次の女楽行首(へんす)の試験を行うと告げた。
審査員は、それぞれの地域の行首であり、踊りに長けた妓生、宮廷舞ともう1つ舞を踊って決めるという。
それぞれに最高の舞を探す出しが、ミョンオルがとったのは踊りを知らない人たちにどれほど理解してもらえるかだと思い、綺麗な衣装をまとい市場で踊った。
たまたま上京してきていたファダムという地位のある男が挑戦一の名妓と聞き踊りを見に行くが、あれは挑戦一の娼妓だ、酒売りだという。
ミョンオルは何故だと問うが、そんなことも判らないのかと言われる。
ミョンオルは考えた末、普通の衣装で仮面を付け同じ踊りを踊ってみた。
立ち止まる者はいない。
みんなわけの判らなぬものに付き合っている暇などないのだ。
ミョンオルの苦悩は深まる。
なんでこんなに頑ななんでしょう。
心根が曲がっているというのはそうだろう。でなければ、ここまで自ら辛い道を選びはしない。しかしそれが踊り手の運命と言えばそうだ。
せめて子どもが、ミョンオルのときのように父に毒草を飲んでおろせと言われるより、父自らの手で生命を葬られた方が、幸せだったと言えば、言えるのかな。
もう理解の範疇を越えてきた。これでもか、これでもかって苦しむもんね。
大体、なんだかんだ、何年も踊らずにいた踊り手がすぐに踊れるようになること自体、ドラマだわ~。
宿っていた子は流産した。
ミョンオルの様子を見に親友のタンシムが都へ出かけた。どうしても離れないからと自分が産んだピョクケツの子を連れていった。
ミョンオルは子どもを連れてきていると知り、1度だけでも抱かせてくれないかという。
ジョンハンはわが子を自分の手で殺してしまったことにショックを受けていた。
そしてミョンオルと最後に会うが、ジョンハンが自分が殺してしまったと責めるのをこの子は優しい思慮深い子だったとミョンオルが言った。親がまた間違えないように自ら去ったのだと言い、2人の思い出の場所で子の魂をあの世に送りだした。
タンシムは都に来たからピョクケツの屋敷を訪ねてみたいという。ただ遠くから姿だけでもこの子に見せたいというが、屋敷の前でとうの本人にばったりあった。
ピョクケツは子どもの名前を聞くが、ただ坊やとだけ呼んでいるという。高貴な方の子だからどう名前をつけていいか判らないと。
ピョクケツが名前をつけてやるという、そしてよければ子どもを引き取ろうという。しかし、タンシムまで引き取ることはできないという。
自分を愛してくれる男と一緒になれという。
タンシムは子を残し屋敷を後にした。
プヨンは荒れていた。都にミョンオルが来たら、誰もが宴に呼ぶのはミョンオルばかり、プヨンに依頼はない。
見兼ねて他の妓生がメヒャンに言うが、この世界は頂点か奈落しかない。
名前を忘れられて淘汰されるのはしょうがないことだという。
ミョンオルは1人夜中に酒を飲んでいた。そこに居合わせたプヨンを誘って飲むが、ミョンオルは今日の宴のことを話す。
音を3つも飛ばしたのに褒められた。みんな聞く耳がないと言われるのを恐れるようだという。演奏なんて聞いてないんじゃないか。素人に褒められてもね…。
プヨンからすれば、この上ない傲慢な話だ。
どんな形でも褒められる。そんな経験のない子はいっぱいいる。
彼女自身もその1人だ。
立場が違えば悩みも違う。
それはしょうがないことなのだが…。
ジョンハンは恵民署の教授に左遷されていた。自分で進んでなったとう。患者を見て回るような仕事だ。亡くし子の代わりにこうして出直したいという。
メヒャンは、次の女楽行首(へんす)の試験を行うと告げた。
審査員は、それぞれの地域の行首であり、踊りに長けた妓生、宮廷舞ともう1つ舞を踊って決めるという。
それぞれに最高の舞を探す出しが、ミョンオルがとったのは踊りを知らない人たちにどれほど理解してもらえるかだと思い、綺麗な衣装をまとい市場で踊った。
たまたま上京してきていたファダムという地位のある男が挑戦一の名妓と聞き踊りを見に行くが、あれは挑戦一の娼妓だ、酒売りだという。
ミョンオルは何故だと問うが、そんなことも判らないのかと言われる。
ミョンオルは考えた末、普通の衣装で仮面を付け同じ踊りを踊ってみた。
立ち止まる者はいない。
みんなわけの判らなぬものに付き合っている暇などないのだ。
ミョンオルの苦悩は深まる。
なんでこんなに頑ななんでしょう。
心根が曲がっているというのはそうだろう。でなければ、ここまで自ら辛い道を選びはしない。しかしそれが踊り手の運命と言えばそうだ。
せめて子どもが、ミョンオルのときのように父に毒草を飲んでおろせと言われるより、父自らの手で生命を葬られた方が、幸せだったと言えば、言えるのかな。
もう理解の範疇を越えてきた。これでもか、これでもかって苦しむもんね。
大体、なんだかんだ、何年も踊らずにいた踊り手がすぐに踊れるようになること自体、ドラマだわ~。