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かの美しき物語

2007-08-09 19:59:16 | 日記風
 今頃かいって感じだけど、映画館へ「マリーアントワネット」を観に行く。

 CMなどで、綺麗な衣装や美味しそうなお菓子。ヴェルサイユでのオールロケって華やかな話しか聞いてなかったけど、意外に人間ドラマだった。
 マリーアントワネットっ1人の女性の物語。
 やっぱりエンターテイメントである限り、ふかふかした幸せなシーンのみでなり立つ物じゃないし彼女の苦悩や哀しみが描かれて初めて、幸せそうに笑っているシーン、ただ遊び呆けているだけのシーンが意味を持ってくる。
 意外にマリーアントワネットの台詞が少ないのには驚いた。彼女のその時々の運命に翻弄される気持ちを表情や姿勢だけで魅せていく。これ、女優さん大変だったろうなって思う。
 でも逆にやりがいあったろうなとも思う。
 ラストのカットが凄い意味深だわ。彼女が後々悲劇の王妃として名を残していったそこら辺は特に描かれず、あれだけで〆てしまう。
 彼女って1人の女性を描こうとしたんならありなんだろうな。

 昨日は私には不思議な日。アルバイト先ではミスって嫌なことだらけだけど、先月の舞台で1つ良いニュースも舞い込んだし。嫌なことがあった後だけに、凄い嬉しい。そういうことなんだよね。そういうメリハリがあって喜びごとは更に喜びも増す。
 
 いい日だったよ、多分。