そうして物語を紡ぐ旅は始まる。

2007-01-01 12:07:40 | 戯曲塾
 おめでとうございます。
 2007年はですね。

 色々去年を思い起こしてみれば、色々ありました。言葉になることならないこと、色々あります。

 私は基本、誰かに物を書くと言うことを習ったことはありません。独学といえば聞こえはいいですが、なんとなく、本を読みながら覚えてきた、感じてきたって所でしょうか。
 
 
 戯曲塾に入ってから少し状況は違ってきました。
  
 最初、講師の方から「書き方は教えません」と言われましたので、多分具体的に教えていただいたことは今も無いのかもしれません。
 まあ教えないと言っても、物を書く、そのこと事態を教えるというのは本当に難しいことですから。書き方のHOW tOを教えた所でそれ事態には大きな意味はありません。そこから先がなんなのか。
 それを教えるってことは簡単なことではありませんから。
 
 経験なのかもしれない。あくまで数をこなすことかもしれない。

 でも〆切があって、誰かが確実に読んでくれるということが無性に嬉しかったように思います。
 また、幼い頃から書いてはいましたけど、「書いてます」といちいち言うことも少なかったから、書いている、書くことが好きだと知ってる人も少ないと言えばそうだったので。

 でも、好きでしていることですから、書いてます。こんな話を書いてるんですって話をできることがただ嬉しいと言えばそうで、それが言えることがただ幸せなのかも知れません。
 呼吸をするように書くことが当たり前で好きだったんですもの。それをただ話せるだけで嬉しいんです。

 だから、ただ書いてます。
 多分読んでくれる。
 でも、読まれなくても書く気がする。書きたくて堂々と書けるから、書いてる。
 それがただ楽しい。
 損得じゃないですね。書くとは。ただ書きたい。
 書ければいい。
 
 でも、プロの仕事であるならば、ただ好きなものを好きなように書けばいいと言うものじゃない。
 そこんところがね、切ないと言えば切ない。

 切なくとも書きますけどね。
 書かなくていい状況より、切なかろうと条件をつけられようと書ければ嬉しい。
 やっぱり書いていたい。


 ってことで、只今は、戯曲塾の課題を書いております。来年2月に出せばいいんですが、取り合えず、1回目の書きあげがもうすぐ書き終わります。
 
 そっから手直し。長い手直しの旅が始まります。