漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
いよいよ2学期も終了。
さくっと終業式を行い、
その後、父母会を行いました。
2学期末の父母会は特に重要です。
生徒の就職に関する三者面談が行われるからです。
これまで生徒は、いろいろな漁業を学び、就職先を考えてきました。
そして我々職員は、求人とのマッチングをあわせる作業をしてきました。
その結果で、例えば
「遠洋カツオ一本釣りの○○漁業に就職を考えていますがよろしいですか?」
とご説明。了解を得ていきます。
生徒が成人の場合は、保護者の同意は不要なので、三者面談を省くことが多くなります。
これで、年明けからは想定している就職先と面談することになります。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
1月は見学会を行わない予定です。ご希望の日をご相談ください。
園長のつぶやき
来週も見学者の予定が入っています。
来月いっぱいまで見学を受けますが、入学試験も迫っています。
ご希望の方は、なるべく早くお申し込みください。
ところで、
昨日は県内の中学校の先生がお二人、見学にいらっしゃいました。
同校で、漁師になる意志が非常に固い生徒さんがいて、学園への進学を希望しています。
そこで「どんな学校なのか」と言うことでのご見学です。
いつものご説明に加え、次の2点をお話ししました。
・漁師になることをムリに勧めない
・高校に行くかどうかは、保護者と良く考えるように言っている
いくら漁師が足りないからと行って、誰でもできる仕事ではありません。
見学者には「漁師の大変さ」もお話しします。
一番大事なのは本人の意志です。
特に、学園を卒業したら漁師になるしか道はありません。
「本当に良いの?」
と話すくらいです。
また、中学生が高校に行くかどうかは難しい判断です。
私から「どうしろ」とは言いません。
年によって定員割れもあるので、一人でも入学希望者は欲しいです。
それでも安易に入学して、途中で辞めるなら学園にとっても本人にも良くありません。
この生徒さんは、学園への入学のためにがんばって勉強しているそうです。
それを聞いてとてもうれしく思いました。
ぜひ、入学して欲しいですね。
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