静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

53期生の思い出 8-9月

2023年03月20日 12時00分00秒 | 日記

3月20日 月曜日

53期生の思い出の続き、今回は8~9月です。 夏休みが終わり2学期に入ると航海専攻と機関専攻に分かれ、より専門的な授業が増えました。

航海授業

機関授業

一方で、全国的にも珍しい深海魚漁師である長谷川さん親子の講演や水産・海洋技術研究所の普及指導員さんの講義がありました。

深海漁師 長谷川さんの授業

実習では遠洋航海実習にむけてカツオ一本釣りの漁具制作実習が始まりました。

カツオ一本釣りのハネ(竿)とバケ(毛バリ)の制作

講習では膨張式救命筏の講習や防災訓練がありました。膨張式救命筏の講習では、実際の遭難を想定して作業着を着たまま救命胴着を着けて海に飛び込み、救命筏に乗り移る訓練をしました。

膨張式救命筏訓練

本学園の宿泊棟は4階建てで地震発生時、津波避難ビルに指定されています。そこで避難訓練では、防災に関する講義の他、避難ルートの確認のため、校門から走って宿泊棟の4回まで駆け上る訓練をしました。

防災訓練

 見学はさば棒受け網漁船、遠洋かつお一本釣り漁船および遠洋まぐろ延縄船の見学に行きました。

さば漁船見学

遠洋かつお一本釣り漁船見学

遠洋まぐろはえ縄漁船見学

卒業後、さば船に1名、かつお一本釣り船に7名、まぐろはえ縄船に3名の生徒が就職しました。

視察は、伊豆地区と富士宮地区の視察に出かけました。伊豆地区では下田漁港でキンメダイの水揚げの見学や水産・海洋技術研究所伊豆分場で伊豆半島の漁業に関する勉強をしました。富士宮地区では富士山世界遺産センターの見学や水産・海洋技術研究所富士養鱒場で静岡県が生産量日本一であるニジマス養殖に関する勉強をしました。

キンメダイ水揚見学

石廊崎灯台

水産・海洋技術研究所伊豆分場見学

10月に続く

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は27日の午前、28日を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)もしくは電話(0546270219)でお願いいたします。詳しくは学園ホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。


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