静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

調査船「駿河丸」を見学

2018年05月29日 14時26分48秒 | 研修・見学

学園の実習船は「わかたか」です。
11月の遠洋航海実習は焼津水産高校の実習船「やいづ」にお世話になります。
そして、もう一隻の大事な教材として使わせていただいているのが「駿河丸」です。
http://fish-exp.pref.shizuoka.jp/06information/6-2-2.html
水産技術研究所の指導調査船134トンです。


生徒の勉強にとても良い理由があります。
まず、12人の乗組員が県の海技職職員であること。
学園で教えている教務職員の4人中3人が同じ海技職です。
だから、学園職員は駿河丸の乗船経験があるし、駿河丸乗組員も学園で教えた経験のある人がいます。
だから見学に行くと、各乗組員が「熱く」説明してくれます!


操舵室、機関室など、くまなく見学しましたが各場所で担当乗組員が仕事の重要性やノウハウを語ってくれました。
おかげで「機関嫌い」の生徒まで、機関の乗組員にあれこれと質問をしていました。


5月15日のブログで紹介した揚錨機(ようびょうき、ウインドラス)も実際に動かして説明してくれました。

そんな訳で、駿河丸の見学はとても勉強になります。
スケジュールの詰まっている駿河丸ですが、また見学させてもらいます。

 【調査船のスケジュール】
水産技術研究所が船を持っていると、いろいろな調査依頼が漁業者から来ます。
実状は年間スケジュールがびっしり詰まっていて、別の調査を組むのは大変です。
決まっている調査だけでも、天候の関係で実施できないこともありますから。
この駿河丸、進水は平成7年。
もう何年も前から老朽化が問題となっています。
研究所本体の建て替えもあって、駿河丸の新船が遅れています。
新しい駿河丸になれば、生徒の勉強も、もっと役に立ってくれるハズです。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
昨晩はTVKテレビ神奈川で「ピエール瀧のしょんないTV」で学園が紹介されました。
ご覧になった方はいらっしゃいますか?
他の地域は、だいぶ遅くなるようなので残念。
先週の静岡県内の放送では同時間帯で視聴率一位だったそうです。パチパチパチ!
ピエール瀧さんと番組スタッフの皆さんが良い番組を作ってくださったことに感謝です。
生徒たちが寮生活含め、明るく楽しくやっていることがわかっていただけるとうれしいです!
カットされた部分で、紹介したいこともたくさんあります。
またブログなどでご紹介していきますね。

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