静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

富士養鱒場の見学と富士登山

2012年09月06日 08時58分24秒 | 学園行事
学園では、生徒の見聞を広めるために県内の色々な施設を見学しています。
9月3日(月)、富士宮市猪之頭にある静岡県水産技術研究所 富士養鱒場に行ってきました。

富士養鱒場の見学の後、学園のバスで富士山五合目まで登り、多くの生徒が「初登山」を試みました。
五合目では、急に冷たい雨が降ってきて引き返してきたそうですが、貴重な体験だったようです。

私は富士山に7回ほど登ったことがありますが、富士山の良さは2つあると考えています。
一つは、下から仰ぎ見る富士山(朝が一番)、もう一つは、山頂から見下ろす静岡県の景色(快晴が一番)です。

当日の様子を、D君(20歳)の作文から紹介します。


 今日は、富士養鱒場と富士山五合目に行ってきました。
 養鱒場では、主にニジマスの養殖がされていて、産卵から孵化、その後の成長までと「完全養殖」をしていました。
 ニジマスもタイやヒラメといった海の魚と同じように、産後はウィルスに弱く、感染したら9割以上死んでしまうと言ってました。

 今、私達が普段、回転寿司でよく口にするサーモンは数多くがニジマスだそうです。
 これには、正直驚きました。サーモンと言ったら普通サケを連想します。
 私達が今までサケだと思っていたものが、ニジマスだったということです。

 最後の質問の時、E君が「ニジマスは、いつ赤くなるのか」ということで、確かに不思議だと思っていました。
 普段、塩焼きにしたニジマスは白身なのに、寿司ネタだと赤身がが出てくるのは、本当に不思議でした。
 しかし、話では、餌によって色が付いてくるのだと言ったので、まぁそうだろうなとも思いました。

 次に、富士山の五合目に行きました。
 五合目は下界と違って、とても寒く、半袖では少し居難いかなぁと思うほどでした。
 心の中では、五合目から六合目まで「さぁ、登ろう」と思っていた矢先に冷たい雨が降ってきてしまったので、とても残念です。

 半袖で来てしまい、誰か分からないけど「ファンキーボーイ」という言葉が聞こえたので確かにそうだろうと思いました。
 あいにくの悪天候で、登れなかったけど、いつか頂上まで登りたいと思います。


 いつも見慣れたニジマス、富士山であっても、百聞は一見に如かず!






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