静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

釣り実習6日目(遠洋航海実習 18日目)

2022年12月05日 12時00分00秒 | R4遠洋航海実習

12月5日 月曜日

週末の間も生徒達の遠洋航海実習は続いています。以下、2日の日誌です。

「今日は、操業四日目、魚見と操業をしました。操業では、カツオの群れが全然来なかったです。最初の一回くらいしか当たりが無かったけど、その群れも小さいカツオしか当たらなかったのですぐ漁が終わりました。なので、カツオを釣れるということは、そこまでうまくいかないということを知れました。そのため、すごく勉強になったし、経験にもなりました。魚見では、今までの操業や当直などで疲れや疲労がすごく、まともに集中できませんでした。先生に注意されたので、これからは気を付けていきたいと思いました。魚見だけではなく、これからの実習に対する取り組む姿勢を、気を付けて、集中力を切らさず、真剣に行っていきたいと思います。また、これからの実習が少しでも参考になるよう頑張りたいと思います。」

               魚見

             餌運び

漁場調査をはじめて3日目からの3日間は、まとまった釣果が無かったようです。そう簡単にカツオの群れを毎日見つけられる訳ではありません。これが自然を相手に仕事をする難しさでもあり、やりがいだと思います。航海実習中は、船内の仕事も色々あります。釣り以外の作業も安全な航海に直結する重要な仕事です。疲労も蓄積してくる頃であり、生徒の動きが悪くなったのか、先生から指導があったようです。それぞれがしっかりと自分の仕事を務めることで、充実した航海実習としてほしいものです。

昨日の日誌です。

「操業が開始してから六日目の今日、今までで一番釣れた二日目を上回るカツオの釣り上げ量を記録しました。ここ最近の不漁の分を取り返すような成果をあげられて大きな達成感があります。今日の操業は午後から見つかったカツオの群れ相手に日が暮れるまで釣りを続ける形になりました。その為午後からは休みがなく、釣りを続ける合間に餌のイワシの補充やデッキのブラシ掃除などの仕事も続けましたが、皆昨日の先生の説教が頭に残っていたのか機敏に動くことが出来、さぼるものがいなかったためこのような成果につながったと思います。ただ動きの遅い者もまだいて、自分もその中の一人だと思うので明日から早く動けるよう頑張りたいです。大漁を期待したいと思います。」

  昨日は、午後から良いカツオの群れに当たり、調査開始後一番たくさんのカツオを釣ることができたようです。送られてきた日誌から、再び船内に活気が戻ったような雰囲気が感じられます。

AO式入学試験の第2回試験を12月26日(月)に実施します。本日より願書受付開始しました。 12月の週末見学説明会開催日は17日(土)、18日(日)です。平日の学園見学も受け付けています。年内12月23日までは対応可能です。詳細はホームページ(https://gyogaku.com/)でご確認ください!


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