ボンデンは「浮き」のことです。
「フロート」のほうが分かるでしょうか?
かつてはガラス玉だったので、ボンデン玉と呼ばれました。
ガラスなので割れないようにロープでカバーをして使っていました。
今回は、そのカバーを作る練習。
現在のボンデンは樹脂(プラスチック)製なのでカバーは不要です。
でも、この技術は船で防舷(ぼうげん)材をつり下げたり、様々なところで応用できます。
きれいに球形に作れる人と苦戦する人がいました。
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園長のつぶやき
沿岸漁業の漁師が減った理由の一つは、収入が低いことです。
昔の漁村では、漁師以外の仕事が少なかったこともありますが、漁師の給料がサラリーマンより高かった。
だから、親を継(つ)ぐも多くいました。
特に戦争で漁業が中断したことで、戦後は海にウジャウジャと魚がいました。
しかし、魚探が登場し、魚がたくさん捕られてしまいました。
このため昔ほど稼ぐことができません。
一方で、交通手段の発達もあって、漁村の外に若者が働きに出るようになりました。
高卒、大卒が増えたことも、拍車をかけた要因です。
ただ、稼げたとはいえ、昔の沿岸漁業は大変だったんですよ。
船だって人力が多かったし、しかも重たい木製です。
漁場(魚が捕れる場所)までは、漕がないと行けません。
GPSも魚探もありません。
魚を捕れる場所は経験が頼りです。
天気だって、自分で予測するしかありませんでした。
水揚げだって人力です。
昔も、決して楽して稼げる仕事はありませんでした。
じゃあ、沿岸漁業に未来はないのか?
と言うと、そんなことはありません。
ただし、魚が昔ほど捕れないので、やり方を変える必要があります。
魚が捕れないと言っても、漁船の数も激減しているんです。
取る人が減れば、一人あたりの魚は増える!これはチャンスです。
新しい沿岸漁業を作り出す知恵と努力があれば大丈夫。
・・・楽して稼げる仕事ではないことは同じです。
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