静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

清水地区の見学2

2017年06月13日 09時02分18秒 | 研修・見学

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

清水地区見学の続きです。
国内の大型漁船ではナンバー1シェアを誇る三保造船所です。
http://www.mihozosen.co.jp
こちらのページでは三保造船所の秘密?が紹介されています。
http://www.satv.co.jp/0300program/0040shonnaitv/back/2015/07/2015-0709.html

1919年創立。あ、もうすぐ100年ですね。由緒正しい造船所です。
まずは概要説明をいただきます。

そして、たくさんの部品から大きな漁船が出来上がる現場を見学です。
建造中の船を見ると、内部構造もよく理解できます。
船の構造は海技士試験にも出題されますが、
船の輪切りの状況は、なかなか見ることができません。

今回は完成間近のマグロはえ縄漁船があり、その見学もさせてもらいました。

造船の現場も、若い技術者が足りなくて大変だそうです。
学園の生徒が欲しいと言われましたが、それはちょっと...

6月は17、18日に説明会を行います。
また、8月19、20日は模擬授業もあるオープンスクールを行います。
お問い合わせ、お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
昨日からの続きです。
漁師が誇れる仕事になるかは、その人次第と言うこと。
どんな職業でも同じですよね。
ただし!学園の目指す漁師は大型漁船の幹部です。
海技士の勉強をして、大きな漁業会社、水産会社に就職するのです。
そして数年後には一等航海士、機関長、船長などの役職に就くことを目指しています。
船長、機関長ともなれば資格があっても、人間としてしっかりしていなくてはダメです。
漁師が「遊んで暮らせる」「楽な仕事」と思う方もいるでしょう。
しかし、それは学園の目指す漁師ではありません。
責任のある仕事は大変ですが、だからこその大きな喜びがあります。
海で生き、人間としても立派な漁師を目指す方は、ぜひ学園に来てください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする