静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

学園で応援すること

2016年06月27日 16時45分13秒 | 学園紹介

改めて書くことではないですが、当学園は静岡県で漁師になるための学校です。
生徒の皆さんは
「静岡県で漁師になりたい!」
と言う目標を持って入学してきます。
その目標に向けて、我々学園スタッフは全力で応援します。

今年の生徒の中で
「どうしてもイカ釣りがしたい」
と言う人がいました。
静岡県では大型漁船でのイカ釣り(たまにテレビに出るような漁り火(集魚灯)でイカを捕るやつ)はありません。小型漁船でのイカ専門の漁師もわずかです。
その生徒は、自分の願いを園長室に直訴しに来ました。
そこまでされたら、私も何もしない訳には行かないですよ。
いろいろ情報を集め、提案をしました。

これは一例ですが、「静岡県で漁師になりたい!」と言う各生徒の希望には、職員が心を込めてサポートを行います。

ですから来年度、学園に入学を希望している方は、「静岡県で漁師になりたい!」と言う確固とした目標があるなら、充実した学園生活が送れると思いますよ。

そこまで気持ちが固まっていない人!
ぜひオープンキャンパスなどに来て、質問をぶつけてください。
どんな質問にもお答えしますよ。

これは本日の「運用」の授業風景です。

【教務職員の苦労】
当学園は教員免許を持った職員はいません。
学園に赴任するまでは水産技術研究所の調査船で船長をやっていたり、漁業関連研究をやっていました。だから、学園で教える内容については良く知っています。
それでも、15歳から30歳まで、学歴も様々な生徒に教えるのですから大変です。
国が「指導要領」を作ってくれている訳でもありません。
そんな状況でも、限られた1年間で生徒を育てる方法について知恵を絞ります。
ですから、生徒からの質問は大歓迎です。
その質問自体が、学園スタッフのヒントになるからです。

オープンキャンパスで疑問点は質問し、縁があって学園に入学したら、さらにどんどん質問してくれたらと思います。

コメント
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