静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

清水地区施設見学 その1

2016年06月13日 09時58分56秒 | 研修・見学
溶接は終わりましたが、連日で清水区に出かけました。
まずは漁船作りのエキスパート、三保造船所です。
海まき、マグロ延縄、カツオ一本釣り船など大型漁船を手がけています。

そんな訳で、三保造船所は毎年、見学させていただいています。
というのも船の構造は、海技士試験にも出題されます。
建造中の漁船を見ることで、船の構造がよく分かります。
出来上がった船を見ても分かりにくいですからね!


11月からの遠洋航海実習で乗船する焼津水産高校の実習船も、この造船所で生まれたことを聞いて、生徒の関心も高まったようです。
前日まで実習していたガス溶接が使われていたのも良かったと思います。

【感想文】
学園では頻繁に施設見学に行っています。
なかでも、御前崎地区見学のように一日掛けて何カ所も見学に行く場合は、感想文を書いてもらっています。
後で感想文を書くことが分かっていれば、見学に緊張感が出ます。
帰ってからの復習にもなるし、我々スタッフの参考にもなる...など多くのメリットがあります。
とは言え、漁師志望の生徒は体を使うことは得意でも、作文は苦手の人が多いようです。

三保造船所では、効率を上げるためには構造体をひっくり返した状況で作業することにも感心する意見が多くありました。
また、重たい鉄を大量に使って船体を作ることに驚いていました。
コメント
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