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滝室坂道路と国道57号現道を結ぶ県道の正体がついに明らかに

2024/5/17付ブログ記事「滝室坂道路は2026年度内に開通へ・・・実は事業費はうなぎ上りだった <5/21追記あり>」の続報です。

上記ブログ記事で

>工事用道路は未舗装のままですが、分岐部分が三叉路の交差点となるべく整備が進んでおり、国道57号側では歩道も設置されつつあります。2026年度末時点ではここが「滝室坂道路につながる熊本県道213号内牧坂梨線バイパスと国道57号の交差点になっている」ことは間違いなさそうです。それにしても、熊本県はいつになったらこの道路改良の詳細をネット上で公開するのでしょうね?

と書きましたが、8月半ばを過ぎても熊本県の公式サイト内には詳細情報は存在しません。

しかし・・・

地元紙の熊本日日新聞が滝室坂道路について取材した記事が2024/8/11に掲載され、その中で「熊本県道213号内牧坂梨線バイパス」の正体いや詳細がついに明らかになっています!

https://kumanichi.com/articles/1514576

滝室坂道路西端と国道57号現道を結ぶ0.7km区間単独の事業ではなく、「2012年の豪雨で土砂崩れや冠水が起きた現道を山際から離し、拡幅、かさ上げして防災力向上を目指す工事の一環」です。バイパス工事区間の全体の距離は約4.1km、事業費は32億円(約半分は国の補助金を充当)で、滝室坂道路の開通までに整備が完了できるように工事を進めているとのこと。

ちなみに、GoogleMapの航空写真によれば、滝室坂道路西端との交点のすぐ北側で道路の構造物が造成されつつあることが分かります。その先で方向転換するあたりは何も工事の痕跡がありませんが、さらに先の北坂梨地区では既に集落を避けて通るバイパスが完成していることが分かります(集落内のもともとの県道も指定継続)。

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