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香川県・女木島の「鬼ヶ島観光自動車」、復活後の様子

関連ブログ記事・・・2024/8/12付「香川県の女木島の路線バス、2024年時点の運行会社はどこ?

ということで、2024年8月中旬に女木島(鬼ヶ島)に行ってきました。2010年以来瀬戸内国際芸術祭の夏会期には必ず訪問していますが、会期以外に訪れたのは初めてです。

かつて夏の女木島は海水浴のメッカで、古くから8月1日~20日の間に限り高松港~女木島間のフェリーは昼間の便数が普段の倍になっています。現在も海水浴場はそこそこ賑わっており、高級建築物の海の家も何軒か営業中ですが、昨今では猛暑続きから天然のクーラーたる鍾乳洞のほうが人気です。

航路の主力船はシマシマハデハデ模様の「めおん」(2021/2/28就航)。船内放送の声がアニメの女の子キャラクターそのものだったのにはぶっ飛びましたが、おそらく両島が恋愛アドベンチャーゲーム「Summer Pockets」の舞台とされておりタイアップ企画も行われているからでしょう。

鍾乳洞に向かうバスの乗車券は、港にある「おにの館」の館内で発売されています。これは以前から変わりません。

マルイ観光バスが代替運行していた頃(2022/8/15付ブログ記事参照)は自動券売機が設置されていましたが、完全手売りに戻っています。

時刻表には「鬼ヶ島観光自動車株式会社」と明記されています。上に貼られているバスの写真は、2024/8/12付ブログ記事で紹介したXのポストと同一です。

おにの館の表側に回ると、2台のバスが待機していました。左側が新入りです。右側のバスは2019年に導入された中古バスで、当時は前所有者の「金沢医科大学」の文字が薄っすらと残っていました。

側面には運行区間と所要時間がイラスト入りで書かれています。

会社としては「新入り」になりますが、「H17 八都県市・・・」のステッカーが貼られているということは、かなりの年代ものですね。このタイプのバスは製造初年が1999年ですが、2024年時点でも大幅にモデルチェンジされることなく販売中なので、古さは感じません。

バス停の標柱上部は当然?鬼のイラストで、赤鬼と青鬼が表裏になっています。乗客は皆「おにの館」の窓口で往復乗車券を購入するので、車内には運賃箱さえありません。

やはり1台では足らず、2台での運行となりました。

2台のバスはほぼ満席の乗客を乗せ、相次いで鍾乳洞に向け発車していきました。

ちなみに、帰りに乗船したフェリーは予備船の「めおん2」(2027年度退役予定)で、船内放送の声は普通のノリでした。

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