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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

神戸空港のランプバス&連絡バスの状況(2025/4/20時点)

2025-04-21 00:48:27 | バス全般

関連ブログ記事・・・「神戸空港第2ターミナルビル内部&周辺の状況(2025/4/20時点)

こちらのブログ記事では、神戸空港第2ターミナルビル供用開始後のバスの様子を報告します。

1.ランプバス

神戸空港第2ターミナルビルはその位置関係から航空機に直接搭乗することはできず、ランプバスによる連絡が必須となっています。使用するランプバスは9台で、うち7台はブログ記事「神戸空港第2ターミナルビル工事&ランプバスの状況(2024/12/22時点)」で書いたように熊本空港の国内線ターミナル建て替え期間中(2020/4~2023/3)使用していた元東京空港交通のランプバス、残り2台は神戸市バスのノンステップバスを塗装をそのままに転用しています。

ランプバスの発着場はターミナルビルの南側で、公道からよく見える位置にあります。2025/4/20の夕方時点では、9台中4台が国際線側の発着場<最も西側の1台は元神戸市バス>に、3台が公道沿いの待機場に止まっていました。なお、元神戸市バスはナンバープレートが外されておりもはや公道は走れません。

他の2台は、ターミナルビル西側で休んでいました。

仁川からの大韓航空便の到着時刻が迫ると、発着場や待機場にいたランプバスが元神戸市バスを先頭に順にエプロン方面に移動していきます。

仁川からの大韓航空機が着陸し、エプロンに向けて移動していきます。元神戸市バスではなく、生粋のランプバスに先に客を乗せていくようです。

ということでターミナルビル南側の公道に移動し、到着客を乗せたランプバスの様子を間近で見ます。

ターミナルビルで客を降ろしたランプバスのうち1台は、すぐにエプロンに向けて引き返します。

こちらは、18時台に到着する上海からの便を待っているかもしれない3台のランプバス。

2.第2ターミナル前発着のバス

正面玄関前のバスのりばは「連絡バス用」「島内巡回バス用」の2か所準備されています。

3.第1ターミナル前発着のバス

6番のりばから発車する島内巡回バスは、これまでは全便が海上アクセスターミナル行だったのが、基本的に「第2ターミナルと海上アクセスターミナルの両方に行く便」「第2ターミナルにしか行かない便」の2種類となり少しややこしくなりました。

そして、5番のりばと7番のりばが交換され、三宮・新神戸駅に行くバスが第1ターミナルビル玄関に最も近い5番のりばから発車するようになりました・・・ポートライナーの混雑緩和策の1つ? 徳島や淡路島や大阪・関西万博会場に行くバスは、横断歩道を渡った先の7番のりばからの発車です。


西日本JRバス大阪北営業所廃止1年7か月後=埋蔵文化財発掘調査中

2025-02-10 12:03:52 | バス全般

2024/2/11付ブログ記事「西日本JRバス大阪北営業所廃止7か月後=施設はすべて撤去済ですが・・・」の1年後の続報です。

西日本JRバス大阪北営業所跡地ですが、2024年末頃から埋蔵文化財発掘調査が始まっており、この業界のリーディングカンパニーである株式会社島田組による「埋蔵文化財発掘調査中」の掲示はJR京都線やおおさか東線の車内からもよく見えます。

こちらでは、2025/2/9時点の現地レベルからの状況を報告します。

東側敷地の様子。線路側のブルーシートで覆われた部分が、現時点における埋蔵文化財発掘調査の対象エリアと思われます。他の部分には、発掘調査により発生した土砂が積み上げられています。

西側敷地の様子。埋蔵文化財発掘調査がまさに現在進行形です(おおさか東線の電車内からはもっとよく見えます)。

事業期間は2025/4/20まで、注文者の氏名は「西日本ジェイアールバス」とあります。つまり跡地は引き続き西日本JRバスが保有しているわけで、JR西日本グループ内で今後の跡地再開発を模索しているのかも。 

(注)島田組の社長の氏名は公式サイトの会社概要で公開されていますが、事業主代理人の氏名は公開が望ましくないので消しています

自販機設置スペースの跡地は、この期に及んでまだ残っていました。


両備バス津山地区の拠点のその後・・・中鉄北部バスが移転など

2025-01-22 00:01:13 | バス全般

2023/11/9付ブログ記事「両備バス津山地区の業務縮小について(路線廃止、バス利用者用無料駐車場廃止)」の続報です。

上記ブログ記事で書いたとおり、両備高速バスの津山パーキングバス停(両備バスが管理する無料駐車場併設)は2023/11/30限り廃止になりました。2024/4時点のストリートビューでは跡地は何にも使われないままでしたが、2025/1時点ではこの場所は「両備ホールディングス(株)津山タクシー事業部」になっており、津山パーキングバス停の元待合室<業務用として活用中?>に隣接して同事業部の事務所が新たに設置されています。奥のほうは以前も今も津山タクシーの車庫です。

その「両備ホールディングス(株)津山タクシー事業部」の事務所ですが、2024/10/13付でこの場所(津山市一方10-1)に移転してきました。移転前の所在地は「津山市津山口126-1」です。

そして、2025/1時点で「津山市津山口126-1」に存在するのは、中鉄北部バスの本社事務所および整備工場・車庫です。2024/10/1付で市街地北部の東一宮から移転してきました・・・移転直前の2024/9時点のストリートビューはこちら

中鉄北部バスの新拠点のストリートビューはこのブログ記事を書いている時点では2024/4時点が最新ですが、そこに記録されているのは両備グループのバス・タクシーの車庫および事務所だったりします。以下の2025/1時点の現地写真と比較すると、中鉄北部バスが両備グループの施設を居抜き状態で再活用していることが分かります。

 

 

 

 


OsakaMetroの自動運転バスに乗車(e METRO MOBILITY TOWN編)

2024-12-02 12:54:21 | バス全般

公道編はこちら e METRO MOBILITY TOWN公式サイトはこちら

e METRO MOBILITY TOWNのプレオープン期間(2024/11/30~2024/12/27)は、以下のアトラクションのみ運営されています。

 ①EV自動運転バスの実証体験(無料)

 ②EVカートサーキット(有料)

したがって、引退した地下鉄車両が置かれているエリアには立ち入り不可です。

EVカートサーキットの様子。

実証体験ができるレベル4の自動運転バスですが、公式サイトに掲載されている小型EVバスではなく、「森之宮・京橋周遊ルート」と同タイプの大型EVバスでした。そして、本オープン時にはのりばが別の場所になるようで、「臨時のりば」の掲示がなされています。

路面に「バス停」とペイントされている場所が本オープン時の乗り場と思われます。向こうに、EVバスの充電装置が見えます。

実証体験は、e METRO MOBILITY TOWN西側の周回ルートを2周する所要時間約10分のコースです。北側では、「森之宮・京橋周遊ルート」の森之宮一丁目バス停のすぐ脇を通り、折り返し用のロータリーはこちらと共用しています。

使用される車両には運賃箱が取り付けられておらず、当面はこちら専属のようです。

こちらの自動運転バスはレベル4<バス車内にオペレーターを配置しない状態での無人走行が可能>ですが、実際には運転席にオペレーターが乗車しています。運行ルートはほぼクローズドなので障害物が存在することはまずありませんが、バスの座席にシートベルトを設置しないどころか立席乗車も許容しており、乗客に「もし急ブレーキなどで怪我をしてもOsakaMetro側は一切の責任を負いません」レベルの誓約書をもらわない限り無人走行は無理でしょうね。

<参考>バス車内にオペレーターを配置しない状態で自動運転バスに客を乗せて走らせている北海道上士幌町のサイト上の案内

運転席後ろのモニター画面で、自動運転バスに必要な様々な技術のことを学べます(一部はクイズ形式になっています)。

こちらは、森之宮・京橋周遊ルートの森之宮一丁目バス停から見たレベル4自動運転バスが走行する様子です。

停車中のEVバス(自動運転バスではない京橋ルートの便)との顔合わせ。

レベル4の自動運転バスは、南に向けて去っていきます。

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2年ぶりに復活したマリンピア神戸アウトレットの無料シャトルバス

2024-11-30 19:45:12 | バス全般

神戸市垂水区の海沿いにある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(1999年開業)は、全面建て替えのため2023/1/15限りで一時閉館となっていましたが、2024/11/26に「レジャー施設を併設した屋内型アウトレットモール」にリニューアルの上グランドオープンしました。

アウトレットの入口までJR・山陽電鉄の垂水駅から徒歩10分ほどですが、開業間もない頃から垂水駅との間に無料シャトルバスが運行されており、一時閉館直前の時点では地元の山陽バスの一般路線車を用いて15分間隔で運行していました。徒歩ルートより若干遠回りとなりますが、渋滞に引っかからなければ数分で到着していました。昨今のバス乗務員不足から再開するか微妙でしたが、リニューアル後も引き続き15分間隔で運行されています。

https://mitsui-shopping-park.com/mop/kobe/access/

ということで、早速復活後の様子を見てきました。

以前は路線バスとは別に独自の乗り場がありましたが、駅前再開発でバスが止められなくなってしまい(脇に立体の自転車駐輪場が完成)、一般路線バスと同じ1番乗り場から発車するようになっています。

ここから発車する路線バスのメインは歌敷山方面の1系統<道路狭隘かつ利用者が多いため1997年までツーマンバスで運行されていた>ですが、1系統が「毎時0・15・30・45分発」なのに対しシャトルバスは「毎時7・22・37・52分発」として被らないように配慮しています。乗車待ちの列も、シャトルバスは上屋の外側に並ばせるようにしていました。

やってきたバスは、一般路線から引退してシャトルバス専属になったと思われる車両で、運賃箱が撤去されていました。現地掲示でシャトルバスの運行開始日がグランドオープンの3日前の「2024年11月23日」となっていましたが、23日~25日の間は招待券保持者限定のプレオープン期間だったそうです。当然の如くすし詰め状態でしたが、特に渋滞はなく6分で到着。

アウトレット側のシャトルバスの発着場所は以前と同じ北エントランス前ですが、のりばの位置は若干変わっており、バス利用者向けのエントランスも設けられています。

乗り場の上屋は以前と同じく広告付きですが、取扱業者の「エムシードゥコー」はフランスの広告業者と三菱商事(15%出資)の合弁会社だったりします。

帰りのバスは一般路線との兼用で、乗車口のICカードリーダーや運転席横の運賃箱はカバーで覆われていました。やはりすし詰め状態で、国道2号はやや渋滞気味だったものの6分で垂水駅に到着。