関連ブログ記事・・・2024/4/2付「 「名塩道路News」第6号(2024 SPRING)より」
年1回のペースで制作・公開される広報紙「名塩道路News」ですが、第7号がGW直前にようやく近畿地方整備局兵庫国道事務所のサイトで公開されたので、紹介します。
https://www.kkr.mlit.go.jp/hyogo/jigyo/r176_najio/epvp8f0000000tei-att/najio-vol.7.pdf
表紙は、生瀬トンネル周辺の急峻な斜面における切土工事の空撮です。
この付近は2025/2/9付ブログ記事で書いたように地質が想定外のややこしさであることから工期が延び「2026年春完成」が撤回されてしまいました。有識者検討会でも「今後の対応として、設計を見直すことも有力な選択肢」との意見が出ましたが、2025年度初め時点では工事の中断はせず、設計見直しの検討を行いながら特殊工法(ロッククライミング工法)などを採用しつつ斜面に立ち向かいます。これにより工事費がどこまで膨張するかも気になりますが。
今回の広報紙では他に赤坂地区(斜面を削って道路拡幅)や東久保地区・茶園地区(名塩川の付け替えなど)の現状写真が掲載されていますが、赤坂地区および東久保地区については2025/1時点で重機が入っていること(=工事が現在進行形であること)は確認できるものの、進捗は全くはかばかしくありません。
なお、2025/4/1に公表された令和7年度の近畿地方整備局の予算に関する資料では、
https://www.kkr.mlit.go.jp/profile/yosan/r7/lff277000004nlfn-att/20250401yosansyuusei.pdf
41ページ目に名塩道路のことが記載されています。当初予算ベースでは事業費として前年度のほぼ倍の36.64億円が割り当てられていますが、それぞれの工事にどの程度割り振られることでしょうね。
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