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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

2025年GW、大仏殿前駐車場に臨時バスが発着します

2025-04-25 00:11:04 | 路線バス

2025/3/29付ブログ記事「新・ 奈良公園ぐるっとバスは大仏殿前駐車場で10分以上停車」の続報です。

上記ブログ記事で

>しかし今回の再編で「奈良公園ぐるっとバス」の1路線だけとなり、奈良交通の他の路線バスもここには乗り入れないことからバスの乗り継ぎ拠点としての役割はなくなりましたが、

と書きましたが、2025年のGW期間中(4/26~5/6の間)のみ、ここに臨時バスが30分おきに発着します。

https://www.nara-access-navi.com/parking/campaign.html

https://www.nara-access-navi.com/parking/timetable02.pdf (時刻表)

これは、旧「ぐるっとバス」の大宮通りルートが担っていた奈良公園のパーク&ライドバスとしての機能(大宮通り近くにある国道24号高架下駐車場・奈良市役所駐車場の活用)を最繁忙期に限り復活させるもので、「朱雀門ひろば前~奈良市庁前~近鉄奈良駅~県庁前~大仏殿前駐車場」間に30分間隔で臨時バスを運行し、両駐車場の利用者に対し人数分の往復乗車券<この臨時バスと、ほぼ同じルートを運行する163系統のみで利用可能>を無料配布することにより、観光客からすれば追加費用不要でパーク&ライドバスとして利用できるようにするものです。

この臨時バスはあくまでもパーク&ライド利用が主眼のため、163系統と異なりJR奈良駅西口には寄り道せず、観光客が利用しないバス停も通過するため所要時間が短くなっています。また、折り返しルートの関係で朱雀門ひろば前バス停も163系統とは別の場所になります・・・旧「ぐるっとバス」大宮通りルートと異なり朱雀門ひろば内には乗り入れない


箕面萱野駅~勝尾寺間のバス、2025/4/21からさらに増便

2025-04-22 07:31:45 | 路線バス

2025/4/4付ブログ記事「北摂エリアの「途中で降りるよりも終点までの方が運賃が安くなる」バス、半年余りで消滅へ」の続報です。

インバウンド客が殺到する箕面萱野駅~勝尾寺間のバスですが、2025/4/21からさらに増便されました。

https://katsuo-ji-temple.or.jp/access/index.php

往路は全便が直行便となっており、北摂霊園方面の路線が経由しなくなった(路線図参照)ので他の目的地を目指す客との完全分離が図られています。

2025/4/20まで・・・平日7便<うち常時運行の臨時便2便>・土休日14便<うち常時運行の臨時便4便>

2025/4/21から・・・平日13便、土休日17便

そして、復路の勝尾寺から箕面萱野駅に行くバスの便数については以下の通りとなりました。

2025/4/20まで・・・平日7便・土休日14便

2025/4/21から・・・平日16便<うち3便は北摂霊園始発>・土休日24便<うち6便は北摂霊園始発>

また、同時に箕面萱野駅における勝尾寺方面ののりばが変わりました。従来は6番のりばを箕面森町方面と共用していましたが、観光バスなどに割り当てられていた8番のりばを占有使用するようになっています。

https://www.hankyubus.co.jp/news/images/20250421m.pdf


旧大川小学校への公共交通によるアクセス(2025/4現在)

2025-04-15 19:13:23 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2024/9/11付「旧大川小学校への公共交通によるアクセス(2024/9現在)・・・またも変動あり

仙台から公共交通による震災遺構大川小学校へのアクセスですが、現地付近を通る石巻市住民バス<いわゆるコミュニティバスで誰でも乗車可能>が平日限定運行なのは終始変わらないものの、高速バスもコミュニティバスも年1回レベルでダイヤが変わるため、最新情報を追いかけるのが大変だったりします。

2025/4/1時点の状況は以下の通りとなっています。

1.東日本急行の高速バス仙台~とよま総合支所線(道の駅上品の郷で石巻市住民バスに乗り継ぎ)

 昼間に上品の郷に到着するバスの時刻は「7:30・10:30・13:00・15:50」で、仙台駅からの所要時間は55分です。

 そして、午後に上品の郷を発車するバスの時刻は「9:32・14:52・16:02・18:32」で、仙台駅までの所要時間は60分です。

2.石巻市雄勝地区住民バスの雄勝線

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/bus/Ogatsusen_20240401.pdf

 2024/4/1のダイヤ改正で真昼間の便が復活し、さらに震災遺構大川小学校のすぐ近くに釜谷入口バス停が新設されていました。同バス停に停車する便の時刻は以下の通りです。

  上品の郷発=9:57・13:35・17:12 (釜谷入口までの所要時間は18分)

  釜谷入口発=6:45・8:40・12:20・16:00・18:20 (上品の郷までの所要時間は18分)

 上記高速バスとの接続は、上品の郷発13:35の便以外全く考慮されていません。住民バスは全便がJR石巻線鹿又駅に発着し<鹿又駅前~上品の郷間の所要時間は7分>、こちらは小牛田方面・石巻方面とも半数以上について列車と30分程度以下で乗り継げます。

3.石巻市北上地区住民バス

https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/bus/Kitakamisen_20240401.pdf

 2024/4/1に続き2025/4/1にもダイヤ改正が行われました。昼間の便の上品の郷~大須<震災遺構大川小学校まで2km強>間の時刻は以下のようになっています。

  上品の郷10:35→大須10:59、上品の郷12:39→大須13:08、上品の郷14:36→大須15:05

  大須12:30→上品の郷12:59、大須15:35→上品の郷16:04

 上品の郷発10:35の便は上記高速バスと接続時間5分ですが、果たして遅延時に待ってくれるでしょうか? 他の便は高速バスとは見事に接続しておらず、雄勝地区住民バス同様JR石巻線鹿又駅発着なので、こちらでの乗り継ぎが無難です。


弁天町バスターミナルが11年ぶりに蘇る・・・万博シャトルバス臨時発着場としても活用

2025-04-14 00:08:51 | 路線バス

2025/3/2付ブログ記事「廃止11年後の弁天町バスターミナル(旧大阪市バス)の様子・・・万博では臨時的に活用へ」の続報です。

旧弁天町バスターミナルですが、2025/4/1付で「モビリティハブ」(Osaka Metroが提供する各種交通手段の結節点」として蘇りました。

https://maas.osakametro.co.jp/odb/news/5585/

これまでは上記ブログ記事にある通り入口部分のみがオンデマンドバス乗降場として活用されていましたが、旧バスターミナル内部の改修が進められ、施設の大半が活用されるようになったわけです。そして、大阪・関西万博会期中は、駅シャトルバスの輸送障害時等に臨時的に活用するためのバス発着場としても活用されます(定期シャトルバスの発着はなし)。

ということで、早速万博開幕初日に様子を見てきました。

中央大通側<OsakaMetro中央線弁天町駅西口のすぐ脇>に、バスターミナル内部に通じる通路が整備されています。もともとバスターミナル中央部にバス発着場が島のような形で設けられ、その内側に待合室がありましたが、西側の旧バス発着場は今回の整備対象から外されています。

白い壁の向こうはタイムトンネルです(=大阪市交通局時代のまま)。脇でオンデマンドバスが待機しています。

東側のバス発着場および旧待合室の一部は、オンデマンドバスの待合所としてリニューアルされました。

旧待合室のうち整備対象にならなかった部分は、やはりタイムトンネル化しているようです。

緑色の物体は、かつての市バスの標柱(現役時代は電照式だったはず)です。万博シャトルバスが臨時にここに発着する際の目印として活用されているのかも。

北側の入口。上記ブログ記事で書いたとおり、2025/3/31まではここにオンデマンドバス乗降場と待合コーナーがありました。


瀬戸内国際芸術祭2025、小豆島の臨時バスは?

2025-04-10 00:01:19 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2022/4/15付「瀬戸内国際芸術祭・小豆島の寒霞渓に臨時バスなど

2025年の瀬戸内国際芸術祭でも春夏秋の会期中小豆島内で臨時バスが運行されますが、2022年とは変動があります。

https://setouchi-artfest.jp/pdf/setouchi-rinzi.pdf

1.西ルート(土庄港~春日神社前~池田港ターミナル前)

2022年は臨時バスが運行されなかった<定期バスのみで対応>肥土山・中山地区を経由し、1日4往復します。運賃は1乗車500円で、2000円の一日乗車券(2025/3/13付ブログ記事「小豆島のバスは2025/4/1から大幅値上げ=上限300円が500円に」参照)でも乗車可能です。小豆島に2社あるタクシー・貸切バス会社のうち小豆島交通が運行します。

2.東ルート(池田港ターミナル前~小豆島ふるさと村~草壁港~坂手港ターミナル~田ノ浦映画村)

2022年の臨時バスとほぼ同じルートを運行するようです。本数は2022年より1往復多い1日4往復で、運賃は1乗車500円<2000円の一日乗車券でも乗車可能>です。小豆島に2社あるタクシー・貸切バス会社のうちかんかけタクシーが運行します。

ということで、2022年に初めて運行された「福田港~寒霞渓山頂」の臨時バスは、2025年は見送りの模様です。ちなみに、2022年に初お目見えした寒霞渓山頂の作品は、今回も無料で観覧可能です。