くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

美人の湯、昼神温泉に行くの巻。その2

2012年09月03日 00時00分01秒 | 旅に出たり。
早起きは三文の得。
というわけで、早起きして朝風呂に入り、美人度をアップしたところで朝の散歩に出かけました。
ちなみに夫は三文の得もなんのその、まだまだ夢の中であります。

宿の前を流れる阿智川。今年は雨が少ないので、水量も少ないそうです。



川沿いをブラブラ歩き、毎日行われるという朝市を見物して、前日に車の中から見えた神社に行ってみました。





「阿智神社」というのだそうです。
大通りに面していますが、鳥居をくぐって進んでいくと、鬱蒼とした木々の中に鎮座する社だということが分かります。
脇を小さな川が流れ、木々の向こうには畑が見えるその風景は、田舎ならよくある風景かもしれませんが、母の実家のあった田舎の風景にとてもよく似ていて、懐かしい気持ちになりました。

母の田舎の風景、と言えば、阿智川あたりの風景も本当にそんな感じで…。
小学生の頃の夏休みと言えば、母の実家に遊びに行っていたのですが、よく川遊びをしたことを思い出しました。
今ではすっかり都会人ぶっている母ですが、私と弟が小さい時には、片方を片手で抱えて泳いで川の向こう側まで渡り、さらに戻ってもう一人を抱えて泳ぎ…といった具合で、田舎人力を遺憾なく発揮していましたね。ザリガニ獲るのもセミを獲るのも巧かったな。
母の実家は売られてしまって今は無いのですが、いつかまたあの場所に行きたいものです。



宿に戻って、夫を起こして朝ごはんです。
朝ごはんはバイキングで、食いしん坊の夫がとても楽しみにしていたのでした。
このバイキングも土地のものがいっぱい使ってあって、とても美味しかったですね。
やはり旅先では、その土地のものを堪能したいものです。



朝ごはんを食べ終わったらチェックアウト。
あまりにもお湯がよかったので、温泉の素的な入浴剤とか温泉のお湯から作られたミストとか石鹸とか、ついついいろいろと買ってしまいました。
もうアレですよ、お金を惜しみなく使わないと美は保てないのですよ。そもそも保つべき美があるのかどうかは、別問題だよ。


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続く。
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美人の湯、昼神温泉に行くの巻。

2012年09月02日 18時53分15秒 | 旅に出たり。

先日、遅めの夏休みを取り、昼神温泉に行ってきました。
昼神温泉というのは、長野県下伊那郡阿智村にある小さな温泉街。ちょっと行けば木曽。そう、岐阜です。でも、行くのは長野です!
今となっては、どうしてここに行こうと思ったのか忘れてしまったのですが、多分「どっか涼しいとこ行きたい!」「長野の高原とか行けばいいんじゃない?」「温泉も入りたい!」…で、いろいろ探していたらここになったような気が。
結局、そんなに涼しいところではなかったのですけれども。

中央自動車道をひた走り、飯田山本I.Cを降りて昼神温泉へ。
東京からだとノンストップで約4時間の予定だったのが、渋滞と途中S.Aへの寄り道で6時間ちょっとかかりました。
途中の駒ケ岳S.Aで、昔ハマった「すずらん飲むヨーグルト」(2009年「はとバスで南信州」参照)を見つけて飲んだりして…。相変わらず美味しかったです。

そうこうしているうちに宿に到着。今回お世話になったのは「清風苑」という旅館です。
すぐにお風呂に入ったのですが、泉質に感動…お湯がぬるぬるなのです。いえ、お掃除をしていない訳ではないのですよ。
あとで調べてみると、アルカリ性のお湯は、皮脂を溶かしたり角質を柔らかくしてくれたりするので、石鹸を使うのと同様にぬるぬるするのだとか。
アルカリ度が高いほど、ぬるぬるするのだそうで、流石「美人の湯」と言われる昼神温泉!と、ゆっくり入浴を楽しみました。
ほんとにお肌しっとり、もちもちです。

お湯に満足した後は、お楽しみの夜ごはん。個室で会席料理をいただきました。
会席の他に信州牛の陶板焼きもお願いしていたのですが、実際に食べてみると会席だけで十分な量でしたね。ものすごくおなかいっぱい。
お料理がどれもこれも美味しくて残すことが出来なかったのが困りました。贅沢な悩みですなあ。

たくさん出てきたお料理のなかから、夫に大好評だった鯉の甘露煮。


尾びれ以外は、頭も全部食べてしまった、鮎の塩焼き。


…せっかく美人になったのに、太った。どういうことだ。


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続く。
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