槇原敬之について少し。・・・っていうか長いし。

ココロさんのブログを読んでいたら槇原敬之の「とりあえず何か食べよう」という歌のことがちょこっと出ていて、もう私の頭の中はマッキーがジャンジャン鳴り続けていたりする訳です。

マッキーの歌ならたいがい好きなのですが、勝手にベスト３を挙げるとしたら、『answer』『milk』『遠く遠く』・・・いや、『三人』も捨てがたい。という訳でベスト４ということで。

歌詞の優しさに惹かれるのは『answer』と『milk』。

「春の強い風も　夏の暑さも　秋のさみしさも　冬の寒さも　二人でなら　歩いてゆけるさ」～『answer』

「自分と違うことをしてる人をうらやんだりしたけど　やっぱり僕は僕だから　ダメな自分も好きにならなくちゃ」～『milk』

『answer』は、ひとことで言ってしまえば「恋人同士がデートの帰り際に別れづらいよ」っていう歌なのですが、もう本当に切ない！　切ない切ない心を歌いつつ、上記のフレーズは優しくも力強い。グッときます。

『milk』は、「うまく行かないことがあったので友達に慰めてもらう」歌です。この歌は本当に歌詞の全てがよいのですが、特に印象に残るのが上記のフレーズ。イロイロなことがあって、落ちてた自分を励まし、慰めてくれた歌です。

一方、歌詞の物語性に惹かれるのは『遠く遠く』と『三人』。いや、こちらもすごく優しいんです。でも、歌詞だけでなく、そのストーリーがなんだか胸を暖めてくれるんです。

『遠く遠く』は地方から東京に出てきた男の子が、未来に向けて頑張っている歌。なぜか分かりませんが「誇らしい」という言葉を使いたくなる歌です。

『三人』は、同じく東京に出てきた男の子が、上京したての頃、先輩とその彼女との三人暮らしをしていた思い出を、穏やかに淡々と歌った歌。どこか切なさを感じる不思議な雰囲気の歌です。

そして、今、私の頭の中で鳴り響いているのは・・・『遠く遠く』だったり。

皆様、機会があったら聴いてみてくださいね。