くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

美人の湯、昼神温泉に行くの巻。その3

2012年09月04日 12時18分54秒 | 旅に出たり。
温泉街を後にして向かったのは「駒つなぎの桜」
平安時代、源義経が奥州に下るときに馬をつないだ桜だとか。
もちろん今は桜の時期ではないし、伝説に近い話だと分かってはいたのですが、行ってみることにしました。
HPに掲載されている、一本桜が池に映っている写真がとても綺麗でしたしね。

ところでこの桜、カーナビにもちゃんと表示されるのですが、到着予定が1時間以上先を示している…あれ? 観光局のHPには温泉から15分って書いてあるけど…これは誤差の範囲じゃないよね…?
でも、ナビが指している場所は、確かに目的の場所。
頭の中に「?」が浮かびましたが、とりあえずナビの通りにクルマを走らせました。

余談ですが、途中、湧水が汲めるようになっている場所が3か所ぐらい。
その内のひとつ、「一番清水」は有名な湧水らしく、遠方からも汲みに来る人がいるとか。実際に汲んでいる人々も見かけました。
朝のバイキングにも、その水から作ったお豆腐やお水そのものが並んでいましたね。

話を戻して、30分以上クルマを走らせ「何か絶対違う気がする」と思いつつ一山越えて、ここまで来たらどこに連れて行かれるんだろうという期待と不安があふれてきた頃に「ここから先、立ち入り禁止」「熊出没注意」の看板に遭遇。
そこらにいた人に聞いてみたのですが、全然違う場所だと。そこからはナビを無視して、地図を見ながら進みました。
このナビ、他の場所は大丈夫だったのに、なんでここだけこんなだったんだろう…。

そんな苦労をしながら辿り着いた駒つなぎの桜。



HPに掲載されていた写真にあった池がなくて「あれ?」と思ったのですが、桜の季節には手前の田んぼが池みたいになるんでしょうね。
花は咲いていなくとも、とても立派な桜の木でした。
義経のことが記載された小さな案内板もあります。それによると、駒をつないだ桜の木は既になく、この木は曾孫木という説もあるとも。
しかし実際に駒をつないだものかどうかはともかく、木は樹齢400~500年、目の前には古代東山道(近江・美濃・信濃・上野・下野・陸奥を結ぶ律令による官道)への入口もあり、十分に昔々が偲ばれます。
それに、ここらあたりの景色が素晴らしい。



写真でも分かるようにとてもよいお天気。とても暑かったです。
でも、東京ほどイヤな暑さでないのは、コンクリートやアスファルトからの放熱が少ないからか、空気の清浄さ故か…。


エンドマーク


続く。

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