くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

映画「阪急電車」を観た話。

2011年06月01日 22時18分58秒 | 映画・ドラマを観たり。

上のイラストだとなんだかドロドロした話のように思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

元婚約者と彼を寝とった女性との結婚式に出席してきた女性。
恋の始まりを予感させる大学生の男女。
彼氏から大事にされていない彼女。
いわゆる大阪のおばちゃん軍団のなかにイマイチ溶け込めない主婦。
バカだけれども優しい彼氏を持つ、受験に悩む女子高生。
友達との関係に悩む小学生。
少し変わった老婦人と幼い孫。

いろいろな人たちが乗り合わせては降りて行く。
当たり前の電車と駅の風景。
まるで知らない同士が、ふとしたことで触れ合い、当たり前でない風景になる、そんな物語。

現実にはこんなことは無いかもしれないけれど、小さな奇跡のきっかけは私たちの周りにあるのだ。
そんな、おとなのおとぎ話です。

とても佳い映画でした。


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追伸、原作もどうぞ。

阪急電車 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎
コメント (2)
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