gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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乃木坂春香の秘密第12話『秘密です!』の感想レビュー(最終回)

2008年09月27日 17時37分44秒 | 乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつあ♪&1期
『そうだ…最初から不釣り合いだった。“天下の乃木坂家のお嬢様”と俺なんかじゃ…。でも、春香は。そうだ、“俺の知っている春香”は…ちょっぴりドジで、割と鈍感。絵が個性的で、かなり天然。そんな春香の秘密、それはアニメや漫画が大好きってコト。そしてそれは、俺と春香の“2人だけの秘密”。』

裕人くんが好きになったのは、“セレブなお嬢様”“学園のアイドル”などの肩書きではなく、“彼だけが知っている、乃木坂春香という女の子”そのものでした。
その事実を再確認した裕人くんは、無事に春香に誕生日プレゼントを渡すことが出来るのでしょうか?

お話的には、前回のシュートの言葉に気圧され、覇気の無くなった裕人くんでしたが、美夏に連れられパーティー会場へ。

『…裕人さん…まだかな?(=^▽^=)』

裕人くんが居ないことには不安な様子を見せますが、たくさんの来場者がいることには驚かない春香の様子が、場慣れした本物のお嬢様な雰囲気を感じさせます。
(*^-^)b

巨大ケーキのロウソクを吹き消した後、

『春香ーっ!誕生日、おめでと~~!』

裕人くんの祝福に、満面の笑みを浮かべる春香が幸せそうです。
ここまで連れてきて、声をかけるようにアドバイスした美夏がグッジョブですね。
(b^-゜)

パーティーは無事に進むかに見えましたが、たまたま出くわしたシュートにプレゼントの中身を罵倒され、あまつさえ箱を踏みつけられてしまう裕人くん。
古典的なイジメられっぷりはともかくとしても、やはり裕人くん自身もかなり悩んでいる様子が窺えます。
実際には、アキちゃんフィギュアでなくても“金額的に勝ち目がない”点が問題な訳ですが、悲しいぐらいオタク否定発言が続くので、見てるコッチが少し凹んでしまったり。
これは単なるテンプレート的な構図を演出したいだけだと分かってはいるものの、やっぱり傷つきますね
(^_^;)

一度はパーティー会場から脱け出そうとする裕人くんでしたが、謎の老人の言葉に勇気を取り戻します。
立ち去る裕人くんの後ろ姿に、そっとグラスを掲げる謎の老人。
こういう細やかな演出がなんとなく好きかも。
(^~^)

シュートに横入りされたプレゼントタイムを奪い返し、アキちゃんフィギュアを渡す裕人くん。

『ハッピーバースデー、春香。…ちょっと箱がへこんじゃって、スマン。』

喜びまくりの春香の笑顔に、シュートも会場も騒然です。
シュートに箱を踏まれたことをあえて言ったりはしない裕人くんがカッコ良いですね。
ヾ(≧∇≦*)ゝ

“熊殺し”の玄冬パパがわざわざ握手をしに来たりと、明らかに特別扱いされている裕人くんに納得いかず詰め寄るシュート。
金持ちのボンボンらしく自分の親に泣きついて、あわや一触即発!
そこに謎の老人が乱入。

『…その若者は、順番通りに春香にプレゼントを渡しただけじゃ。そしてその贈り物が誰のものよりも、春香を喜ばせた。それだけのことじゃ。』

したり顔で告げる老人を、追い払おうとするシュートでしたが、何かに気付いたシュートの父親が、逆にシュートを殴り飛ばします。
華麗に宙を舞うシュート。
親子揃って笑わせてくれました。

老人の正体は乃木坂王季。
春香の祖父でした。
浜辺で見つけた釣り針で、見事伝説の魚“レインボースネーク”をゲット。
17歳の誕生日にコレを送られると幸せになれる言い伝えがあるとか。
原作ラノベの方では、もう少し王季氏関連で追加の設定があった気がしますが、アニメ版では分かり易くカットされているご様子です。
シュート父子はそそくさと退場。
これで裕人くんは、全ての乃木坂ファミリーから春香のお友達であることを公認された訳ですね。

ココから残り3分の1は、全編サービスカット的扱いかも。
夜中春香の寝室で二人きりの裕人くんと春香。
春香のイノセントスマイルにまつわる話を聞いていた裕人くんが、それを渡したのが昔の自分自身だと気付くシーンは、物語的に重要ですが、視聴者にはとっくにバレバレですし(^-^)

いちゃついている間にウッカリwwベッドでもつれ合った2人が、そのままキスしようと、というかキスしていると、美夏やメイドさんズ、王季氏や秋穂ママが覗いていて…というお約束のオチが。
ベッドでの春香の作画が妙に頑張り過ぎていてニヤニヤです。
また、2人がキスしている時の顔を映さないように、レインボースネークが鉄壁のガード過ぎて吹きました。

最後、騒ぎを聞きつけた玄冬パパに追いかけられ、砂浜を手をつないで逃げ回る裕人くんと春香が、アキバでもう一度デートすることを約束してエンディングへ。

エンディングでは、アキバでデートをする裕人くん達の他、なぜかコスプレでイベントに参加する美夏や警護のメイドさんズ、玄冬パパに荷物持ちをさせてグッズを大人買いする秋穂ママ、メイド喫茶でバイト中の椎菜(チラあり)などを収録。

先週無理やりお風呂シーンで登場した椎菜が不憫だと思いましたが、今週はセリフすら無しとはorz

全話通じて春香の魅力は十分に伝わって来ましたので、能登さんの声の演技のおかげもあり、アニメ化自体は成功だったと思います。
夏コミや、各種タイアップ系ネタなんかも時期的に恵まれていた感じかと。
ただし、12話という期間では、春香以外の女の子キャラ達を魅力的に描くには短かったかなという印象もありました。
その割には、今回の最終回で2人の仲は盤石という感じなので、2期を作るにしても、春香以外の女の子とラブラブ、という風にはなりそうにないのが良し悪しですね。
他のハーレム系ラブコメのように、フラフラしない裕人くんは好感度が高いですが、視聴者的にはその辺りも見たかったりするのではないかと。

また、原作を読んでいる方なら、本来の秘密である“春香がアキバ系であるという事実”については1巻でほとんど語られていて、2巻目以降は2人の恋愛がメインのお話だと分かっていた訳ですが、原作未読で、そのオタク系の秘密ってなんだろう?という興味からアニメを見出した方にとっては、期待過剰になってしまったのではないかという気もします。

この後、2人がどうなってしまうのか気になった方は、是非とも原作ラノベで続きをご覧になることをオススメしたいです。
春香はもちろん、美夏や椎菜がメインをのお話も多いですし、メイドさんや新キャラもまだまだ増えますので。
ヾ(≧∇≦*)ゝ

それらの要素を加味した2期が始まることを密かに期待しつつ、記事を締めたいと思います。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。
m(_ _)m



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