春です。
旅の季節です。
年度末に頑張ったご褒美で貰えるリフレッシュ休暇。
それを利用して、雪景色と合掌集落を巡る旅をしてきました。
いつものように思った事書きなぐってたら、前置きが長くなりすぎてなかなか本編にいけないので・・・ざっくりカットw
さあ、ではさっさと2015年の春旅を始めましょう!
今回まず目指すのは東海の大都市、愛知県は名古屋。

やる度に思うんだけど、輪行というのはいい。
これから始まる旅の気分を否が応でも盛り上げてくれるのは当然として、
輪行袋を肩に下げて駅のホームに立ってるだけで、ちょっと旅の上級者っぽく見えてしまう。
ましてそれが新幹線のホームだと尚更である。
そう見えたからどうなんだって話なんだけど、気分良くてより一層楽しくなってくるのは事実じゃん♪
姫路駅で乗り換え待ちの30分を合わせても、4時間弱で名古屋に到着。
新幹線があることによって日本の中がより近くなってると思います。
とってもありがたいこと。

「ふぉっふぉっふぉ・・よう来たみゃあ」
名古屋と言ったら名古屋城です。

でも年末にじっくり中を見学したばかりなので、今回は外からちら見だけ。

鳥取と同じく周りの桜はほとんど散ってしまってましたが、桜色の絨毯も悪くはないです。
名古屋市役所 かっこいいし、名古屋”らしい”

なんだかんだとありましたが、鳥取の市役所って結局新しく作ることになったんですよね?
今のは随分古くなってるし、どうせいつかは建て替えなきゃなんないしで、建て替え自体に反対ではない。
でも100億だっけ? そんなお金掛けてただの四角い建物を造って、「最新の設備が満載です」なんて全くひねりがないのなら反対。
そんなのだったら誰でも考えれるし、何よりセンス無さすぎて超絶ダサい。
どうせなら地元の人が誇れるような、それでいて誰が見ても鳥取らしいの死ぬ気で考えてぬいて下さいよ。
高速道路の高架の下を走るR41号で北上していけば小牧市に入ります。
小牧と言えば、秀吉 vs 家康(&織田家)の戦いの舞台となった小牧山。

こちらも桜色の絨毯。
予想外にしんどかった道をヒーコラと押し歩いていけば頂上に織田信長が住んでた小牧城があります。

でもこれは近年に再建されたもので、城ではなく小牧市の歴史館。
地元で言ったら河原城みたいなもんです。
さ、そろそろお腹が減ってきたのでこの辺りでお昼にしましょう。
名古屋から走ってきてやたら目についたのが「台湾まぜそば」という文字。
食べたことのないものを食べれるのも旅の醍醐味、当然この店を探す。

混ぜかけて「やべっ」と気付いて写真撮ったので卵黄とか崩れてますが、食べて納得。
これはなかなか美味いし、おそらく辛いのが好きな人はクセになると思う。
ただし食後のニンニクとニラの臭いがけっこうパンチ効いてるw
仕事だったり人と会う予定がある人はにんにく抜きにしましょう。
にんにく臭を撒き散らしながら、再びR41号でさらに北上。

いつの間にか青空が広がってます。いいよいいよー。
この時期の天気は不安定で、雨の中を走るのもある程度は覚悟してたけどこれである。
晴れ男とまでは言いません。でも少なくとも雨男ではない、と確信しました。
愛知県の北端、犬山市へ。

犬山は「尾張の小京都」と言われる歴史ある町で、こういうとこはかなり好み。
そしてまたお城です。

これは本物・・・どころか「国宝」の犬山城。
江戸時代までに建てられたのが残る現存天守12城の中で最も古いお城です。
案外こじんまりとしたお城なんですが、いいですねここ、建物としての美しさがある。
このお城には当然中にも入る。なんてったって国宝ですから。

入口を入るとまず目にするのが、もはや梯子と言ってもいいくらいの、急勾配な階段。
ここだけでなくて最上階までずっと急階段。
一見すると便利悪そうなのに、なんでこんな造りになってんでしょ?
当時どういう意図でこういう風につくられたのかは分かりません。
でも現代では 急勾配の階段 = ○ンチラスポット
あくまで不可抗力ですが、水色のが見えました。
まあまあかわいい顔した中国人観光客でした。
天守閣より

遥か彼方まで続く濃尾平野。どんだけ広いねん。
名古屋に来ると毎回街の広さに圧倒されます。

これから向かう方向。
手前の木曽川を渡ると岐阜県に入ります。
今回はずっと見所が続いてたから良かったけど、交通量の多い街中で更に平坦な場所ってのは、楽だけど面白味が足りない。

だけど岐阜県に入ると一気に雰囲気が変わって、なんとなく慣れ親しんだような雰囲気になる。
失礼かもしれないけど、岐阜ってどうやっても都会ってイメージが無い。
でもそれは鳥取も同じで、だからか親近感というか、とても居心地の良さを感じるのです。
路肩が狭いとか、舗装が荒れてるとかってあっても、こっちの方が走るには楽しい。

ほほう・・・。
うだつのあがる

「いつまで経っても うだつのあがらない 奴だ」
そんなセリフを言ったとか言われたとかって経験はなくても、その意味くらいは知ってる。
ぱっとしないとか、良くならないって意味なんだけど、そもそもなんで”うだつ”って言うの?
その答えがこの美濃の町並みにある。

この屋根の単部にある瓦葺の軒というか束というか、それのことをうだつと言うらしい。
うだつとは、火事になったときに隣に燃え広がるのを防ぐ「防火壁」です。
当時の豪商が競って家の両端にこのうだつを上げた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、出世するとか裕福になる=うだつがあがるという事らしい。
身近にある日本語の語源にこんな場所で触れる。面白い。
美濃橋

現存する最古の近代吊橋だそうです。
「最古」の「近代」ってのが相反する表現なので思わずツッコミ入れたくなるけど、なんかかっこいい橋。


20人・・・・お相撲さんが20人でもいいんだろうか・・・

この橋が架かってる長良川は、静岡の柿谷川、高知の四万十川とともに日本三大清流といわれ、確かに水が青々としてました。
水が綺麗な川には命が溢れ、鮎が昇ってきたり、岩魚が泳ぐ。そして上質な鰻が採れる。
さらに綺麗な水によって美味しい豆腐ができ、美味しい蕎麦が、そして美味しいお酒ができる。
つまりこの辺りには美味しい食べ物が溢れてるってわけ。
長良川に沿って30kmほど北上していくと、本日の宿である郡上八幡の町です。


美味しいものがたくさん~なんて言いながら食べてるのは焼き鳥です。
水が綺麗とかあまり関係ない食べ物な気がします。
だって基本焼き鳥食ってれば幸せなんだもん。それにビールがあれば生きていけます。
焼き鳥が~とか言いながら、一番美味しかったのは写真の飛騨牛でした。
勢い余って合計8本も食べました。
お腹がいっぱいだった気がしますが、店を変えて蕎麦食べました。

この蕎麦、なんかやたら美味かったぞ。
考えてたように水がいいからなのか、それとも旅先なのがそう感じさせたのか、
はたまた、ただ単にのど越しがいい二八蕎麦だったからなのか、それともアルコールが入ってたからなのか・・・
うん、なんでもいいじゃん。
結局蕎麦の味とかよく分からねーんだなと。
今回の旅で目指した場所というか、見たかった場所は翌日から始まる。
その為の”準備”的な一日目だったけど、思いの外、見るとこがたくさんで楽しめました。
知らない場所、初めて食べたもの、見た事ない景色、そして旅に出た高揚感。
いろんな経験や感情を胸に初日の夜は更けていきました。
読んでくれてありがとう

にほんブログ村
旅の季節です。
年度末に頑張ったご褒美で貰えるリフレッシュ休暇。
それを利用して、雪景色と合掌集落を巡る旅をしてきました。
いつものように思った事書きなぐってたら、前置きが長くなりすぎてなかなか本編にいけないので・・・ざっくりカットw
さあ、ではさっさと2015年の春旅を始めましょう!
今回まず目指すのは東海の大都市、愛知県は名古屋。

やる度に思うんだけど、輪行というのはいい。
これから始まる旅の気分を否が応でも盛り上げてくれるのは当然として、
輪行袋を肩に下げて駅のホームに立ってるだけで、ちょっと旅の上級者っぽく見えてしまう。
ましてそれが新幹線のホームだと尚更である。
そう見えたからどうなんだって話なんだけど、気分良くてより一層楽しくなってくるのは事実じゃん♪
姫路駅で乗り換え待ちの30分を合わせても、4時間弱で名古屋に到着。
新幹線があることによって日本の中がより近くなってると思います。
とってもありがたいこと。

「ふぉっふぉっふぉ・・よう来たみゃあ」
名古屋と言ったら名古屋城です。

でも年末にじっくり中を見学したばかりなので、今回は外からちら見だけ。

鳥取と同じく周りの桜はほとんど散ってしまってましたが、桜色の絨毯も悪くはないです。
名古屋市役所 かっこいいし、名古屋”らしい”

なんだかんだとありましたが、鳥取の市役所って結局新しく作ることになったんですよね?
今のは随分古くなってるし、どうせいつかは建て替えなきゃなんないしで、建て替え自体に反対ではない。
でも100億だっけ? そんなお金掛けてただの四角い建物を造って、「最新の設備が満載です」なんて全くひねりがないのなら反対。
そんなのだったら誰でも考えれるし、何よりセンス無さすぎて超絶ダサい。
どうせなら地元の人が誇れるような、それでいて誰が見ても鳥取らしいの死ぬ気で考えてぬいて下さいよ。
高速道路の高架の下を走るR41号で北上していけば小牧市に入ります。
小牧と言えば、秀吉 vs 家康(&織田家)の戦いの舞台となった小牧山。

こちらも桜色の絨毯。
予想外にしんどかった道をヒーコラと押し歩いていけば頂上に織田信長が住んでた小牧城があります。

でもこれは近年に再建されたもので、城ではなく小牧市の歴史館。
地元で言ったら河原城みたいなもんです。
さ、そろそろお腹が減ってきたのでこの辺りでお昼にしましょう。
名古屋から走ってきてやたら目についたのが「台湾まぜそば」という文字。
食べたことのないものを食べれるのも旅の醍醐味、当然この店を探す。

混ぜかけて「やべっ」と気付いて写真撮ったので卵黄とか崩れてますが、食べて納得。
これはなかなか美味いし、おそらく辛いのが好きな人はクセになると思う。
ただし食後のニンニクとニラの臭いがけっこうパンチ効いてるw
仕事だったり人と会う予定がある人はにんにく抜きにしましょう。
にんにく臭を撒き散らしながら、再びR41号でさらに北上。

いつの間にか青空が広がってます。いいよいいよー。
この時期の天気は不安定で、雨の中を走るのもある程度は覚悟してたけどこれである。
晴れ男とまでは言いません。でも少なくとも雨男ではない、と確信しました。
愛知県の北端、犬山市へ。

犬山は「尾張の小京都」と言われる歴史ある町で、こういうとこはかなり好み。
そしてまたお城です。

これは本物・・・どころか「国宝」の犬山城。
江戸時代までに建てられたのが残る現存天守12城の中で最も古いお城です。
案外こじんまりとしたお城なんですが、いいですねここ、建物としての美しさがある。
このお城には当然中にも入る。なんてったって国宝ですから。

入口を入るとまず目にするのが、もはや梯子と言ってもいいくらいの、急勾配な階段。
ここだけでなくて最上階までずっと急階段。
一見すると便利悪そうなのに、なんでこんな造りになってんでしょ?
当時どういう意図でこういう風につくられたのかは分かりません。
でも現代では 急勾配の階段 = ○ンチラスポット
あくまで不可抗力ですが、水色のが見えました。
まあまあかわいい顔した中国人観光客でした。
天守閣より

遥か彼方まで続く濃尾平野。どんだけ広いねん。
名古屋に来ると毎回街の広さに圧倒されます。

これから向かう方向。
手前の木曽川を渡ると岐阜県に入ります。
今回はずっと見所が続いてたから良かったけど、交通量の多い街中で更に平坦な場所ってのは、楽だけど面白味が足りない。

だけど岐阜県に入ると一気に雰囲気が変わって、なんとなく慣れ親しんだような雰囲気になる。
失礼かもしれないけど、岐阜ってどうやっても都会ってイメージが無い。
でもそれは鳥取も同じで、だからか親近感というか、とても居心地の良さを感じるのです。
路肩が狭いとか、舗装が荒れてるとかってあっても、こっちの方が走るには楽しい。

ほほう・・・。
うだつのあがる

「いつまで経っても うだつのあがらない 奴だ」
そんなセリフを言ったとか言われたとかって経験はなくても、その意味くらいは知ってる。
ぱっとしないとか、良くならないって意味なんだけど、そもそもなんで”うだつ”って言うの?
その答えがこの美濃の町並みにある。

この屋根の単部にある瓦葺の軒というか束というか、それのことをうだつと言うらしい。
うだつとは、火事になったときに隣に燃え広がるのを防ぐ「防火壁」です。
当時の豪商が競って家の両端にこのうだつを上げた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、出世するとか裕福になる=うだつがあがるという事らしい。
身近にある日本語の語源にこんな場所で触れる。面白い。
美濃橋

現存する最古の近代吊橋だそうです。
「最古」の「近代」ってのが相反する表現なので思わずツッコミ入れたくなるけど、なんかかっこいい橋。


20人・・・・お相撲さんが20人でもいいんだろうか・・・

この橋が架かってる長良川は、静岡の柿谷川、高知の四万十川とともに日本三大清流といわれ、確かに水が青々としてました。
水が綺麗な川には命が溢れ、鮎が昇ってきたり、岩魚が泳ぐ。そして上質な鰻が採れる。
さらに綺麗な水によって美味しい豆腐ができ、美味しい蕎麦が、そして美味しいお酒ができる。
つまりこの辺りには美味しい食べ物が溢れてるってわけ。
長良川に沿って30kmほど北上していくと、本日の宿である郡上八幡の町です。


美味しいものがたくさん~なんて言いながら食べてるのは焼き鳥です。
水が綺麗とかあまり関係ない食べ物な気がします。
だって基本焼き鳥食ってれば幸せなんだもん。それにビールがあれば生きていけます。
焼き鳥が~とか言いながら、一番美味しかったのは写真の飛騨牛でした。
勢い余って合計8本も食べました。
お腹がいっぱいだった気がしますが、店を変えて蕎麦食べました。

この蕎麦、なんかやたら美味かったぞ。
考えてたように水がいいからなのか、それとも旅先なのがそう感じさせたのか、
はたまた、ただ単にのど越しがいい二八蕎麦だったからなのか、それともアルコールが入ってたからなのか・・・
うん、なんでもいいじゃん。
結局蕎麦の味とかよく分からねーんだなと。
今回の旅で目指した場所というか、見たかった場所は翌日から始まる。
その為の”準備”的な一日目だったけど、思いの外、見るとこがたくさんで楽しめました。
知らない場所、初めて食べたもの、見た事ない景色、そして旅に出た高揚感。
いろんな経験や感情を胸に初日の夜は更けていきました。
読んでくれてありがとう

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ぐりおさん、もうすっかり旅の達人じゃないですか!
輪行袋の自転車担いで列車に乗り込む、このワクワク感たまりませんね。
随分昔ですが20代の頃を思い出してしまいました。
この続きが楽しみです。
名古屋へはたまに行っておられる感じですね。そこから南へ50km程で鈴鹿です。(^^)
続き楽しみにしてますね。(^_^)
ライスピ君はなんだか写真にスッと溶け込んで見えますねw
曇りだと同化しそう♪
ぐりお焼き鳥10選が作れるんじゃないすか(^_^)/
今更ですが、やっぱりぐりおさんの行動力はスゲェ!
んでもってライスピ、絵になりますねー
変な気を起こしそうになってヤバいです(;´∀`)
奇しくも今日のお昼はコンビニの台湾まぜそばだったのでスゴく侘しくなりましたw
名古屋は毎年のように出張いってるんですが、いつも駅前を素通りするだけなので城とかうだつとか凄く勉強になりますw
私もうだつあげて上がりのチタンバイク欲しい…
雪景色と合掌集落、そしてもしやの伊吹山クライムにも期待してます!
必要なものとか手段の無駄がなくなってきて、何かとスムーズに事が運ぶようになりましたね。
旅は輪行がいいですね。
今回改めてそう思いました。
ってまあ、今回は雪山がテーマだったので豪雪地帯の中部北陸を目指した次第です。
三重には今年中には必ず伺いますので、その節はよろしくお願いします。
説明で「大変老朽化して危険です」って堂々と書いてあるとこもかっこよかったっすw
無塗装のチタンってどんなとこも似合います。
どんな色のパーツも似合うし懐が深いっすね。
あ、遠慮しないで変な気起こしちゃってもいいですよ。
ディスクのチタンとかかっこ良すぎるじゃないっすかw
コンビニにそんなおにぎりがあるんですね、いますぐ買いに行ってきます!
もっぱら錦3丁目とか栄3丁目とか・・・えっ?w
>私もうだつあげて上がりのチタンバイク欲しい…
マルコさんは十分にうだつあがってると思います。
だって何台持ってるのかをまず数えた方がいいですよw
まさかの伊吹山って・・・ あそこヒルクラ大会以外自転車走れませんからw