考えることと作業を分ける

コンサルの仕事において考えることと作業することは分けたほうがいい。

考えるのは、ストリーを考えたり、分析内容を決めること。数字の入っていないスライド作り。

その後作業でひたすらデータや情報を集めたりする。

このループを繰り返すわけだが、コンサル業務に慣れるまで考えながら作業するために、目的外のスライドができたり、気がついたら不必要なデータを集めてしまったり、最後にストリーを大転換しなければならない。

最初にストリート言っても分からないよ、と思われるかもしれないが、仮のストリーがないと何を分析していいのかわからないはず。ストリーがなくても分析できるのは、自分がおぼろげながらもストリーを持っているのである。

例えば、市場規模のデータをまず集める人がいるとする。なぜ？市場の成長率が何らかの論点になりうることを仮に思いついているのである。

これを最初に明確にしておけば、作業の手間が少なくなる。

ワードでストリーを書く人。エクセルで段組しながらする人。パワーポイントのヘッダーと箇条書きだけでするひと、紙をスライドと見立てて鉛筆で作る人。

やり方はさまざまある。