生産性向上＝仕事ない？

新聞一面のネットパワーの記事をみたりして、実はようやく１０年以上前に議論されているネットによる生産性の向上が目に見えて現れているんじゃないかと。

このままネットが日常に進化すれば大幅に生産性は向上する。人々の仕事はなくなる、なんて議論があって、結局結果がでないうちにあんまり関係ないんじゃないかってくらい、話題にならなくなった。

でも日本とか市場が成長しない中で、生産性が上がったら仕事が減る。だから今の失業率は高い。リーマンショックがなくても今が普通なんじゃないかって思います。

コミュニケーション一つだってメールがあり、携帯があり、SNS、Twitterがあれば実際に人と待ち合わせして、雑誌を見たり本を見たり、レストランで食事しながら話す必要もない。そうするとやっぱり仕事が減ってきてるんじゃないかって。

今まで人口が増えていたから生産性が向上してもなんとかなってきたけど、これからはそうはいかない。

移民だ、女性の力だ、うんぬん議論しているけど日本にそんなに仕事ないんだよって。そうなると格差なんて議論してるけど、再配分以外埋めようがない。

そうなると仕事シェアするか、仕事することが前提じゃない社会を作らなきゃいけないのかもしれない、または全員ワークシェアリングで企業は売上に応じてある一定の従業員を雇わなくてはいけない、なんてルールもできてくるかもしれない。

いずにれしろ低成長・無成長時代の社会って根本的に考えなおさなきゃいけないんじゃないかと思います。２０５０年頃には地球上で人口成長が止まると世界的な大転換が必要です。

なるようになると思いますが、なんとなく最近妙に気になることです。