最近発売された問題解決の本を読んでいて、決定的に欠けているものがあることに気がついた。「ありたい姿」「理想形」だ。
現状をいくら分析しても問題は出てこない。問題は理想と現実とのギャップによって始めて出てくる。
例えば、あるプロジェクトで「プロジェクトの決定で親会社の干渉を受けるのは問題だ」と言う人もいれば「親会社との関係を変えることは考えていない」と言う人がいる。前者は親会社を抜いた状態を理想形としているので、現在の親会社が干渉することを「問題」と捉えることができる。後者では理想形と現状が同じであるために「問題」としては捉えられていない。
理想形の正しい、誤りはここでは議論しない。ただ理想形なくして問題なしなのである。したがって問題解決能力で一番必要なのは理想形を作ることだ。
問題解決はいっそうのこと現状分析より、理想形策定から始めるべきだ。
現状をいくら分析しても問題は出てこない。問題は理想と現実とのギャップによって始めて出てくる。
例えば、あるプロジェクトで「プロジェクトの決定で親会社の干渉を受けるのは問題だ」と言う人もいれば「親会社との関係を変えることは考えていない」と言う人がいる。前者は親会社を抜いた状態を理想形としているので、現在の親会社が干渉することを「問題」と捉えることができる。後者では理想形と現状が同じであるために「問題」としては捉えられていない。
理想形の正しい、誤りはここでは議論しない。ただ理想形なくして問題なしなのである。したがって問題解決能力で一番必要なのは理想形を作ることだ。
問題解決はいっそうのこと現状分析より、理想形策定から始めるべきだ。