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saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

金剛山・黒栂谷道からカトラ谷へ

2023-07-23 11:38:18 | Weblog

7月20日(木)梅雨明けの空は明るく湿度も少なく快適な朝です。もう少し足が信頼出来たなら沢へでも行きたいが、水に入れば体力の負荷は二倍だ・・・(思いとどまれ!)。それなら、水に入らなければ良いのか?・・・、適当なAlternativeがあるかナ~。金剛山の沢で何とか行けそうなのは・・・?トカラ谷ダ~!
2017年と18年の台風・豪雨で大規模崩落が発生したと聞いていたが、あれから5年も経って、多くの人が入谷しているハズだ。踏跡もしっかり付いているだろう、F3の高巻にもフイッツクスロープ設置されたと聞いている。時間をかければ、何とか登れるはず(甘い判断だァ~)。思い切って家を後にした。
トイレと足洗い場がある駐車場から黒栂谷道へむかう。10時近くなった林道に人影もなく、蝉時雨だけが聞こえていた。流石に暑い!カラスに“アホウ、アホウ”叫ばれて黒栂谷を離れ、道を右へ大きくカーブしてカトラ谷の入口に着きました。

ガクアジサイの美しさとF 1の滝風の涼しさに、しばし癒されました。F 1は落差2㍍程度の小滝ですが右岸高巻にフイッツクスロープが設置されていました。
F 1の上流は以前と変わらず穏やかな清流でした。沢の上空は、やや明るくなった様に感じました。3㍍の斜瀑F2は簡単にできた直登も今では、もう出来ない。少し手前の小道を左岸にエスケープして林の中に入りました。樹林の斜面にギンバイソウ(銀梅草)の花が咲いていました。以前に見たときに比べ、群落が小さくなったような気がした。ギンバイソウは多年生の植物と聞いているが、大峰山脈の大群落は今も健在だろうか?
再び沢の流れを右に左にと渡り返し、上から崩れて来そうな左岸の道を斜上して、私には最難関のF3(落差5~6㍍ほど)の高巻に入る。聞いていた通り、梯子の下まで、幅広いテープとフイックスザイルが設置されていて、安全に通れましたが、その先の梯子が古くなっていて、鎖を頼りに注意して登りました。滝頭から上の沢は倒木だらけでしたが、幸い上手く通れるような踏跡があり、枝沢を右にすると以前の水場に出られました。

湧き水で喉を潤し、元気を出して登って行くと谷の崩落止めるため、鉄柱にフェンスが張られていた。谷筋にも踏跡がありましたが、右岸の小尾根の踏跡を選び辿ってゆくと、5月初旬にニリンソウで覆われる丘陵にでました。ここで珍しい黄色ツリフネソウを見つけました。少し荒れていましたが、山頂への急登もフイックスロープも以前と変わりませんでした。

“死にそこないのジジイ”には“地獄詣で”の厳しい登り、青息吐息で頂上広場に座り込み、しばらくは動けませんでした。ようやく落ち着いてハッと気がついた、“ケーブルが無くなった”のを忘れていた~。“ア~ツ、下山はドナイすんねん”!
最短距離の“毎日登山道?”をホンマに “死に死に”状態なって数段ごとに休み、休み、ヨタヨタと駐車場にたどり着きました。(小さな写真はクリックで拡大します)

「川迫川渓谷」遊歩道を歩く

2023-07-03 12:06:56 | Weblog

本当は、もっと早い6月中旬、ベニバナヤマシャクヤクが咲く頃、観音峰に行きたかったが、脚に自信が無いのに未練たらしく、グズグズしている内に時が過ぎてしまった。
台高山脈や大峰山脈の沢には“岩躑躅”が咲くころである。勿論、沢に入ることなど、望むべくもないが、川迫川渓谷の散策路なら何とか歩けるだろう。
7月2日(日)朝から雲が多いようだが今日の天気予報は“晴れ”になっている。西と南の空を眺めで見たが、雲は比較的薄い、これなら大丈夫、雨は降らないだろう。2年以上も行ってない天川川合を目指して出かけました。弁天淵橋の近くのスペースに車を置いて、川合の発電所の方へ少し戻って弁天ノ淵を対岸から眺めてみました。以前、写真教室で訪れた懐かしい撮影ポイントです。イワツツジが咲き、流れが揺らぐたび、水の色が瑠璃色に変る中、群れ泳ぐアマゴの姿は以前と変わらぬ感じでした。

弁天淵橋を渡って、すぐ左の「川迫川渓谷遊歩道」へ入ります。少し、足元が濡れるところや小沢の飛沫を横切って、新緑が綺麗な木陰の道をゆく。カツラの古木など何度も眺めた景色なのに新鮮でした。飽きることない川迫川渓谷を眺めながら、関電吊橋を過ぎると、渓谷が視界から少し外れるようになって、道の右側から岩が迫るようになります。

昔の展望台跡を過ぎ、吊橋を渡りたら白倉谷への林道に出合う。道を少しくだってR309に出合うと右へ行けば“みたらい渓谷”の出合から弁天淵橋の車に帰ることができる。もう少し頑張って、熊渡のトサカオ尾吊橋跡まで行って“万ノ水谷”の隠れ滝を見て帰ることにしました。ここも、何度も撮影した事のある滝ですが・・・・。

頑張って歩いてきた“隠れ滝”は飛沫を光らせて期待した通りの姿で迎えてくれました。(小さな写真はクリックで拡大します)

吉野山の紫陽花

2023-06-26 17:57:47 | Weblog

6月24日(土)あまり良い天気とは言えないが梅雨時なので仕方ないか・・・、吉野山の“紫陽花祭り”の間に行きたいと思いつつ1日延ばしにしていたが、この日、思い切って出かけました。
久しぶりに上千本の花矢倉から吉野山の新緑を眺め、それから如意輪寺へ向かいました。かつて写真教室の皆さんと何度か訪れたコースを五郎兵衛茶屋付近まで行って、紫陽花の綺麗なところ見つけてきました。
     
以前、金峯山寺の近くで珍しい紫陽花の咲くのを見た覚えがあったなァ~と、おぼろげな記憶をたどって、誰も居ない金峯山寺へとたどり着きました。
       
最終目的地の “下千本の七曲り”は見頃の紫陽花が見頃を迎えていました。思ったほどの人出でもなく、照ったり曇ったりの天気でしたが、遠くに山々を望む事もできて良い一日でした。

(小さい写真はクリックで拡大します)

「和佐又ヒュツテ」にオオヤマレンゲを訪ねて

2023-06-20 17:43:41 | Weblog

6月19日(月)梅雨の晴れ間、和佐又山のオオヤマレンゲがその後、どうなっているのか気になって見に行きました。和佐又ヒュツテの再建中という事もあって、前の和佐又ヒュツテの主人がイノシシを育てていた場所(旧第三駐車場)から歩くようになっていました。
和佐又のオオヤマレンゲは “フォトクラブ大峰”とも縁があります。和佐又ヒュツテを拠点にしていた頃、ヒュツテの主人が“皆が年を取って大普賢に登れなくなった時にも観られるように”と大普賢岳から実生の苗を持ってきて、育ててくれたものです。
今では大な木になりましたが、手入れする人が居なくなって、鹿よけフェンスも傷んで、下に生えていた幾種類かの蘭やベニバナヤマシャクヤクの花も無くなった様でした。救いはオオヤマレンゲが幾つかの花をつけ、まだ生き残っていたことでした。和佐又ヒュツテ前の広場も、この季節には鬱蒼と茂ったススキノ草原にヤマユリの花が咲き乱れていのですが・・・・。今はバイケイソウが幅を利かせ、苔の様なもと雑草が生えるだけになっています。
     
オオヤマレンゲの横から和佐又山へ老骨に鞭打って登ってみました。山頂は以前、雑木が切り払われ、眺められた行者還岳、弥山・八経ヶ岳の稜線は樹木の生長で展望が無くなっていました。僅かに大普賢岳の頭頂部が覗くのを眺めて、和佐又のコルへ下りました。和佐又のコルでは、美しい青空と昔と変わらぬ椅子、サラサドウダンの花が迎えてくれました。
“見返り台地”の坂口圭正氏(奈良山岳会)のレリーフが、すっかり大木になった桜の並木に囲まれ、涼しげに和佐又山を見上げていました。
    
オートキャンプ場がある、かつての“こまどりヒュッテ跡”まで来ると、ツタ紫陽花が絡まる大木(以前はモモンガが居たが・・・)に“展望台の様なもの?”が建てられていた。ここから工事中の新しい和佐又ヒュツテの全容が眺められた。和佐又山に見送られ明るいブナ林の舗装路を下って駐車場へもどりました。(小さい写真はクリックで拡大します)



奈良百遊山『貝吹山』へ

2023-06-14 15:58:25 | Weblog

6月4日(日)初めて“牽牛子塚古墳”を訪れた。良く整備された丘陵公園に相応しく、音羽三山から大峰山脈前衛の山々が広がっていて素晴らしい景色でした。
地形図をひろげてみたら、奈良百遊山の一つ『貝吹山』山稜の東端に位置することに気が付いた。当然、貝吹山の山頂につながっていると考え、稜線とおぼしき尾根を探し、山仕事の作業道へ入ってみた。道の途中に獣除けフェンスが設けられ、その先が山道になっていたので、辿って見る事にした、少し先へ進むと左に「益田岩船」への道標がでてきた。
この道は主稜線から東へ延びる支尾根にむかっているが、途中で主稜への分岐があるだろうと考え先に進む。2~3の倒木と小沢を過ぎると西へ下る分岐にでた。主稜への分岐を見逃したのかも知れない。
ここまで来たのだ、ついでに「益田岩船」を訪ねてみる事にした。竹林に囲まれた巨石の前には、先客のトレランの人達が15・6人ほどいた。リーダーと思しき人に『貝吹山』へのルートを訪ねたが、この山稜の事は知らないらしく、見当はずれの答えが返ってきた。
 
「益田岩船」から引き返す途中、注意していたが作業道に変わるところまで、それらしき踏跡は見当たらなかった。そこで最初の「益田岩船へ」の道標から主稜の140㍍コブを目指しで分け入ってみた。踏跡の名残り?と思える様な痕跡はあるが、途中で引き返してきました。
 6月6日(火)午前中は曇りの天気だったので、白樫の南妙法寺町から『貝吹山』への最短コースから山頂にでて、“牽牛子塚古墳”への縦走が出来ないか、踏跡は残っていないのか、調べて見る事にした。南妙法寺町の集会所に車を置かせて頂き、登り口を教えて頂き、貝吹山山頂(標高210㍍)に登ってみた。
低山ながら、北から北東、及び南に展望が開け、二上山、金剛・葛城山など展望がひらける。生憎の天気で小雨がパラツキ、山に霞がかかり展望は得られなかった。“牽牛子塚古墳”へ踏跡の可能性も見極められず、往路を引き返すことになった。
        
 6月11日(日)梅雨時なので雨さえ降らなければ・・・と思い、今度は千塚古墳公園からのコースを調べて見ようと、出かけました。 “貝吹山丘陵”西端の北越智町から縦走できたら橿原神宮の畝傍山~千塚古墳公園~貝吹山~牽牛子塚古墳を繋ぐコースが出来るのでは?・・・・。そんな、甘い考えを持って出かけたが、地元の方から“昔は北越智町から貝吹山へ登る道はあった”が過疎と高齢化で山へ入る人も無いので道も消滅した。
ネットで紹介してる道も、「今は、千塚古墳公園から貝吹山へ登る道は“地蔵峠”からの道しかない」と云うことでした。“地蔵峠”へは「桝山古墳(崇神天皇陵)」の北側から南東へ巻くように集落の道を行き、古墳の正面から南へ続く農道をゆく。少し高くなった山畑の十字路から右に見える獣除けの冊を通って、山道に入る。

    
左の竹林に“獣罠”をみたら程なく地蔵峠に着く。“貝吹山へ”の道標と細いフイックスロープ?が数本ある。ここから取付き、約80㍍程の標高差を登り、草が茂るコブを絡み下ると6月6日に登った南妙法寺町からの登山道を左から迎えて、山頂へとむかう。山頂からの展望は今回も曇天で“お預け”だった。
帰路、“地蔵峠”近くで大和高田市から来たという若者に出合った。人に出会う事も稀な静かな山歩きがでるコースだ、晴れた日に出直して来るとしよう。(小さい写真はクリックで拡大します)


ヒマラヤの“青いケシ”を求めて六甲山へ

2023-05-27 15:17:39 | Weblog
ヒマラヤで出えなかった幻の“青いケシ”の花を見たくて六甲高山植物園へ行きました。開花したと聞いて5月9日(火)早朝、カメラ機材を持って、奈良の自宅を後にしました。
車、電車、バス、ケーブルを乗り継ぐこと6度、ようやく辿り着いた六甲高山植物園。開園時間ちょうどに合わせて入園。窓口で花の咲いている場所を尋ねると、misérable!「昨日の雨で散りました」と云うのだ。“開花した“でわなく、1輪さきました!とネット上には書いて欲しかったナ~。
常連さんらしい三脚持参の方を見つけ、ホントの例年の開花時期、花の咲く場所をたずねると、例年なら5月20日~6月10日位に見頃を迎えるが、ネット上の写真の様に群落で咲くことは皆無!精々多い時で5~6本が咲く程度だ、と教えて頂いた。この日は“青いケシ”の花に出合うことは出来なかった。仕方なく12時に元町へ行って、本場の“小龍包”を賞味、帰宅。
 
因みに、ヒマラヤの“青いケシ”に関しては、エベレスト街道、アンナプルナBC、ランタン谷などでも見つけられなかったが、中国の四姑娘山の山麓で、もう少し紫色が濃い花を見ることができたが、種類が異なるものだった。その時、黄色や赤のケシの花も見ることができた(〇枠の写真)。
その後、写真仲間のT氏が六甲高山植物園へ季節ごとに訪れて、花の苗を買っている、と云うことが分かった。彼が15日(月)に訪れたときには、咲いていたと教えてくれ、22日(月)に同行して貰えることになり、再訪しました。


10本足らずでしたが、“青いケシ”は見事に咲いていました。訪れる人の数も増え、賑わっていました。クリンソウは今を盛りと咲き誇り、ニッコウキスゲの花にも出会え、山へ行った様な気分に浸る事ができました。
(小さい写真はクリックで拡大します)

栃原岳から梨子堂

2023-03-28 18:15:22 | Weblog

3月19日(日)晴れ、上栃原旧バス停跡の正面が栃原岳への登山口がある。立派な石の大鳥居があり、山頂には猿楽発祥の地と伝えられる波比売(はひめ)神社が祭られている。
登り口の手前に小さな石の道しるべが「左くまの右五条」を示している。ここから山頂まで舗装路が続いている。大きく道がカーブすると両側に小さな梅林あって、ほのかな花の香りが清々しい。やがてシダが生える道を登って行くと、無線中継ANT塔が建つている展望台に着く。
      
展望台からは南から西に展望が開け、和歌山方面から金剛・葛城の山々が一望される。ここから杉の古木が立つ坂道を上がれば天平11年創建と伝えられる波比売神社拝殿の前にでる。栃原岳の山頂が拝殿になっていると聞いている。由緒ある神社に参拝したら来た道をもどるとしよう。
上栃原旧バス停跡までもどったら道を左へ200㍍程進み、樺の木峠の祠の前にでる。ここからハイキング道である。民家の前を通ってフェンス沿いにゆけば「里山ハイキング」の道標がある。小さな杉林を抜けると梅林が広がり、その先に龍門岳、高見山などの展望開ける。更に少しさきの民家に脇までゆくと、梨子堂の集落を一望することができる。もう何年も見なかった風景だが、今も変わらぬ桃源郷の様な眺めである。
    
梨子堂の村の十字路まで下りてれば、梅の良い香りいっぱいに包まれる。ここから広橋峠の梅林へは十字路を左に上り坂を選べばよいが、車を波比売神社の鳥居近くに置いてきたので今日は、ここで満足して戻る事にしよう。(小さい写真はクリックで拡大)

広橋峠・梅の花情報

2023-03-03 16:57:06 | Weblog
広橋峠の梅が見頃になるのは、早い年で3月16日前後、遅ければ春分の日頃ですが、甘樫丘の梅が見頃になったので2月28日(火)広橋峠へ様子を見にでかけました。
売店下の駐車場には水溜まりを避けて3台が駐車していた。そこから見上げると紅梅が咲いているのが見えた。早咲きの枝垂白梅の他には、まだ白梅は咲いていないと思ったが、売店休憩所まで行ってみた。売店裏斜面の福寿草は例年通りに咲いていた。
     
ついでに毎年、梅の実を分けて頂くお宅を訪ねたら丁度、主人が出て来られるところだった。「今年もイノシシにワサビの葉を喰われた」と言っておられ、今年も売るもの無いという。期待外れになったが天気もいいので、咲き残った山茶花や満開のマンサクが美しい道を少し、散策して帰ることにしました。(小さい写真はクリックで拡大します)

吉野山奥千本の紅葉

2022-11-26 11:51:20 | Weblog

今日(11月11日(金))は良い天気のようなので、吉野山奥千本の紅葉が綺麗だと聞いて出かけてみました。三脚も持たず、空身に近い軽装で電車を利用のうえ、青根ヶ峰の南山麓までタクシー利用と言う軟弱ぶりで、ここから愛染の宿、苔清水、西行庵と下って行く事にしました。
遠く奥高野の山々を望み、青根ヶ峰の西側を巻くように下って、愛染の宿にある東屋でティータイム。(と言えば聞こえは良いが( ^ω^)・・・)
ここから西へ山腹を絡む様に進み、新しく植えられた桜の幼木が植えられた坂道をくだると、芭蕉の句が残る “苔清水”に着きます。平坦になった道の先が奥千本の広場になっていて、休憩所と “西行庵”が“あります。紅葉が西行庵を包み込むように”三段染め”になって美しい。周囲は手入れされた吉野杉の林が眺められ、撮影スポットになっています。
     
しばらく、眺めを楽しみ、西行庵を後にして金峯山寺への急坂を手摺にしがみ付いて上がり、滑りやすい奥駈道分岐から境内の坂を奥千本口バス停へむかう。
鳥居から真っすぐ伸びる林道をあるき、紅葉が燃える様な高城山へと登りました。ここからの展望は西に金剛・葛城・二上山から生駒山系、東に高見山を木の間に望めます。更に、広場の北端からは百貝岳や青根ヶ峰を望むことができます。
    
展望に満足して、再び林道へもどって上千本へと向かいました。途中、水分神社に立ち寄り、花矢倉を経て、七曲りから中千本をくだって、蔵王堂へ行きました。

来年4月末に「フォトクラブ大峰」が創設35周年写真展を予定している吉野山ビジターセンターの聚法殿を覗いて、蔵王堂にお詣りして帰りました。(小さい写真はクリックで拡大します)

高取山の紅葉

2022-11-23 10:45:23 | Weblog

高取山の紅葉は、まだ少し早いかも・・・と思いながら、11月19日(土)紅葉の様子を見に行きました。横着して、壺阪門口に一番近い八幡神社下まで車で行きましたが、まだ午前中の9時なのに片側駐車スペースは駐車する車でふさがっていました。ここから先、“七つ井戸”への林道は通行止めになっていました。
仕方なく林道を引き返してNTT中継アンテナ近くの駐車スペースに置いて、壺阪門登城口まで歩きました。壺阪門跡までの人工林の道は荒れていて、かなり歩きにくい道になっていました。
    
二の丸公園の東屋付近の紅葉は、まだ少し早い感じでしたが、“巽高取 雪かと見れば・・・”の石碑から三の丸跡、上の門跡付近は紅葉が始まっていました。
本丸跡広場は紅葉が見頃の木もあって“三段染め”が綺麗でした。吉野山、大峰山脈方面の山並みは霞んでいて、あまりハッキリしませんでした。基本測量点かある最高点など一巡して昼近くになると、人もドンドン増えてきて、上空に雲が多くなり出しました。
       

今年は、やはり“城祭り”の23日頃に訪れるのが最適期かも知れないナ、と思いつつ、二の丸公園までもどって、“七つ井戸”から林道への道を下り、帰りました。(小さな写真はクリックで拡大します)