saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

三峰山再訪

2016-05-18 15:39:02 | Weblog
5月18日(水)大和茶の茶摘み直後、茶畑と棚田の撮影に行く予定でしたが、行かなくてもよくなったので、14日(土)に訪れた三峰山を再び訪れることにしました。朝焼け狙い!、気温が下がれば櫛田川の水蒸気が飯高方面に“雲海”を作るかも?…。そんな甘い期待を抱いて午前4:00登山口を出発。気温8度℃、比較的温度は低いが雲が上空を覆ってるような…、イヤ~な気配…。5:30山頂に到着したが曽爾方面の山々がわずかに霞んでみえるだけ、八丁平から南を望めば、台高山脈上空から東へ前線のような黒雲がひろがっていた。やがて、それが見る間に霧となって流れ込んできた。朝焼けも雲海も、まさに“雲散霧消”寒さに耐え、満開寸前となったシロヤシオ古木の撮影をすませたら、北側斜面で、しばしツエルトをかぶって、太陽がでるのを待ちました。
薄陽が射すとツエルトの中は小春日和、8:50霧が消えた。眠気を振り払い、外へ出ると青空が広がっていました。“ブヨ”だらけのツエルトをたたんで、満開のヤマツツジやシロヤシオ、新緑と青空の色彩を独り占めしたあと、山を下りました(小さい写真はクリックで拡大します)。

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三峰山のツツジ紅白咲き

2016-05-14 17:10:25 | Weblog
5月14日(土)昨日、奈良山岳自然ガイド協会のⅯ氏から“大蛇”付近の石楠花が満開に近い状態に咲いてるスマホ写真を見せられ、慌てて朝から三峰山へむかいました。例年、20日前後に行けば良いのだが、今年は花の開花が何処も早いし、大蛇の標高から考えると同じツツジ系だから…と考えたのですが、三峰山主稜線のシロヤシオは蕾の状態、八丁平の鞍部付近では、古木の蕾が白く膨らみ、あと4~5日で全て咲きそうな感じでした。
例年、少し早めに開花する八丁平の南尾根では、ただいま咲きました!という感じのヤマツツジが見事な色彩を見せ、咲き始めたシロヤシオと紅白咲きが青空に美しく映えていました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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伯母ヶ峰のアケボノツツジ

2016-05-09 13:10:05 | Weblog
5月8日(日)GW最後の休日、天候は晴れ。今日は「フォトクラブ大峰」の吉野熊野国立公園80周年記念写真展の撤収日だが、撤収は16:30からと云う事で、午前中は伯母ヶ峰ヘアケボノツツジと新緑のブナ巨木を撮影に行きました。
2~3日前、江馬小屋谷から白倉山方面へ出かけたT氏の情報では、標高1,100㍍付近が満開だったとのこと、馬ノ鞍から山ノ神方面ヘ幕営撮影会に出かけた「フォトクラブ大峰」の主力部隊からも同様の情報を得ていたので、例年なら時期的にベストタイミングなのだが…、何処も、今年は少し花の開花が早いのでちょっと心配。急坂を直登、つり尾根鞍部へ着いたら、やはり“悪い予感は当たるもの”花が散り敷き、ほとんどの木は盛りを過ぎていた。ブナの新緑と青空の美しさに気を取り直して、伯母ヶ峰ヘ向かいました。僅かに咲き残った花の下で、少し早いランチタイムの後、鞍部へ戻りましたが“こんな激下り降りたくな~イ!”という多数派意見に従い、15分で帰れるところ、1時間かけて、縦走尾根の林道から大台ドライブウエイを戻ることに…、ピッタリ下山予定時間14:00に下山、16:00には吉野山へ到着。無事、撤収を完了しました。因みに、写真展の入場者数は4,000名近かったとの事でした。期間中、ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。(小さい写真はクリックで拡大します)

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金剛山のシラネアオイ

2016-05-02 11:34:50 | Weblog
5月1日(日)金剛山へ“ニリンソウ”の撮影に行ってきました。立ち寄った「ちはや園地」ではシャクナゲの開花がはじまっていましたが、個体差があるのか散り初めもありました。シラネアオイは花数は去年より少ないですが、ちょうどタイミングが良かったようで、満開!、色彩が素晴らしく美しく、新緑の森とのコラボレーションが見事!2時間近くも道草をしてしまいました。
大型連休中のしかも日曜日、山頂の広場は超満員でした。団体登山が圧倒的に多いカトラ谷でしたが、若い夫婦の子供連れにも何組か出会いました。遠い遠い昔、キスリングの上に子供を載せて雷鳥沢を登ったころの自分の姿と重なり、懐かしく、心和ませてくれました。
ニリンソウは見事に満開でしたが、なんだか今年も、ちょっと花が減って寂しげな感じがしました。団体さんの何人かは、必ずと言っていいほど“枯れ木の仕切り”を越え、お花畑に踏み込んでスマホヤやコンデジで撮影していましたので、その分は翌年、花が少なくなるのかも…、訪れる人がもう少し、足元に目を向けてくれることを願って、谷を後にしました。


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