saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

奈良中部・談山から万葉展望台

2015-07-14 18:33:58 | Weblog
7月14日(火)朝から太陽ギンギラギン!気温29度℃“梅雨明け”のような感じだが、午前中、保てば良いほうかも・・・。先日の弥山・八経ヶ岳、雨中行軍で悲鳴をあげた腰が、まだ歩くのを嫌がってるが、カメラと飲み物、軽食、着替えのTシャツのみの軽装で、先ずは多武峰へ。西口の林道分岐を右折、右の民家脇の簡易林道へ入って、談山分岐広場までゆく。風は涼しいが湿度が高いのか、既に上半身は汗でグショグショ~。“大化の改新”の前、藤原鎌足と中大兄皇子がクーデターを企んだ談山へはピストン15分程だが・・・(♪行こか、戻ろか、南稜テラス~♯♪もし、仙人が居たら軟弱デアル、行くべし!と言うだろうナ)。大汗かいて談山をピストンして御破裂山の展望台へ行って見た。桜井市の「展望100選」の看板と山座同定版があるものの、樹木の生長でほとんど見えない。因みに、大昔、この上へ登ったとき“御破裂山”と彫られた石を見たような気がするが、この柵の中の丘は藤原鎌足の墓らしく、今は入れない。(小さい画像はクリックで大きくなります)
「展望100選」から20㍍ほど戻り、西へ続く階段状の細道をくだって、増加上人廟を経て林道へでる。林道を右へ進み、北山の分岐までゆくと万葉展望台へ1kmの標識がある。これを選び左下の地道林道へ入ると、すぐ山道が分岐し、三体の石仏とベンチがある。更に林道を道なりに進めば、古い石標と大きな案内板が残る変形十字路に着く。真っ直ぐ真新しい丸木階段をあがると、5つのベンチが設置された万葉展望台。ガクアジサイが見事な花を咲かせた広場からは、大和国中を一望できました。涼しい風に吹かれてのひと時の憩いは来てよかった~、の一言です。
帰路は変形十字路の古い石標の示す“左おかでら”への道を選び、決して良いとは言いがたい山道を岡寺の集落から河原寺跡をへて、夕だちの直前、帰宅しました。

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大峰山脈・弥山・八経ヶ岳

2015-07-10 13:17:28 | Weblog
今年も“七夕さま”の日がやってきました。例年の通り“天女花”に逢いに行くことになり、「エスカルゴ山の会」の皆様とご一緒させていただきました。連日の雨ですが、当初の天気予報では7日曇り、8日晴れ後曇りだったのが台風の団体発生のため、雨になってしまいました。でも、雨をモノともしない登山愛好家が何と多いのに驚かされました。弥山小屋泊の私達はノンビリユックリですが、行者還トンネル西口には日帰り登山の乗用車がビッシリ!お迎えのバスも来ていました。弁天ノ森付近では期待していたショウキランは1本も見当たらず、嫌われ者のバイケイソウさえも咲いていなません。ホントに今年、花は全滅の感じ。弥山小屋までの登りで降りてくる人と多くであったが、皆さん“オオヤマレンゲは丁度いい時期でした”と言ってたが、同時に蕾も多いとも・・・、まだ蕾が多いようでは、やっぱり開花が普通よりバラバラか?小屋に荷物を置いて八経ヶ岳を往復した人達の話では、やはり例年より揃って咲く花が少ないとのことでした。先月末に訪れているので開花の状態は予測できたが、ちょっと残念。
8日、朝の内は雲海がでる気配を見せたが、不発におわった。高崎横手から明星ヶ岳をラウンドするという、10数人のグループを見送ってから狼平へむかう。途中、大黒岩あたりからオオヤマレンゲの花が見られ、雰囲気だけは素晴らしい感じでした。今年も“天女花”に出会えた事に感謝して、頂仙岳から天川川合へと下山しました。











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