三峰山は「霧氷の山」として知られているが、初夏、ヤマツツジとシロヤシオが同時に咲き、絶景となることは、あまり知られていない。5月20日(水)そんな絶景を求めて、人影薄い三重県側「月出の里」経由、「ゆりわれコース」登山口から三峰山を訪れました。
三重県側の登山口は、どのシーズンでも静かな山歩きができるが、コロナウイルスの影響で自粛する人も多いのだろうか、「新道峠コース」駐車場には3台しか駐車していなかった。
「新道峠コース」を見送り、「ゆりわれコース」登山口の駐車場へむかう。以前の「ゆりわれコース」駐車場は工事中で通行止めになっているが、その50㍍手前の広場が駐車可能になっている。高見山から伊勢辻山にかけての台高山脈稜線が一望できる広場には1台の車も駐車していませんでした。広場から林道を斜め前方へ横断して、標高740㍍の「ゆりわれコース」登山口へゆき、よく整備された登山道にはいる。
道は、全体的に緩やかで枝道や分岐もなく、迷うことはない。道の傍に“小さな町(1丁=109㍍)標識”が1町ごとに立てられている。登山口から、しばらくは人工林の中だが、やがて雑木林が混在するようになる。
人工林をぬけ、雑木林になると倒木の手前に‟十町の標識“と「登山口へ1100㍍」「山頂へ1700㍍」の道標がある。新緑が清々しく心地よい雑木林の山腹を絡み登ってゆくと、転石と岩屑が多い九曲折れの道になる。振り返れば落葉松と雑木の疎林に‟関西のマッターホルン“高見山が垣間見られた。
転石と岩屑が多い九曲折れを過ぎると、太いブナの木が見られるようになり、林床にバイケイソウが一面に茂る山腹を斜上する。やがて馬酔木が足元に張り出した中を通り、ヤマハハコやトリカブトかガレ地に若葉をひろげる山襞を回り込めば、新緑の梢の向こうに180度の展望が開け、八丁平への緩やかな尾根にのる。
イタヤカエデの木の間からナカノ谷を挟んで、美しい三角錐の平倉山を眺めゆけば、道の周囲はヤマツツジとシロヤシオの林になる。例年なら満開の花に包まれるが、今年は少し開花が遅れているようでした。シロヤシオも裏年だろうか?花の数が少ないように思えます。広々とした八丁平に人影は無く、三峰山山頂(標高1,235㍍)近くで2人にすれ違っただけでした。
八丁平は風が強く、雲の流れも速いので陽が射したり陰ったり。空模様は激しく変化しましたが、眼下に飯高の町を俯瞰し、台高山脈や大峰山脈が果てしなく連なる素晴らしい眺めがひろがっていました。(小さい写真はクリックで拡大します)
三重県側の登山口は、どのシーズンでも静かな山歩きができるが、コロナウイルスの影響で自粛する人も多いのだろうか、「新道峠コース」駐車場には3台しか駐車していなかった。
「新道峠コース」を見送り、「ゆりわれコース」登山口の駐車場へむかう。以前の「ゆりわれコース」駐車場は工事中で通行止めになっているが、その50㍍手前の広場が駐車可能になっている。高見山から伊勢辻山にかけての台高山脈稜線が一望できる広場には1台の車も駐車していませんでした。広場から林道を斜め前方へ横断して、標高740㍍の「ゆりわれコース」登山口へゆき、よく整備された登山道にはいる。
道は、全体的に緩やかで枝道や分岐もなく、迷うことはない。道の傍に“小さな町(1丁=109㍍)標識”が1町ごとに立てられている。登山口から、しばらくは人工林の中だが、やがて雑木林が混在するようになる。
人工林をぬけ、雑木林になると倒木の手前に‟十町の標識“と「登山口へ1100㍍」「山頂へ1700㍍」の道標がある。新緑が清々しく心地よい雑木林の山腹を絡み登ってゆくと、転石と岩屑が多い九曲折れの道になる。振り返れば落葉松と雑木の疎林に‟関西のマッターホルン“高見山が垣間見られた。
転石と岩屑が多い九曲折れを過ぎると、太いブナの木が見られるようになり、林床にバイケイソウが一面に茂る山腹を斜上する。やがて馬酔木が足元に張り出した中を通り、ヤマハハコやトリカブトかガレ地に若葉をひろげる山襞を回り込めば、新緑の梢の向こうに180度の展望が開け、八丁平への緩やかな尾根にのる。
イタヤカエデの木の間からナカノ谷を挟んで、美しい三角錐の平倉山を眺めゆけば、道の周囲はヤマツツジとシロヤシオの林になる。例年なら満開の花に包まれるが、今年は少し開花が遅れているようでした。シロヤシオも裏年だろうか?花の数が少ないように思えます。広々とした八丁平に人影は無く、三峰山山頂(標高1,235㍍)近くで2人にすれ違っただけでした。
八丁平は風が強く、雲の流れも速いので陽が射したり陰ったり。空模様は激しく変化しましたが、眼下に飯高の町を俯瞰し、台高山脈や大峰山脈が果てしなく連なる素晴らしい眺めがひろがっていました。(小さい写真はクリックで拡大します)