数日ハッキリしない天気が続いたが台風一過、秋分の日は青空と秋の風が爽やかな行楽日和となった。人が多いだろうとは思ったが、彼岸花が最盛期、今日を逃したら花は白っぽくなってしまう。今年も明日香は花が少ないように思われたので、3年ぶりに葛城古道を目指して出かけてみたが、様相が一変していました。
蛇穴(さらぎ)のT字路をすぎ一言主神社へむかったが、まだ、8時少し過ぎた時間だったのに道路まで車が溢れていました。九品寺まで歩くつもりだったが、急遽、行き先を九品寺に変更することにしました。駐車へは滑り込みセーフ!で駐車することが出来ました。
九品寺もスマートホン片手の人達が境内の右手にある“台地”に人が群がっていました。当然の事ながら花畑は“踏み散し”で何本もの踏跡が出来ていました。三脚、一眼レフを持ったアマチュアカメラマン数人が困惑気味に離れた位置からカメラを構え、人が少し減るのをまっている様子でした。
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この“台地”の古道彼岸花はガイドブック『奈良県の山』(山と渓谷社刊)の概説欄の写真に掲載されるまでは、早朝など人影は稀で、葛城古道も南櫛羅から一言主神社まで、たまにハイカーを見かける程度でしたが、インスタグラムにUPされた途端、人が増え、以前の様にノンビリ撮影を楽しみながら古道散策とは、行かない様になったようです。
境内にある石仏と池を巡った頃には陽も高くなり、暑くなってきたので、九品寺を辞しました。(
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